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イベントログ機能

ドキュメント内 JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用) (ページ 75-78)

表 3‒12 定義名と指定値

定義名 定義内容 指定値

rotation size イベントログファイルの上限サイズ を指定します。単位はメガバイトで す。1 つのイベントログファイルは 指定サイズを超えないようにロー テーションされます。

((1〜9999))

《2》

rotation days イベントログファイルを書き込む期 間を指定します。単位は日です。1 つのイベントログファイルは指定さ れた期間を過ぎるとローテーション されます。

((1〜366))

《指定なし》

rotation files イベントログファイルの退避ファイ ル数を指定します。指定されたファ イル数内でローテーションを行いま す。

((2〜500))

《5》

output level イベントログの出力レベルを指定し ます。指定されたレベルのイベント だけ出力されます。複数のレベルを 指定する場合は”,”(コンマ)で区 切って指定します。

(例)output level : 0,1,2

((0〜6))

《0, 1, 2, 3, 4, 5, 6》

file name イベントログの基準ファイル名を指 定します。基準ファイル名はフルパ スで指定します。生成するファイル 名は,指定された基準ファイル名の 後ろに”.通番”が付加されたものに なります。

(例)基準ファイル名が”/var/log/

ftsevent.log”の場合,最初に生成 されるファイル名は”/var/log/

ftsevent.log.1”。通番は 1 からイベ ントログの退避ファイル数まで割り 当てられます。

(例)先の例の条件で,退避ファイル 数が 3 の場合,生成されるファイル は次のとおりになります。

“/var/log/ftsevent.log.1"

“/var/log/ftsevent.log.2"

“/var/log/ftsevent.log.3”

((1〜250 バイト))

《/var/opt/jp1_fts/trace/ftsevent.log》

イベントログの各出力レベルの内容を次に示します。

レベル 出力されるメッセージ

0 処理の中断,または終了をするエラーが発生した場合のエラーメッセージ。

レベル 出力されるメッセージ

1 処理の中断,または終了をすることはないが,何らかの機能で異常を検出し,その機能が正常に動作しな い現象が発生した場合のメッセージ。

2 デーモンの起動および停止。

3 伝送の終了状態。

4 伝送の開始状態。

5 伝送状態の詳細メッセージ。

6 ftstran コマンドの状態メッセージ。

定義ファイルの例を次に示します。

3.10.2 イベントログのファイル出力を開始する

イベントログデーモンを起動します。次にコマンドの例を示します。

ftslogstart コマンドについては,「6. コマンド」の「ftslogstart−ログデーモンの起動−」を参照してく ださい。

3.10.3 イベントログのファイル出力を停止する

イベントログデーモンを停止します。次にコマンドの例を示します。

ftslogstop コマンドについては,「6. コマンド」の「ftslogstop−ログデーモンの停止−」を参照してくだ さい。

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