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定義情報の保存・復元

ドキュメント内 JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用) (ページ 66-70)

内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッ ション※1 FTP 接続応答メッ

セージファイル /var/opt/jp1_fts/sys/ftsbanner※11 スーパーユーザ 所有者に「r」

テーブル情報ファ イル

/var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers スーパーユーザ 所有者に「r」

IPv6 環境用定義ファ イル

/var/opt/jp1_fts/sys/ftsipversion.conf スーパーユーザ 所有者に「r」

所有者以外に「r」

注※1

最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。

注※2

環境定義の変更(ftsutil)を一度も実行していない場合,または運用管理コンソール(ftsconsole)で,環境定義の変更をして いない場合,このファイルはありません。

注※3

UserData の下には各ユーザ名のファイルがあり,それぞれがそのユーザの自動起動プログラム情報を保持しています。必要 なユーザのファイルだけ,保存や移動ができます。

注※4

伝送の登録(ftsregc)または運用管理コンソール(ftsconsole)で,伝送情報の登録をしていない場合,このファイルはあり ません。

注※5

運用管理コンソール(ftsconsole)で管理対象ホストを追加していない場合,このファイルはありません。

注※6

ログイン制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。

注※7

PASV モードのファイル伝送を定義していない場合,このファイルはありません。

注※8

接続ノード制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。

注※9

ディレクトリ制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。

注※10

複数 IP アドレス環境用の定義をしていない場合,このファイルはありません。

注※11

FTP 接続応答メッセージの定義をしていない場合,このファイルはありません。

(2) 履歴情報

保存・復元できる履歴情報を次の表に示します。

表 3‒8 JP1/FTP の履歴情報

内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッション

履歴情報 /var/opt/jp1_fts/sys/history スーパーユーザ 所有者に「rw」

所有者以外に「r」

プロトコルトレース /var/opt/jp1_fts/trace スーパーユーザ 所有者に「rwx」

所有者以外に「rx」

システム情報 /var/opt/jp1_fts/sys/system スーパーユーザ 所有者に「rw」

イベントログ (ログデーモン定義情報に定義したイベントログの 基準ファイル名)*

デフォルトの場合:

/var/opt/jp1_fts/trace/ftsevent.log*

スーパーユーザ 所有者に「rw」

所有者以外に「r」

アクセスログ /var/opt/jp1_fts/trace/ftsaccess.log スーパーユーザ 所有者に「rw」

注※

最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。

3.7.2 JP1/FTP の情報を保存・復元する (1) 保存する

情報を保存したいときは,必要な情報のファイル,ディレクトリを保存します。環境を保存したいホスト で,コマンドを実行します。

(例)

(HP-UX,Solaris,AIXの場合)

>tar cvfp definedata /var/opt/jp1_fts/sys/environment /var/opt/jp1_fts/sys/

UserData /var/opt/jp1_fts/sys/carddata /var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers

>tar cvfp historydata /var/opt/jp1_fts/sys/history /var/opt/jp1_fts/sys/system /var/opt/

jp1_fts/trace

(Linuxの場合)

>tar cvfpP definedata /var/opt/jp1_fts/sys/environment /var/opt/jp1_fts/sys/

UserData /var/opt/jp1_fts/sys/carddata /var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers

>tar cvfpP historydata /var/opt/jp1_fts/sys/history /var/opt/jp1_fts/sys/system /var/opt/

jp1_fts/trace

(2) 復元する

復元する場合は保存したものを,保存したときと同じディレクトリに復元します。

注意事項

場所や属性が変わると,JP1/FTP は正しく動作しません。

環境を復元したいホストで,コマンドを実行します。

(例)

(HP-UX,Solaris,AIXの場合)

>tar xvfp definedata

>tar xvfp historydata

(Linuxの場合)

>tar xvfpP definedata

>tar xvfpP historydata

上記例の場合,すでに定義情報があるときは,上書きされますので注意してください。

05-00 以前のバージョンから情報を移行する場合(HP-UX の場合)

05-00 以前のバージョンで保存したデータを使用する場合は,復元後に/opt/jp1_fts/bin/ftsvup コマ ンド(引数なし)を実行してください。

05-10 以降から 07-50 より前のバージョンで保存した定義情報を復元する場合

05-10 以降から 07-50 より前のバージョンで保存した定義情報データを使用する場合は,復元後に次 のコマンドを実行してください。

(HP-UX,AIX,Linuxの場合)

>rm -f /var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers

>/opt/jp1_fts/bin/ftstbldef

(Solarisの場合)

>rm -f /var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers

>/opt/jp1_fts/lib/script/ftsreloc.sh

>/opt/jp1_fts/lib/script/ftsodrm.sh

>/opt/jp1_fts/bin/ftstbldef

07-50 以降から 09-00 より前のバージョンで保存した定義情報を復元する場合

07-50 以降から 09-00 より前のバージョンで保存した定義情報データを使用する場合は,復元後に次 のコマンドを実行してください。

(HP-UX,AIX,Linuxの場合)

>/opt/jp1_fts/bin/ftstbldef

(Solarisの場合)

>/opt/jp1_fts/lib/script/ftsreloc.sh

>/opt/jp1_fts/lib/script/ftsodrm.sh

>/opt/jp1_fts/bin/ftstbldef

09-00 以降のバージョンで保存した定義情報を復元する場合 復元後に次のコマンドを実行してください。

ドキュメント内 JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用) (ページ 66-70)