5 JP1 プログラムとの連携
5.1 JP1/AJS3 との連携
5.1.3 スケジュール伝送をする
スケジュール伝送をするには,まずジョブネットを作成してからジョブネットにスケ ジュール登録をします。
(1) ジョブネットの作成
1. Windows
の[スタート]メニューから[プログラム]−[JP1_Automatic JobManagement System 3 - View]の[ジョブシステム運用]を選択し,ログインする。
[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示されます。
2.
[編集]−[新規作成]−[ジョブネット]を選択し,ジョブネットを作成する。3.
各項目を設定し,[OK]をクリックする。設定例を次の図に示します。詳しくは,マニュアル「JP1/Automatic Job
Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
図
5-3
[詳細定義−[ジョブネット]]ダイアログボックス設定例4.
作成したジョブネットをダブルクリックする。[ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。
5.
[排他編集]がチェックされた状態にする。6.
アイコンリストから必要なジョブアイコンをマップエリアにドラッグする。JP1/FTP
のアイコンは[カスタムジョブ]タブの中の です。[詳細定義−[Custom Job]]ダイアログボックスが表示されます。
7.
各項目を設定する。設定例を次の図に示します。詳しくは,マニュアル「JP1/Automatic Job
Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
図
5-4
[詳細定義−[Custom Job]]ダイアログボックス設定例8.
[詳細]をクリックする。[伝送カードの指定]ダイアログボックスが表示されます。[伝送の登録/実行]ダイ アログボックスまたは運用管理コンソールで登録した伝送カードの内容がリストに表 示されます。
9.
各項目を設定し,[OK]をクリックする。[伝送カードの指定]ダイアログボックスの設定例と,設定項目を次の図に示します。
図
5-5
[伝送カードの指定]ダイアログボックス設定例表
5-2
[伝送カードの指定]ダイアログボックスの設定項目項目 設定内容
伝送カード名 リストから伝送カードを指定して,[選択]をクリックする か,または伝送カードをダブルクリックします。伝送カード 名に半角スペースが含まれる場合,そのカードは指定できま せん。
伝送カードの内容を確認したい場合は,伝送カードを指定し て[詳細]をクリックします。
なお,JP1/FTPがインストールされていない場合,伝送カー ドのリストは表示されません。その場合は,伝送カード名を 直接入力してください。
10.必要に応じて,PC
ジョブなどの設定をし,ジョブの関連づけをする。設定例を次の図に示します。
図
5-6 ジョブネット設定例
11.
[ジョブネットエディタ]ウィンドウを閉じる。クライアントホスト名 FTPクライアントの発信元IPアドレスに設定するホスト名
(物理ホストまたは論理ホスト)を指定します。
FTPクライアントでの自IPアドレスの指定を有効にした場 合,このオプションでの指定がFTPクライアントの自IPア ドレスになります。オプションを指定しなかった場合,FTP クライアントの物理ホストが仮定されます。
FTPクライアントでの自IPアドレスの指定を無効にした場 合,FTPクライアントの自IPアドレスは,OSが自動的に割 り当てるアドレスになります。
FTPクライアントでの自IPアドレスの指定を有効にする定義 については,「3.11 複数IPアドレス環境での使用」を参照し てください。
伝送終了情報格納ファイル名 ((0〜259バイトの文字列))
伝送結果の出力先ファイル名を指定します。ファイル名はフ ルパスで指定してください。この項目は省略できます。
出力形式 伝送結果の出力ファイルの形式を指定します。
項目 設定内容
(2) スケジュール登録をする
1.
[JP1/AJS3 - View]ウィンドウのリストエリアから,スケジュール登録するジョブ ネットを選択し,[編集]−[スケジュール]を選択する。[スケジュールの設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
各項目を設定し,[OK]をクリックする。設定例を次の図に示します。詳しくは,マニュアル「JP1/Automatic Job
Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
図
5-7
[スケジュールの設定]ダイアログボックス設定例3.
[JP1/AJS3 - View]ウィンドウのリストエリアから,実行登録するジョブネットを選 択し,[操作]−[実行登録]を選択する。[実行登録]ダイアログボックスが表示されます。
4.
各項目を設定し,[OK]をクリックする。設定例を次の図に示します。詳しくは,マニュアル「JP1/Automatic Job
Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
図