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農林漁業セーフティネット資金及び農林漁業施設資金(災害 復旧)の融資枠の確保、貸付限度額の引き上げ及び金利負担の

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軽減等、経営支援に係る特段の措置を講じること。

Ⅵ   参考資料

農林水産大臣

森 山 𥙿𥙿 様

「平成28年熊本地震」による農林水産 関係災害の早期復旧・復興に対する要望

熊 本 県

農林水産大臣

森 山 𥙿𥙿 様

「平成28年熊本地震」による農林水産 関係災害の早期復旧・復興に対する要望

熊 本 県

「平成28年熊本地震」による農林水産関係災害の 早期復旧・復興に対する要望

去る4月14日の夜、16日未明に発生した「平成28年熊 本地震」により、5月1日時点で66名の尊い命が失われ、1 名の方が行方不明となっています。特に、熊本都市圏、阿蘇地 方を中心に多数の家屋倒壊、大規模な土砂災害など、広範かつ 甚大な被害を受けており、未だ沈静化の気配が感じられない未 曽有の大災害となっています。

本県の基幹産業である農林水産業につきましても、被害額は 1,022億円(5月1日現在)に上っており、今後もさらに 増加する見込みです。

農業では、ため池等の農業用施設、農地、農業用ハウス施設・

機械の損壊、畜舎の倒壊など、甚大な被害が生じました。加え て、畜舎倒壊に伴う家畜の圧死、選果場や生産ライン等の破損 による農産物・生乳の滞貨、廃棄が生じています。

さらには、生産・流通・販売の拠点施設である選果場やカン トリーエレベーターなどの共同利用施設、卸売市場などの施設 も甚大な被害が生じています。

林業では、阿蘇地域を中心に大規模な山腹崩壊など甚大な山 地被害が発生し、また、林道においては法面崩壊などが生じて います。加えて、製材施設・機械やきのこ生産施設の損壊など、

林産加工施設にも甚大な被害が生じています。

水産業では、漁港の防波堤や護岸等の破損、海苔製品荷捌き  

参考資料

所等の共同利用施設の破損など、甚大な被害が生じています。

加えて、地震による土砂崩れで生じた大量の土砂が河口干潟の アサリ漁場に堆積しており、一部へい死が発生するなど、有明 海における今後の漁業生産への影響が懸念される状況です。

被災した農林水産業者は、収入が減少したうえに、早急な経 営再建への投資や資金繰りも迫られることになり、このままで は経営が不可能な農林水産業者が増加し、基幹産業である農林 水産業の存続ばかりでなく、地域経済にも大きく影響を及ぼし かねない状況です。

今後、被災者の痛みを最小化し、経営継続の意欲を低下させ ないためにも、農林水産業の生産・流通に必要な農地、農業用 施設、林産加工施設、林道、漁港・漁場等の復旧や、収入減少 対策、経営再建対策等を早急に行う必要があります。

また、県としては、単に元にあった姿に戻すだけでなく、創 造的な復興を目指すとともに、復旧・復興を熊本の更なる発展 に繋げて参りたいと考えております。

つきましては、 「平成28年熊本地震」からの復旧・復興に向 けて、以下の通り特段の措置を講じられるよう、強く要望いた します。

平成28年5月2日

熊本県知事 蒲 島 郁 夫

所等の共同利用施設の破損など、甚大な被害が生じています。

加えて、地震による土砂崩れで生じた大量の土砂が河口干潟の アサリ漁場に堆積しており、一部へい死が発生するなど、有明 海における今後の漁業生産への影響が懸念される状況です。

被災した農林水産業者は、収入が減少したうえに、早急な経 営再建への投資や資金繰りも迫られることになり、このままで は経営が不可能な農林水産業者が増加し、基幹産業である農林 水産業の存続ばかりでなく、地域経済にも大きく影響を及ぼし かねない状況です。

今後、被災者の痛みを最小化し、経営継続の意欲を低下させ ないためにも、農林水産業の生産・流通に必要な農地、農業用 施設、林産加工施設、林道、漁港・漁場等の復旧や、収入減少 対策、経営再建対策等を早急に行う必要があります。

また、県としては、単に元にあった姿に戻すだけでなく、創 造的な復興を目指すとともに、復旧・復興を熊本の更なる発展 に繋げて参りたいと考えております。

つきましては、 「平成28年熊本地震」からの復旧・復興に向 けて、以下の通り特段の措置を講じられるよう、強く要望いた します。

平成28年5月2日

熊本県知事 蒲 島 郁 夫

1.被災農林漁業者の経営再建に向けた支援

(1)経営体育成に対する支援

①「被災農業者向け経営体育成支援事業」の発動・拡充

・ 「被災農業者向け経営体育成支援事業」の発動。

・ 事業の実施に当たっては、十分な予算の確保と国庫補助率 1/2 へのかさ上げ、撤去費への助成等。

・ 園芸ハウスや畜舎に加え農業用機械の修繕費など、助成対象を拡 大。

・ 再度災害の防止に向けた整備についても対象を拡大。

②被災農家経営再開への支援制度の創設

・ 液状化現象等に伴う土壌改良費、復旧作業を支援する農業者への 支援制度の創設。

(2)水稲からの作物転換等にかかる緊急的な支援

①農業水利施設等の破損に伴い、水稲からの作物転換等に必要な緊急支援 事業の創設

・ 種子の確保(大豆等)や、種子代負担の軽減にかかる支援。

・ 地域営農組織等が被災農家の転換作物の作業を受託する場合の 掛かり増し経費にかかる支援。

(3)畜産業の復旧・復興への支援

①各種経営安定対策の活用

・ 肉用子牛生産者補給金制度、肉用牛肥育経営安定特別対策事業、

養豚経営安定対策事業の経営安定対策における登録月齢等の要件 緩和及び生産者負担金の免除。

・ 他県へ避難した肥育牛や早期出荷牛を補塡対象として拡大。

②死廃家畜の処理経費助成と避難家畜の管理経費助成

・ 畜舎倒壊により死廃した家畜の適正処理に要する経費への助成、

並びに避難した家畜の飼料費及び飼養管理に要する経費に対する 助成。

③被災地域が一体となった畜産生産基盤の復興

・ 家畜や家きんの死廃等に伴い飼養頭羽数が減少した地域において、

被災前の飼養規模を目指して復興計画を立てた場合、家畜導入に取

り組む農家に対して、その経費を補助。   参考資料

④酪農ヘルパー事業による被災酪農家支援

・ 酪農ヘルパー事業において、被災酪農家の作業支援を行う場合に ついて、傷病時利用の対象となるよう要件緩和。

(4)出荷遅延や廃棄となった農産物の損失に対する救済措置

①集出荷施設や穀類乾燥調製施設の破損等による出荷遅延や廃棄に対す る損失補てん及び他施設への横持ち輸送経費等を支援する制度の創設。

②道路や水道、電気等インフラの断絶等のため、やむを得ず生乳等の畜産 物の廃棄を行った畜産農家に対する損失の補塡。

(5)日本政策金融公庫資金(災害)及び農業共済金

①日本政策金融公庫資金(災害)に係る被災農林漁業者の負担軽減措置

・ 農林漁業セーフティネット資金及び農林漁業施設資金(災害復旧)

の融資枠の確保、貸付限度額の引上げ( 「1,200 万円又は年間経営費 等の 12/12」)及び金利負担の軽減について特段の措置。

②農業共済金の早期支払い

・ 園芸施設共済等について、国から共済組合への保険金の支払いが 早期になされるよう特段の措置。

2.農地や農業用施設の早期復旧への支援

(1)農地や農業用施設の復旧に必要な予算の確保及び特段の支援

①災害復旧事業(暫定法、負担法)の予算確保

②災害復旧関連事業等の予算確保及び農家や市町村・県の負担軽減(災害 復旧事業並みの補助率)

③農地海岸の直轄代行による災害復旧事業の実施

(2)災害査定事務等の簡素化・迅速化

(3)災害復旧事業の制度拡充・要件緩和

①調査や査定設計書作成を災害復旧事業の補助対象へ制度拡充

②再度災害防止対策を災害復旧事業の補助対象へ制度拡充

③災害復旧事業や関連事業の事業期間要件の緩和

④小規模災害への支援拡充

⑤本復旧を伴わない応急工事への支援措置

(4) 「多面的機能支払事業」の有効活用

①「多面的機能支払事業」を活用し被災した農地・農業用施設を早急に復

④酪農ヘルパー事業による被災酪農家支援

・ 酪農ヘルパー事業において、被災酪農家の作業支援を行う場合に ついて、傷病時利用の対象となるよう要件緩和。

(4)出荷遅延や廃棄となった農産物の損失に対する救済措置

①集出荷施設や穀類乾燥調製施設の破損等による出荷遅延や廃棄に対す る損失補てん及び他施設への横持ち輸送経費等を支援する制度の創設。

②道路や水道、電気等インフラの断絶等のため、やむを得ず生乳等の畜産 物の廃棄を行った畜産農家に対する損失の補塡。

(5)日本政策金融公庫資金(災害)及び農業共済金

①日本政策金融公庫資金(災害)に係る被災農林漁業者の負担軽減措置

・ 農林漁業セーフティネット資金及び農林漁業施設資金(災害復旧)

の融資枠の確保、貸付限度額の引上げ( 「1,200 万円又は年間経営費 等の 12/12」)及び金利負担の軽減について特段の措置。

②農業共済金の早期支払い

・ 園芸施設共済等について、国から共済組合への保険金の支払いが 早期になされるよう特段の措置。

2.農地や農業用施設の早期復旧への支援

(1)農地や農業用施設の復旧に必要な予算の確保及び特段の支援

①災害復旧事業(暫定法、負担法)の予算確保

②災害復旧関連事業等の予算確保及び農家や市町村・県の負担軽減(災害 復旧事業並みの補助率)

③農地海岸の直轄代行による災害復旧事業の実施

(2)災害査定事務等の簡素化・迅速化

(3)災害復旧事業の制度拡充・要件緩和

①調査や査定設計書作成を災害復旧事業の補助対象へ制度拡充

②再度災害防止対策を災害復旧事業の補助対象へ制度拡充

③災害復旧事業や関連事業の事業期間要件の緩和

④小規模災害への支援拡充

⑤本復旧を伴わない応急工事への支援措置

(4) 「多面的機能支払事業」の有効活用

①「多面的機能支払事業」を活用し被災した農地・農業用施設を早急に復

旧するため、さらなる事務処理の簡素化、活動要件の緩和

②被災した農地・農業施設の復旧に限った定額助成、県・市町村の負担 が少ない、「多面的機能支払事業」の拡充や農業者が自ら取り組む復旧 作業に対する支援など新たな助成制度の創設

(5)農業用水の確保

①営農の継続に必要不可欠な農業用水の確保に向けた支援措置

(6)農業用施設の調査・点検・監視の強化

①農業用施設の管理者等が実施する調査・点検・監視等の支援制度の創設

(7)再度災害防止に向けた中・長期的対策の推進

①農業用施設の耐震点検や耐震対策に関する予算確保・制度拡充

②農村地域の防災・減災対策に関する予算確保

3.共同利用施設や卸売市場の早期復旧・復興への支援

(1)共同利用施設の早期復旧・復興への支援

①「農林水産業共同利用施設災害復旧事業」の十分な予算措置を講じるこ と。

②共同利用施設の災害復旧事業に関して、県内全ての地域を「告示地域被 害激甚市町村」として指定すること。(補助率のかさ上げ)

③現行事業での対応が困難な被災共同利用施設(CE・選果場・荷捌き所 等)に対する復旧事業の創設

・ 共同利用施設の復旧に対し、1/2 補助の条件で再取得価格まで

対象とする事業の創設。

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