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保健衛生、防疫、遺体の処理等に関する活動

ドキュメント内 三浦市地域防災計画 (ページ 192-195)

第4章 原子力艦対策

第6節 保健衛生、防疫、遺体の処理等に関する活動

1 保健衛生

(1) 市は、被災地、特に避難場所においては、生活環境の激変に伴い被災者が心身双方の健康に不調をきた す可能性が高いため、常に良好な衛生状態を保つように努めるとともに、健康状態を十分把握し、必要に 応じ救護所等を設けます。

(2) 特に、高齢者、障害者等の心身双方の健康状態には特段の配慮を行い、必要に応じ福祉施設等への入所、

ホームヘルパーの派遣、車椅子等の手配等を福祉事業者、ボランティア団体等の協力を得つつ、計画的に 実施します。

(3) 市は、避難場所の生活環境を確保するため、必要に応じ、仮設トイレを早期に設置するとともに、被災 地の衛生状態の保持のため、清掃、し尿処理、生活ごみの収集処理等についても必要な措置を講じます。

2 防疫対策

(1) 災害に伴う家屋及びその周辺の清掃は各個人が行うことを原則とし、市長は、被災地の状況に応じて的 確な指導あるいは指示を行います。また、具体的な活動は第2編第3章第7節の保健衛生、防疫、遺体の 処理等に関する活動のとおりです。

(2) 市は、県の指示に基づき防疫対策を実施します。

ア 感染症予防上必要と認めた場合の清潔方法及び消毒方法 イ ねずみ族、衛生害虫の駆除

ウ 予防接種の実施

第6節 保健衛生、防疫、遺体の処理等に関する活動

1 保健衛生

(1) 市は、被災地、特に避難場所においては、生活環境の激変に伴い被災者が心身双方の健康に不調をき たす可能性が高いため、常に良好な衛生状態を保つように努めるとともに、健康状態を十分把握し、必 要に応じ救護所等を設けます。

(2) 特に、高齢者、障害者等の心身双方の健康状態には特段の配慮を行い、必要に応じ福祉施設等への入 所、ホームヘルパーの派遣、車椅子等の手配等を福祉事業者、ボランティア団体等の協力を得つつ、計 画的に実施します。

(3) 市は、避難場所の生活環境を確保するため、必要に応じ、仮設トイレを早期に設置するとともに、被 災地の衛生状態の保持のため、清掃、し尿処理、生活ごみの収集処理等についても必要な措置を講じま す。

2 防疫対策

(1) 災害に伴う家屋及びその周辺の清掃は各個人が行うことを原則とし、市長は、被災地の状況に応じて 的確な指導あるいは指示を行います。また、具体的な活動は第2編第3章第7節の保健衛生、防疫、遺 体の処理等に関する活動のとおりです。

(2) 市は、県の指示に基づき防疫対策を実施します。

ア 感染症予防上必要と認めた場合の清潔方法及び消毒方法 イ ねずみ族、昆虫等の駆除

ウ 予防接種の実施 3 ごみ処理対策

市は、大規模な災害が発生した場合、廃棄物処理施設の被害状況を早急に調査し、その状況を把握す るとともに、ごみ処理活動を行います。また、具体的な活動は第2編第3章第7節の保健衛生、防疫、

遺体の処理等に関する活動のとおりです。

(1) 被害状況の調査と把握 (2) 災害廃棄物の処理

ア 災害廃棄物処理計画の策定 イ 集積場所の確保

ウ 収集・運搬体制 エ 処理体制

可燃物、不燃物等可能な限り分別し、適正に処理します。

オ 災害後のごみ処理

(ア) 被害状況の把握と排出量の予測 (イ) ごみ処理施設の応急復旧体制の整備 (ウ) 応急収集運搬計画の策定

(エ) 応急集積場所の確保

(オ) 収集、運搬、処理の応援要請 (カ) 臨時集積場所の設定

(キ) 地域住民の協力 カ 市民への広報

(ア) 生ごみの自主保管及び臨時集積場所の周知 (イ) 廃棄物の指定場所への投棄

(ウ) その他対策上必要なこと。

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3 遺体の処理等対策

市は、遺体の処理については、適切な対応をとるため神奈川県広域火葬計画に定める「遺体の取扱に対 する心得及び遺体適正処理ガイドライン」に沿った柩の調達、遺体の搬送の手配、遺体の保存のために必 要な物資の調達等を実施するとともに、その衛生状態に配慮します。

また、必要に応じ、神奈川県広域火葬計画に沿って県内及び県外の市町村の協力を得て、広域的な火葬 の実施に努めます。県は、これらが円滑に遂行できるよう協力します。

4 し尿処理対策

市は、大規模な災害が発生した場合、し尿処理施設及び下水道施設等の被害状況を早急に調査し、そ の状況を把握するとともに、し尿処理活動を行います。

また、具体的な活動は第2編第3章第7節の保健衛生、防疫、遺体の処理等に関する活動のとおりで す。

ア 被害状況の把握と排出量の予測 (ア) 断水状況の把握と回復見込みの把握

(イ) 避難状況(避難所の数、避難者の人数等)の把握 (ウ) し尿処理施設及び下水道施設等の損傷状況の把握 (エ) し尿の排出量の予測

イ 仮設トイレの設置 (ア) 一般市街地への設置 (イ) 避難所等への設置

ウ 収集、運搬、処理の応援要請 エ 市民への広報

(ア) 水洗トイレの使用自粛 (イ) その他対策上必要なこと 5 遺体の処理等対策

市は、遺体の処理については、適切な対応をとるため神奈川県広域火葬計画に定める「遺体の取扱に 対する心得及び遺体適正処理ガイドライン」に沿った柩の調達、遺体の搬送の手配、遺体の保存のため に必要な物資の調達等を実施するとともに、その衛生状態に配慮します。

また、必要に応じ、神奈川県広域火葬計画に沿って県内及び県外の市町村の協力を得て、広域的な火 葬の実施に努めます。県は、これらが円滑に遂行できるよう協力します。

○ 遺体の処理方法 1 広報

市及び三崎警察署は、災害現場から遺体を発見した者が、直ちに三崎警察署又は直近の警察官にその 旨を通報するよう広報を徹底します。

2 通報

市は、遺体を取り扱った場合には、三崎警察署に通報します。

3 見分・検視

三崎警察署は、遺体の見分・検視を行います。

4 検案

遺体の検案は、監察医、法医学専門医、警察協力医、救護班又は応援協力により出動した医師が行い ます。

5 遺体の収容

市は、三崎警察署と協議しあらかじめ適当と認められる公共施設のうち、遺体の検視、検案及び遺族 などへの引き渡し等の実施のために必要な施設を選定のうえ、遺体収容・安置施設として指定し、災害 時には直ちに開設します。

市は、捜索により収容された遺体を収容・安置施設に搬送します。

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6 身元確認、身元引受人の発見

市は、三崎警察署、地元自治会・町内会等の協力を得て、遺体の身元確認と身元引受人の発見に努め ます。

7 遺体の引き渡し

三崎警察署は、見分・検視及び医師による検案が終了し、身元が明らかになった遺体を遺族又は関係 者に引き渡し、身元が確認できない遺体を市に引き渡します。

この際、市は、三崎警察署が行う遺体の引き渡し作業に協力します。

8 身元不明遺体の処理

市は、身元の確認ができず警察から引き渡された遺体については、行旅病人及び行旅死亡人取扱法に より処理します。

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