管理対象ホストと,各情報の一覧が表示されます。表示切り替えタブで,ホストごと,機能ごとの表示 に切り替えられます。ただし,ログインユーザの登録情報は,表示されません。
管理対象のホストが増え,ツリー画面に表示し切れない場合は,選択したホストの前後 4 つまでの情報 が表示されます。
4. リスト画面:
ツリー画面で選択した情報の一覧が表示されます。表示切り替えタブで,各機能の表示に切り替えられ ます。
5. 詳細画面:
リスト画面で選択した情報の詳細が表示されます。ただし,定義ユティリティの場合は,何も表示され ません。
• 管理対象ホスト:運用管理エージェントを起動する 運用管理エージェントが動作するホストで起動します。
管理エージェントの起動方法
運用管理コンソールで管理する管理エージェントは,ftsastart コマンドを実行します。起動方法に ついては,「2.4.2 運用管理エージェントの起動・停止」を参照してください。
注意事項
• 運用管理コンソールと運用管理エージェントとの間で,JP1/FTP のバージョンが異なっていても,
運用管理機能は使用できます。
• 運用管理コンソールと運用管理エージェントとの間で,IP アドレスの変換が行われる環境では,運 用管理機能を使用できません。
• 運用管理エージェント側では,物理ホスト(hostname コマンドで返るホスト)に対応する IP アド レスを,運用管理コンソールから接続可能な IP アドレスにする必要があります。
4.1.1 管理対象ホストを追加する
運用管理コンソールから,管理するホストを設定します。設定するホストは運用管理エージェントが動作 するホストです。10-00 より前の運用管理エージェントの場合,英語環境または日本語環境に統一してく ださい。なお,日本語環境の場合,使用する文字コード(SJIS,EUC または UTF-8)は統一する必要は ありません。
1. 運用管理コンソールで,[編集]−[管理ホスト一覧]を選択する。
[管理ホスト定義情報の編集]ダイアログボックスが表示されます。
図 4‒2 [管理ホスト定義情報の編集]ダイアログボックス
2. 追加する管理対象ホストのアドレスと表示名をコンマ区切りの形式で指定する。
ホストアドレス[,表示名[,ポート番号]]
ホストアドレス
管理対象ホストのホスト名称,または IP アドレスを指定します。この項目は,省略できません。
表示名((0〜15 バイトの文字列))
管理対象ホストとして,運用管理コンソール画面に表示される任意の表示名を指定します。
この項目は省略できます。省略した場合は,ホストアドレスで指定したものが表示されます。
ポート番号
管理対象ホストのポート番号を指定します。
ポート番号は省略できます。省略した場合は,ローカルホストの ftsagent のポート番号が仮定され ます。
ホストアドレスまたは表示名に「,(コンマ)」または「"(引用符)」が含まれる場合 ホストアドレスまたは表示名を「"(引用符)」で囲んでください。
(例)表示名「aaa,bbb」を指定する場合→myhost,"aaa,bbb",20252
(例)表示名「aaa"bbb」を指定する場合→myhost,"aaa""bbb",20252 3. 複数のホストを登録する場合は,手順 2 を繰り返す。
4.[変更]をクリックする。
入力したホスト名が,ツリー画面に表示されます。
4.1.2 管理対象ホストを削除する
1. 運用管理コンソールで,[編集]−[管理ホスト一覧]を選択する。
[管理ホスト定義情報の編集]ダイアログボックスが表示されます。
2. 削除する管理対象ホストをドラッグで指定し,[Delete]キーを押す。
3.[変更]をクリックする。
その他の編集方法
管理対象ホストの情報は,次のファイルに csv 形式(コンマ区切り)で保存されています。
• /var/opt/jp1_fts/sys/hostdef.csv
このファイルは,テキストエディターで編集できます。テキストエディターで編集した情報を有効にす るには,運用管理コンソールを再起動する必要があります。