第3章 災害時の応急活動計画
第7節 保健衛生、防疫、遺体の処理等に関する活動
[各部共通]
被災者の健康保持のため、市は、必要な活動を行うとともに、地域の衛生状態にも十分配慮します。
1 保健衛生
(1) 市は、被災地、特に避難所においては、生活環境の激変に伴い被災者が心身の健康に不調を来す可能 性が高いため、常に良好な衛生状態を保つように努めるとともに、必要に応じ救護所等を設けるものと します。
(2) 市は、避難所の生活環境を確保するため、必要に応じ、仮設トイレを早期に設置するとともに、被災 地の衛生状態の保持のため、清掃、し尿処理、生活ごみの収集処理等についても必要な措置を講じます。
また、入浴可能な公衆浴場等についての情報提供に努めます。
(3) 市は、災害による、子ども、高齢者等をはじめとした被災者の急性ストレス障害や心的外傷後ストレ ス障害などの「心の傷」をケアするために精神医や福祉関係者等の協力を得て、必要な措置を講じます。
2 防疫対策
(1) 災害に伴う家屋及びその周辺の清掃は各個人が行うことを原則とし、市は、被災地の状況に応じて的 確な指導あるいは指示を行います。
(2) 市は、防疫対策を実施します。
ア 感染症予防上必要と認めた場合の清掃方法及び消毒方法 イ ねずみ族、昆虫等の駆除
ウ 予防接種の実施
(3) 市は、災害に即応した防疫対策に基づき、三崎保健福祉事務所と緊密な連絡をとり、実情に即した防 疫活動の推進を図ります。
三崎保健福祉事務所は、被災地等において積極的疫学調査を行い、その結果必要があれば健康診断を 行います。
○ 防疫実施方法 1 防疫体制の確立
市は、被災地域又は被災状況等を迅速に把握するとともに、関係機関と密接に連携して対処方針を定 めて、防疫体制の具体的な確立を図ります。
2 治療勧告及び消毒
県は、感染症患者が発生した場合には、感染症法に基づき、必要に応じ当該患者に対して感染症指定 医療機関において治療するように勧告し、市は県からの指示により感染症発生場所及びその周辺地区等 の消毒を実施します。
3 感染症発生状況及び防疫活動の周知
感染症が発生した場合、市は、その発生状況及びその防疫活動等につき、速やかに広報活動を実施し ます。
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3 感染症発生状況及び防疫活動の周知
感染症が発生した場合、市は、その発生状況及びその防疫活動等につき速やかに広報活動を実施します。
4 清潔方法及び消毒方法の指示
市は、感染症予防上必要と認められた場合、県より清潔方法及び消毒方法の指示を受けます。
⑴ 清潔方法
ア 市は、清潔方法の実施にあたっては、管内における道路溝渠、公園等公共の場所を中心に行います。
イ 災害に伴う家屋及びその周辺の清掃は、各個人が行うことを原則とし、被災地の状況に応じ、市長 は的確な指導又は指示を行います。
ウ 市は、収集したごみ、汚泥、その他の汚物を焼却埋没等衛生的に適切な処分をします。この場合、
できる限りし尿浄化槽又は下水道終末処理場の処理施設を利用する等の方法により、不衛生にならな いようにします。
⑵ 消毒方法
ア 市は、消毒方法の実施にあたっては、法令の定めるところに従って行います。
イ 消毒の実施にあたっては、速やかに消毒薬剤等の手持量を確認のうえ、不足分を補い便宜の場所に 配置します。
5 ねずみ族、衛生害虫の駆除
⑴ 市は、県により必要と認められた場合には、法令の定めるところにより、ねずみ族、衛生害虫の駆除 について県の指示を受けます。
⑵ 市は、ねずみ族、衛生害虫の駆除の実施にあたっては、器材及び薬剤の現状確認を速やかに行うとと もに、不足器材等の調達に万全を図ります。
6 予防接種の実施
⑴ 市は、県の指示に従い予防接種法第6条の規定による臨時の予防接種を実施します。
⑵ 市は、県の指示に従い臨時の予防接種を実施する場合は、ワクチンの確保などを迅速に行い、時機を 失しないように措置します。
3 ごみ処理対策 4 し尿処理対策 削除・・・災害廃棄物等処理対策の12節に移動
4 清潔方法及び消毒方法の指示
市は、感染症予防上必要と認めた場合、県に対し、清潔方法及び消毒方法等について指示を求め、必 要な措置をとります。
(1) 清潔方法
ア 市は、清潔方法の実施にあたっては、管内における道路溝渠、公園等公共の場所を中心に行います。
イ 災害に伴う家屋並びにその周辺の清掃は、各個人が行う事を原則とし、被災地の状況に応じ、市長 は、的確な指導あるいは指示を行います。
ウ 市は、収集したごみ、汚泥、その他の汚物は、焼却埋没等、衛生的に適切な処分をします。
この場合、できる限りし尿浄化槽又は下水道終末処理施設を利用する等の方法により、不衛生にな らないようにします。
(2) 消毒方法
ア 市は、消毒方法の実施にあたっては、法令に定めるところに従って行います。
イ 消毒の実施にあっては、速やかに消毒薬剤等の手持量を確認のうえ、不足分を補い便宜の場所に配 置します。
5 ねずみ族、昆虫等の駆除
(1) 市は、ねずみ族、昆虫等の駆除を行います。
(2) 市は、ねずみ族、昆虫等の駆除の実施にあたっては、器材及び薬剤の現状確認を速やかに行うとと もに、不足器材等の調達に万全を図ります。
6 予防接種の実施
(1) 市は、県の指示に従い予防接種法第6条の規定による臨時の予防接種を実施します。
(2) 市は、県の指示に従い臨時の予防接種を実施する場合は、ワクチンの確保など迅速に行い、時期を失 しないように措置します。
3 ごみ処理対策
市は、大規模な災害が発生した場合は、被害状況を早急に調査し、その実態を把握するとともに、次 の手順に従いごみ処理活動を行います。
(1) 被害状況の調査と把握 ア 市民の被害状況の把握
イ ごみ処理施設の被害状況の把握 (2) 災害ごみ発生量の予測
(3) 被害を受けたごみ処理施設の応急復旧措置 (4) 災害ごみ処理計画の策定及び災害ごみの処理
ア 臨時集積場所の確保及び設定 イ 収集、運搬、処理体制の確保
ウ 廃棄物関係機関、団体及び地域住民との連携、協力 エ 収集、運搬、処理の応援要請
オ 市民への広報 (ア) 臨時集積場所の周知
(イ) 臨時・応急収集運搬等の周知 (ウ) 通常ごみの排出抑制協力 (エ) その他対策上必要なこと
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3 遺体の処理等
市は、遺体の処理等については、適切な対応を取るため、神奈川県広域火葬計画に定める「遺体の取扱 いに対する心得及び遺体適正処理ガイドライン」に沿った枢の調達、遺体の搬送の手配、遺体の保存のた めに必要な物資の調達等を実施するとともに、その衛生状態に配慮します。
また、必要に応じて、神奈川県広域火葬計画に沿って県内及び県外の市町村の協力を得て、広域的な火 葬の実施に努めます。県は、これらが円滑に遂行できるよう協力します。
○遺体の処理方法 1 遺体等の捜索
⑴ 対象者
災害により行方不明の状態にあり、かつ、周囲の状況から既に死亡していると推定される者を対象と する。
⑵ 検索の方法
消防機関は、災害により行方不明者があるときは、人員及び捜索機器を確保し、その捜索にあたりま す。
また、遺体等の捜索は、警察と連携をとり、状況により自衛隊、海上保安庁、自主防災組織、市民 の協力を得て実施します。
⑶ 捜索の期間
遺体等の捜索の期間は、災害の規模、罹災地域の状況、経過期間等諸般の事情を考慮したうえで、市 長と県知事が協議して定めます。
なお、災害救助法が適用された場合にあっては、原則として災害発生の日から 10 日以内に行います。
2 広報
市及び三崎警察署は、災害現場から遺体を発見した者が、直ちに三崎警察署又は直近の警察官にその旨 を通報するよう広報を徹底します。
3 通報
市は、遺体を取扱った場合には三崎警察署に通報します。
4 見分・検視
三崎警察署は、遺体の見分・検視を行います。
5 検案
遺体の検案は、監察医、法医学専門医、警察協力医、医療救護班又は応援協力により出動した医師が行 います。なお、検案後、市は必要に応じて遺体の洗浄、縫合、消毒等の処置を行います。
6 遺体の収容
⑴ 遺体安置所の開設
市は、三崎警察署と協議し、あらかじめ適当と認められる公共施設のうち、遺体の検視、検案及び遺 族などへの引渡し等、実施のための施設を選定のうえ、遺体収容・安置施設として指定し、災害時には 直ちに開設します。市は、捜索により収容された遺体を遺体収容・安置施設へ搬送します。
なお、大規模な災害による多数の遺体の収容施設として、三浦市体育館を指定しています。
⑵ 遺体の収容
ア 収容された遺体及び所持品等を写真撮影するとともに、人相、所持品着衣、特徴等を記録し、遺留 品を保存します。
イ 家族などから遺体の引取りの希望があった場合には、死体処理台帳(第6号様式)によって整理の うえ引き渡します。
4 し尿処理対策
(1) 被害状況の調査と把握
市は、大規模な災害が発生した場合、し尿処理施設及び下水道施設等の被害状況を早急に調査し、そ の状況を把握するものとします。
(2) 被害状況の把握と排出量の予測
ア 断水状況の把握と回復見込みの把握
イ 避難状況(避難所の数、避難者の人数等)の把握 ウ し尿処理施設及び下水道施設等の損傷状況の把握 エ 上記ア~ウによりし尿の排出量の予測
(3) 仮設トイレの設置 ア 一般市街地への設置 イ 避難所等への設置 (4) 収集、運搬、処理の応援要請
仮設トイレの調達、バキューム車、収集要員の確保について、関係業界、県及び他の市町村に応援を 依頼します。
(5) 市は、広報紙、チラシの配布、放送・報道機関等を通じて、し尿処理の協力について広報活動を行い ます。
ア 水洗トイレの使用自粛 イ その他対策上必要なこと。
5 遺体処理等の対策
市は、遺体の処理については、適切な対応をとるため神奈川県広域火葬計画に定める「遺体の取扱に 対する心得及び遺体適正処理ガイドライン」に沿った柩の調達、遺体の搬送の手配、遺体の保存のため に必要な物資の調達等を実施するとともに、その衛生状態に配慮します。
また、必要に応じ、神奈川県広域火葬計画に沿って県内及び県外の市町村の協力を得て、広域的な火 葬の実施に努めます。県は、これらが円滑に遂行できるよう協力します。
○ 遺体の処理方法 1 広報
市及び三崎警察署は、災害現場から遺体を発見した者が、直ちに三崎警察署又は直近の警察官にその 旨を通報するように広報を徹底します。
2 通報
市は、遺体を取り扱った場合には、三崎警察署に通報します。
3 見分・検視
三崎警察署は、遺体の見分・検視を行います。
4 検案
遺体の検案は、監察医、法医学専門医、警察協力医、医療救護班又は応援協力により出動した医師が 行います。
なお、検案後、市は、必要に応じ遺体の洗浄、縫合、消毒等の処置を行います。
5 遺体の収容
市は、三崎警察署と協議し、あらかじめ適当と認められる公共施設のうち、遺体の検視、検案及び遺 族などへの引き渡し等の実施のための施設を選定のうえ、遺体収容・安置施設として指定し、災害時に は直ちに開設します。市は、捜索により収容された遺体を遺体収容・安置施設へ搬送します。
なお、大規模な災害による多数の遺体の収容施設として、市体育館等を指定しています。