発表テーマ
市民力の発揮を支えるネットワーク 形成に向けた政策提言
―学生・若者の積極的社会参加の 仕組みづくり―
参加者
越川 翔吾(代表者)、新子 兼麻、
板垣 翔之、糸川 和広、北原 理貴、
小林 達正、小松 義規、坂口 薫、
宮下 雪乃、山田 愛樹
指導教員
大高 研道
学生政策提案フォーラム in さいたま 政策提案概要書
発表テーマ 市民力の発揮を支えるネットワーク形成に向けた政策提言
―学生・若者の積極的社会参加の仕組みづくり―
大学名 聖学院大学 学部・学科名 政治経済学部
コミュニティ政策学科
代表者名 越川翔吾 指導教員名 大高研道
<概要>
3・11東日本大震災を経て「ボランティア活動の“敷居”の高さを感じた」という ことが、本報告テーマを設定した最大の理由である。
震災以降、聖学院大学でも街頭募金活動、岩手県野田村・宮城県気仙沼・岩手県陸 前高田でのボランティア活動等を行っている。本調査グループのメンバーも、現地で のボランティア活動に参加してきたが、この間の経験を踏まえて特に感じたことは以 下の2点である。一つは、震災を経験し、何か自分に出来ることはないのかという強 い思いを抱いた反面、思いだけが先走り、実際に何をしたらよいか分からなかったと いうことである。現在、聖学院大学内に設立された「復興支援ボランティアセンター」
を通して、私たちは多様な復興支援活動に従事している。また、大学と地元社会福祉 協議会との連携なども進められている。しかし、震災直後および復旧期は、大学や社 会福祉協議会・NPOなどを含めた諸組織が、必ずしも十分な情報を共有していたとは いえない。二つは、実際に被災地でボランティア活動を行ったが、ボランティア経験 も少なく、ましてやこのような惨状を目の当たりにしたことが初めてだった私達に は、役に立つことは出来なかったという思いだけが強く残っている。
私たちは、とりわけ大学生を念頭に、市民力発揮実現に向けて何が出来るかをゼミ で検討してきた。具体的には、1)学生たちの被災地でのボランティア活動に加え、2)
今回の震災時に主なボランティア受け入れ窓口として活躍した社会福祉協議会の担 当者へのヒアリング調査(さいたま市/上尾市)、3)聖学院大学の学生・教職員を対 象としたアンケート調査(回収数:420名)を実施した。
以上の検討を通して、学生達の多様な市民活動・ボランティア活動への参加を通し た成長及び市民力を発揮できる仕組みづくりのためには、行政や社協・NPO・自治 会などに加え、大学を市民空間として位置づけたネットワーク(「市民組織・大学・
行政コンソーシアム」)構築の必要性を提言したい。そのことは、地域にある諸資源 の発掘および活用の可能性をも示すものと考えている。
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市民力の発揮をささえるネットワーク 市民力の発揮をささえるネットワーク
形成にむけた政策提言 形成にむけた政策提言
学生・若者の積極的社会参加の仕組み作り 学生・若者の積極的社会参加の仕組み作り
聖学院大学政治経済学部コミュニティ政策学科 代表者:越川翔吾 指導教員:大高研道 学生政策提案フォーラムinさいたま(2011年11月20日)
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問題意識:「なぜこのテーマを選んだか」
3.11に東日本大震災が発生
☆何かしたいと思ってもどこに行けばよいか分か らなかった
☆実際に被災地に行っても何もできなかった
3
調査方法
1. 社会福祉協議会へのインタビュー
上尾市社会福祉協議会(2011年9月13日)
さいたま市社会福祉協議会(2011年10月4日)
2. アンケート調査(聖学院大学)
2011年10月20日〜10月27日実施
サンプル数420名(うち学生398名、教職員22名)
3. ゼミ生の被災地でのボランティア活動
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聖学院大学におけるボランティア活動
3月11日 東日本大震災発生
3月25日 宮原駅と大宮駅街頭募金活動開始
5月18日 復興支援ボランティアセンター設置【Seigakuin All-Volunteer Effort: SAVE】*学生登録メンバー44名・教 職員メンバー22名
5月26日〜29日 大学内NPOによる岩手県野田村への第一 陣派遣(第2陣6月30日〜7月3日:第3陣8月31日〜9月3日) 6月4、5日 南三陸町への救援物資輸送
6月10日〜11日 上尾社協主催宮城県気仙沼へのボラン ティアバス(第2期7月26日〜28日:第3陣8月23日〜25日)
8月16日〜18日 大学主催岩手県陸前高田への第一陣派遣
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アンケート調査結果
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アンケート調査から見えてきたこと
•多くの学生が何かをしたいと思っている。
•しかし、「どこに行ったらよいか」、「何をし たらよいかわからない」。
•ボランティアをした学生の多くが大学を通して 情報を入手し、ボランティア活動に従事してい る。
•現在もボランティアのチャンスがあれば多くの 学生が何らかの活動に取り組みたいと考えてい る。
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調査結果(社協ヒアリングから)
•現在、震災ボランティアセンター等の運営は社 協が担っているが平時の業務もあるため人手が 不足気味
•大学や他団体とのネットワークは必要だと考え ているが手が及んでいない
●埼玉スーパーアリーナ
●ボランティアバス
■ 継続的ボランティア活動の課題
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●専門的なボランティア集団
●各団体の通常業務から緊急時の既存 の体制を相互的に把握し合う
⇒定例会議を設ける
●職員全般に他団体への関心を高める ネットワーク形成には何が必要か?
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専門集団の養成
● 意識・関心の高いボランティアを各団体で把握する
● 専門性を高めるために定期的な訓練・経験に基づい た体験をする
⇒図上訓練・災害物資の仕分けと配送等の訓練
● ボランティアコーディネータの養成
⇒災害救援ボランティア本部立ち上げ訓練
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結論:学生の主体的社会参加にむけた提言
•市民が身近にアクセスできる窓口(情報共有) 公共機関の窓口の一本化
親しみやすいインターネットアクセス 広報
•被災を想定した専門家集団の育成
↑
•大学と行政や社協・NPO・自治会などとのネッ トワーク形成(「市民組織・大学・行政コンソー シアム」の構築)
ご静聴ありがとうございました!