② 被災宅地復旧事業
4 小規模農業用水路・農道の早期復旧支援事業 支援内容
支援対象経費
【支援対象経費】
被災した農業用水路・農道のうち国庫補助事業の対象とならない箇所における復旧に要 する経費(多面的機能支払交付金等の実施箇所を除き、かつ、受益者2戸以上)
・材料費、作業機械借上料、機械オペレーター賃金、労務費等
【交付基準】
・補助率: 2/3 ・上限額:266千円/箇所
熊本地震により被災した小規模な農業用水路・農道について、早期に自力復旧を行い、
営農再開につなげるため、復旧に要する経費を支援する。
農地整備課
【基本事業⑤】 公共施設、地域コミュニティ施設等の復旧支援
H29・6月補正<支援策④ 小規模農業用水路・農道の早期復旧支援事業>
Ⅲ 対応の経過
2.復旧対策の動き (1)県の予算措置状況
(2)復旧・復興の取組状況
ア 迅速な復旧・復興に向けた発災後の取組み(発災後概ね 1 年間)
・発災直後から、農林水産分野の被害状況をいち早く取りまとめるとともに、農林漁業者に とって必要な対策を整理し、本震発生 1 週間後(平成 28 年 4 月 22 日)には、農林水産省 への要望活動を開始した。また、県で実施すべき対策については、知事専決等により迅速 に予算化するとともに、政府の現地調査の場なども活用して国へ施策の提案・要望を実施 した。
・これを受けて、農林水産省は、他省庁に先駆けて、被災農林漁業者への総合的な支援制度 や農林水産業生産基盤の復旧対策を平成 28 年 5 月 9 日、同月 18 日と次々に提示した。生 産現場では、これらの支援策を活用した復旧・復興の歩みが加速した。
・県は、国の復旧対策等の措置を受けて、災害査定や各種事業の要望調査などの事業実施に 必要な手続き等に着手。準備が整ったものから、順次事業を実施し、復旧・復興を推進し た。
・その後も、県が実施する対策や国の予算受け入れが必要な対策は、適宜、補正予算等によ り措置するとともに、国による支援制度の創設等が必要な対策等については、国へ施策の 提案・要望を実施するなど、様々な取組みを行った。
イ 営農再建支援相談窓口の設置
・発災直後、被災した農林漁業者は早期の復旧、営農再開に向けて、どこに相談すればいいの か分からない状況であったことから、県では平成 28 年 4 月 19 日に県内の各広域本部・地域
<発災後1年間の国・県の主な動き(農林水産関係分)>
・H
28
.4
.14
県:災害対策本部設置・H
28
.4
.22
県:農林水産省への要望活動(農林水産部)・H
28
.4
.25
国:熊本地震による災害を「激甚災害」指定・H
28
.4
.25
県:国への要望活動(県庁全体)、翌26
日:農林水産省への要望活動(農林水産部)・H
28
.4
.26
県:農林水産関係被害額(236
億円)公表(更新を重ね、H30
.3
.13
確定1826
億円)・H
28
.4
.26
県:農林水産省への要望活動(農林水産部)・H
28
.5
.2
県:農林水産省への要望活動(森山大臣来熊時)・H
28
.5
.9
県:国への要望活動(県庁全体)・H
28
.5
.9
国:農林水産省が農林漁業者への支援制度や生産基盤復旧対策を公表(第1
弾)・H
28
.5
.13
国:熊本地震復旧等予備費7
,000
億円を含む補正予算を閣議決定(5
/17
成立)・H
28
.5
.18
国:農林水産省が農林漁業者への支援制度や生産基盤復旧対策を公表(第2
弾)・H
28
.7
.25
県:国への要望活動(県庁全体)・H
28
.8
.20
県:農林水産省へ税制改正を要望(農林水産部)・H
28
.8
.24
国:地震対策4
,139
億円を盛り込んだ第2
次補正予算を閣議決定(10
/11
成立)・H
28
.10
.27
県:国への要望活動(県庁全体)・H
28
.12
.22
国:地震対策第3
次補正予算を閣議決定(翌年1
/31
成立)振興局に農林漁業者からの相談を受け付ける相談窓口を設置した。
・その後、営農再建に向けた総合的な相談及び国・県の各種支援策の紹介など、多岐にわたる 相談をワンストップで対応する「営農再建支援相談窓口」を平成
28
年5
月23
日に県庁(農 業技術課)に設置した。・相談窓口の周知については、県ホームページをはじめ、「県からのたより」、テレビのテロッ プ、ラジオ等で広報を行った。
・平成
28
年7
月1
日には、農林漁業者が経営再開に向けて活用することができる様々な支援 策を目的ごとに整理した「平成28
年熊本地震による被災農林漁業者への支援ハンドブック」(逆引き集)を部内関係課が連携して作成。相談窓口に常備することで、相談対応の更なる 精度向上と効率化を図った。
・県庁の営農再建支援相談窓口への相談件数:75件(平成
29
年度末時点)ウ 農林漁業者向けの金融支援相談窓口の設置及び制度資金による支援
<金融支援相談窓口の設置>
・被災した農林漁業者への円滑な資金融通や償還猶予などの相談に対応する金融支援相談窓 口を平成
28
年4
月25 日に県庁(団体支援課)に設置した。相談窓口の周知については、
県ホームページに掲載するとともに、マスコミを通じて広報を行った。平成
28
年7
月ま では、相談時間を延長し、平日8:30~20:00、土日祝祭日 8:30~17:15 の時間で電話等に
よる相談受付を行った。・窓口では、農業・林業・水産業の各分野で災害時に利用可能な制度資金及び既存借入金の 償還条件緩和制度などを紹介した。
・金融支援相談窓口への相談件数:28件(平成
29
年度末時点)<制度資金による支援>
・被災した農林漁業者の経営継続及び早期の経営再開を支援するため、平成
28
年度4
月補 正予算(知事専決)により、運転資金及び施設等復旧に活用できる制度資金の融資枠156
億円を措置した。農協等の民間金融機関及び日本政策金融公庫からの資金の円滑な融資及 び借り入れた資金の金利負担軽減措置等の支援策を講じた。(事業名:平成
28
年熊本地震被害対策資金 25,922千円(平成28
年度4
月専決予算))・国においても、「農林漁業セーフティネット資金」の貸付限度額の引上げや
5
年間無利子 化など、災害関連資金の特例措置を講じ、被災農林漁業者の資金需要に対応した。・平成
29
年度当初予算では、融資枠104
億円を措置し、資金需要に対応。(事業名:平成
28
年熊本地震被害対策資金 予算額:17,410千円(H29当初))・制度資金の概要は、次ページ表のとおり。
・また、地域が一体となって取り組む畜産クラスター事業等により震災復旧や経営発展に取 り組む意欲ある畜産経営体の償還負担の軽減(金融機関に対する利子補給)を図るため、
平成
28
年度6
月補正(専決)により制度を創設した。詳細概要は、次ページのとおり。(事業名:畜産経営体質強化支援資金助成費 予算額
3,190
千円(事業内容の補正))Ⅲ 対応の経過
2.復旧対策の動き (2)復旧・復興の取組状況