4 JP1/FTP の運用管理
4.3 運用管理コンソールのメニュー実行例
1.
ツリー画面から「東京本社」をダブルクリックする。2.
東京本社の下にある「伝送情報の登録」を選択し, をクリックする。3.
ツリー画面から,「横浜支社」をクリックし,続けて[Shift]キーまたは[Ctrl]キー を押しながら,「大阪支社」,「福岡支社」をクリックする。4.
ツリー画面またはリスト画面上の をクリックする。情報をコピー&ペーストするダイアログボックスが表示されます。
図
4-9 情報をコピー&ペーストするためのダイアログボックス
[履歴情報ディレクトリを上書きする]について
この項目は,環境定義情報をコピーするときだけ有効になります。既存の履歴情 報ディレクトリを上書きする場合だけ,チェックをします。
5.
[同一項目は上書きする]を指定し,[実行]をクリックする。コピー&ペーストが終了すると,実行結果と[詳細]が表示されます。[詳細]をク リックすると,コピーした情報やエラー情報が参照できます。
6.
[閉じる]をクリックする。4.3.3 履歴情報を表示する例
情報を表示する例として,東京本社の履歴情報を表示する方法を次に示します。
1.
ツリー画面の下部にある[機能]タブをクリックする。ツリー画面の表示方法が機能ごとの表示に切り替わります。
2.
ツリー画面から[履歴情報の表示]をダブルクリックする。3.
履歴情報の下にある「東京本社」を選択し, をクリックする。リスト画面に履歴情報の一覧が表示されます。
特定の履歴情報だけを表示するには
リスト画面上の をクリックし,表示されるダイアログボックスに,表示したい 情報の条件を指定します。
図
4-10 特定の情報を表示するダイアログボックス
4.3.4 複数の定義情報をテキスト出力する例
定義情報をテキスト出力する例として,横浜支社,大阪支社,福岡支社の各情報を,テ キスト出力する方法を次に示します。テキスト出力は,テキスト出力またはテキスト追 加出力のどちらかを指定できます。
なお,出力されるテキストのフォーマットは,インストール時にサンプルのフォーマッ トが設定されています。フォーマットファイルは使いやすい形に変更できます。詳しく
は,「付録
E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
1.
ツリー画面から「横浜支社」をクリックし,続けて[Shift]キーまたは[Ctrl]キー を押しながら,「大阪支社」,「福岡支社」をクリックする。2.
右クリックし,表示されるメニューから[テキスト出力]を選択する。[情報のテキスト出力/テキスト追加出力]ダイアログボックスが表示されます。
図
4-11
[情報のテキスト出力/テキスト追加出力]ダイアログボックス3.
テキスト出力先ディレクトリを指定し,[テキスト出力]または[テキスト追加出力]をクリックする。
[テキスト出力]
指定したファイルに定義情報を出力します。既存のファイルを指定した場合,元 のファイル内容は上書きされます。
[テキスト追加出力]
指定したファイルの最終行以降に定義情報を出力します。
テキスト出力状況が表示されます。
4.
[閉じる]をクリックする。テキスト出力のファイル名
各情報の出力ファイル名を次の表に示します。
表
4-1 テキスト出力ファイル名
注※1
ファイル名のホスト表示名部分に,ファイル名として使用できない文字([¥/:;,*? <
>|])がある場合は,該当文字を「#」で置き換えたものをファイル名とします。
注※2
情報種別 ファイル名※1
ユーザ情報※2 ホスト表示名_user.txt ファイル対応の自動起動プログラム情報 ホスト表示名_autof.txt ディレクトリ対応の自動起動プログラム情報 ホスト表示名_autod.txt
伝送情報 ホスト表示名_tran.txt
履歴情報 ホスト表示名_hist.txt
対象ホストがUNIXの場合は,出力できません。