第 4 章 エコセメントおよび再生骨材 M を用いた超硬練りコンク
5.3 試験方法
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5.3.2 表面テクスチャ
供 試 体 表 面 の 粗 さ は , 深 さ 方 向 の 測 定 分 解 能 0.2µm の レ ー ザ 変 位 計
(KEYENCE製)により測定した.写真5-4および図5-3に,使用した測定 器および測定した供試体上面の位置をそれぞれ示す.使用した測定器は,レーザ 変位計を 2 本のガイドに装着し,左右方法に可動するようにしたものである.
測定位置は,DFTの走行位置に合わせて4か所(図の赤矢印)とし,各点とも
100mmの長さだけ変位計をスライドさせ,表面の凹凸を測定した.
まず,測定した計測断面曲線から,式 5-1 を用いて直接算術平均高さ Saを 算出した.これは,計測したすべての波長を含んでいることから,比較的大きい 波長の影響を受けていると考え,このSaをマクロテクスチャ5-1)の指標とした.
次に,測定した計測断面から,式 5-2 に示すガウシアンフィルタを使用して,
波長0.5mmを基準としたうねり曲線を算出し,計測断面曲線から差し引くこと
で,路面波長0.5mm未満の凹凸による粗さ曲線を求めた.この粗さ曲線に対し,
式5-1 を用いて算術平均高さSa’を算出した.この Sa’は0.5mm未満の波長を 反映した算術平均高さであるため,これをマイクロテクスチャ5-1)の指標とした.
AZ x y dxdy Sa A
Sa 1 ,
' または
2
1 exp )
(
c c
x x
S
ただし, ln2 0.4697
5 . 0
,波長路面:c 0.5
写真5-4 レーザ変位計
100mm
図5-3 レーザ変位計の測定位置
(5-1)
(5-2)
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5.3.3 表面性状
5.3.4 表面性状は,レーザ変位計(オムロン製)およびスキャナによる表面撮
影により観察した.レーザ変位計(写真5-5)による観察については,図5
-4に示すように,供試体の上下方向および左右方向に各3回レーザを走査 させ,コンクリート表面の凹凸を記録した.なお,レーザ変位計による観察 は,摩耗作用前と摩耗 10 万回終了時点との供試体断面の変化を簡易に把握 することを目的としたため,摩耗量や摩耗体積等は算出していない.スキャ ナ(写真5-6)による撮影は,図5-5に示すように4か所で行った.これ は,供試体表面の性状を目視で捉えることを目的として実施した.
写真5-5 表面性状用レーザ変位計
図5-4 レーザ変位計走査位置
写真5-6 使用したスキャナ 図5-5 スキャナ撮影箇所
① ②
④ ③
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5.3.5 摩耗促進試験
本検討は,摩耗促進試験機による繰返し摩耗作用を与えたコンクリート版供 試体の性状を把握するものである.写真5-7および写真 5-8に,使用した摩 耗促進試験機を示す.タイヤの走行位置は,直径約350mmで,DFTの走行位置 と概ね重なるようになっている.摩耗促進試験の試験手順を図5-6に示す.は じめに摩耗作用前において,DFT による動的摩擦係数,表面テクスチャおよび 摩耗深さの計測を行い,スキャナによる表面撮影を実施した.その後摩耗促進試 験を開始し,所定の回転数(500,1500,3000,5000,10000,20000,50000,100000) に到達するごとに回転を止め,上記 4 項目の測定を行い,摩耗促進試験を再開 した.このサイクルを10万回転まで実施し,10万回終了時点で,供試体表面の 摩耗が著しい場合や,2 水準間で顕著な差異が表れた場合には,計測を終了し,
2本目の供試体計測をはじめることとした.両供試体に差異がみられない場合や,
供試体表面が摩耗されない場合には,表面に骨材が露出する程度まで強制的に 摩耗させた状態にして再度摩耗促進試験を実施することとした.
タイヤの接地圧は,摩耗促進を目的としていることから,舗装調査・試験法便 覧に記載の 0.6MPa より大きい 1.2MPa とした.また,試験機の回転速度は 60
(r.p.m)とした.
写真5-7 摩耗促進試験機
写真5-8 試験機回転部
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初期値計測
摩耗促進試験開始 計測
・すべり抵抗性
・表面粗さ
表面粗し
図5-6 試験手順
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