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伝送結果の詳細やエラーを確認する

ドキュメント内 JP1/File Transmission Server/FTP(Windows(R)用) (ページ 66-70)

3   JP1/FTP のファイル伝送

3.6  伝送履歴の確認

3.6.1  伝送結果の詳細やエラーを確認する

3-17 

[詳細情報]ダイアログボックス

2.

詳細情報を確認後,[OK]をクリックする。

[詳細情報]ダイアログボックスの各表示項目を,次の表に示します。

3-7 

[詳細情報]ダイアログボックスの表示項目

項目 表示内容

伝送番号 伝送の通番が表示されます。通番はサーバ(着信),クライア ント(発信)をそれぞれ別々にカウントします。伝送ごとにユ ニークな番号になるので履歴を参照する際の識別子として利用 できます。伝送番号は最大999999で,この値を超えると0 戻ります。

伝送カード名 発信(クライアント):伝送したカードの名称が表示されま す。

着信(サーバ):表示されません。

伝送日時 伝送の開始から終了までの日時が表示されます。

相手ホスト名 伝送要求時に指定した伝送相手が表示されます。システムで定 義されているホスト名,またはIPアドレスが表示されます。

相手ポート番号 発信(クライアント):伝送をした相手のポート番号が表示 されます。

着信(サーバ):表示されません。

ログインユーザ名 発信(クライアント):伝送した相手のログインユーザ名が 表示されます。

着信(サーバ):着信したログインユーザ名が表示されます。

発着信種別 発信(クライアント):発信によるファイル伝送をしたとき に表示されます。

着信(サーバ):着信によるファイル伝送をしたときに表示 されます。

送受信種別 伝送要求時に指定した送受信種別(送信,または受信)が表示 されます。

出力種別 伝送要求時に指定した出力種別(追加,または上書)が表示さ れます。

伝送モード 伝送要求時に指定した伝送モード(ASCII,またはBINARY)

が表示されます。

圧縮モード 伝送要求時に指定した圧縮モード(圧縮,または非圧縮)が表 示されます。

終了状態 ファイル伝送の終了状態(正常,または異常)が表示されま す。

プログラムの自動起動に失敗してもファイル伝送自体が正常終 了していれば「正常」と表示されます。

伝送時間 ファイル伝送に掛かった時間が表示されます。24時間以上掛 かった場合,日数の表示はしません。

伝送サイズ 伝送したファイルのデータサイズ(バイト)が表示されます。

接続番号 JP1/FTP が相手システムと接続したときの識別子です。サー

バとクライアントでそれぞれ1から60まで(最大接続数に よって最大数は異なります)の番号が表示されます。プロトコ ルトレースなどの各種トレースは,この接続番号単位に出力す るので,該当伝送のトレースを参照するときに使用します。

例:[接続番号]が「2」のとき

クライアントのプロトコルトレースファイル:

CSProtocolTrace2

サーバのプロトコルトレースファイル:

SSProtocolTrace2

ローカルファイル名 送信した場合:自システムから送信したファイル名が表示さ れます。

受信した場合:自システムに受信したファイル名が表示され ます。

リモートファイル名 発信(クライアント)

送信:相手システムの出力ファイル名が表示されます。

受信:入力元ファイル名がそのまま表示されます。

着信(サーバ):表示されません。

コメント 発信(クライアント):伝送要求時に指定したコメントが表 示されます。

着信(サーバ):表示されません。

エラー種別 伝送状態が異常のとき,次のどれかが表示されます。エラーの 詳細は[エラー詳細]で参照できます。

システムコールエラー

プロトコルエラー

論理エラー

項目 表示内容

3.6.2  [履歴情報の一覧]ウィンドウの表示内容を変更する

[履歴情報の一覧]ウィンドウに表示される内容は,最新の情報に更新したり,指定した 条件の履歴だけを表示したりするなど,変更できます。

1.

[履歴情報の一覧]ウィンドウから[表示]を選択し,表示したい内容を指定する。

[全ての情報]または[特定の情報]

全履歴を表示するか,特定の条件に合うものだけを表示するかを指定します。

[特定の情報]を指定すると,[表示の範囲]ダイアログボックスが表示されま す。

[終了時間でソート]または[開始時間でソート]

一覧に表示する順序を,ファイル伝送が終了した時刻で新しい情報から表示する か,ファイル伝送を開始した時刻で新しい情報から表示するかを指定します。

[最新の情報に更新]

履歴情報を最新の情報に更新します。

3-18 

[表示の範囲]ダイアログボックス

プロトコルトレース 伝送の開始から終了までの内部動作が表示されます。

なお,応答コードの前に「*」が付加されている応答は,相手 サーバから実際に受信した応答ではなく,JP1/FTPクライア ントが内部で生成した応答を示しています。

IPF版および07-50以降で出力されたプロトコルトレースにつ いては,該当する伝送のトレースが表示されます。なお,該当 する伝送のトレースがない場合には,すべてのトレースが表示 されます。

エラー詳細 エラー種別,発生場所などエラーの詳細が表示されます。

項目 表示内容

[表示の範囲]ダイアログボックスの各設定項目を,次の表に示します。

3-8 

[表示の範囲]ダイアログボックスの設定項目

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