第6章 関数とプログラミング 137
6.8 CPU 共有メモリによるデータ交信
6.8.2 自動リフレッシュを使用したデータ交信
(2)
自動リフレッシュエリア設定
シーケンサCPUおよびモーションCPUの自動リフレッシュを使用してデータ交信を行う場 合、自動リフレッシュエリアの設定を行う必要があります。
自動リフレッシュエリアの設定は、WinCPU設定ユーティリティの《マルチCPU設定》タブ の“リフレッシュ設定”で設定を行います。
“リフレッシュ設定”の設定内容を下記に示します。
ポイント
自動リフレッシュエリアの設定は、マルチ
CPUシステムの全号機で同一設定にしてください。
各号機にて異なる内容を設定した場合、パラメータエラーとなります。
(a)
“リフレッシュ設定”について
自動リフレッシュエリアの設定を行う“リフレッシュ設定”の各設定項目を説明します。
(1)
“設定切替”について
“リフレッシュ設定”は、“設定切替”により4範囲設定することができます。
(2)
“点数”について
各CPUユニットの自動リフレッシュエリアの点数を2点(2ワード)単位で設定します。
自動リフレッシュエリアの点数は、CPUユニット1台あたり4範囲(設定1-設定4)の合 計で最大2048点(2kワード)
*1、マルチCPUシステムの全号機の合計で8192点(8kワー ド)
*2設定できます。
自動リフレッシュエリアを使用しないCPUユニットは、“点数”に“0”を設定して ください。
*1 : ベーシックモデルQCPUは、1台あたり4範囲(設定1-設定4)の合計で最大320点(320ワード)です。
*2 : 1号機がベーシックモデルQCPUの場合、マルチCPUシステムの全号機の合計点で4416点(4416ワード)設 定できます。
(3)
“先頭”、“最終”について
“先頭”および“最終”は、“点数”を設定すると自動リフレッシュエリアの先頭 アドレスおよび最終アドレスを16進数のオフセット値として自動的に表示されま す。
備 考
シーケンサCPUおよびモーションCPUの自動リフレッシュエリアの設定については、各CPUユ ニットのマニュアルを参照してください。
(1)
(2) (3)
(b)
設定例
自動リフレッシュエリアの設定例を下記に示します。
下記設定例は、1号機にハイパフォーマンスモデルQCPUを使用し、4号機は自動リフレ ッシュを使用しない設定です。
<1号機のCPU共有メモリ>
自号機動作情報エリア システムエリア 自動リフレッシュエリア
ユーザ自由エリア
システムエリア 自動リフレッシュエリア
システムエリア 自動リフレッシュエリア
システムエリア 0H~
1FFH 200H
~7FFH 800H
~ 82FH 830H FFFH
0H~ 1FFH 200H
~7FFH 800H
~ 83FH 840H FFFH
0H~ 1FFH 200H
~7FFH 800H
~ 83FH 840H FFFH
0H~ 1FFH 200H
~7FFH 800H
~
FFFH 設定1用自動リフ
レッシュエリア 設定2用自動リフ レッシュエリア
自号機動作情報エリア
設定1用自動リフ レッシュエリア
ユーザ自由エリア ユーザ自由エリア 設定1用自動リフ レッシュエリア 設定2用自動リフ レッシュエリア
ユーザ自由エリア 自号機動作情報エリア 自号機動作情報エリア
<2号機のCPU共有メモリ> <3号機のCPU共有メモリ> <4号機のCPU共有メモリ>
800H~ 80FH810H 82FH~
800H -83FH
800H -81FH820H 83FH
-~
~ ~
(3)
自動リフレッシュを使用したデータ交信時の注意事項
自号機の自動リフレッシュエリアへの書込みタイミングと他号機からの読出しタイミング により、号機ごとのデータに古いデータと新しいデータが混在することがあります。
自動リフレッシュを行う場合は、インタロックプログラムを作成し、古いデータと新しいデ
ータが混在しているときは、他号機のデータを使用しないようにしてください。
ドキュメント内
PPC-100-DC5xxx
(ページ 184-187)