第5章 ユーティリティの操作 29
5.5 MELSECNET/Hユーティリティ
5.5.3 エラー履歴モニタ画面の操作
項 目 内 容 対応SB 対応SW
対象ユニット
エラー履歴モニタの対象となるMELSECNET/Hユニットを選択 します。
(初期値:1、設定範囲:1-4)
- -
エラー履歴クリア(E) エラー履歴クリア画面を表示します。
詳細は、“(2) エラー履歴クリア画面”を参照してください。 - -
モニタ開始(M)
MELSECNET/Hユニットのモニタを開始します。
モニタ中は、 モニタ停止(M) に切り換わり、 モニタ停止(M) の 右上に“*”を点滅します。
- -
モニタ停止(M) MELSECNET/Hユニットのモニタを停止します。
モニタ停止中は、 モニタ開始(M) に切り換わります。 - -
先頭I/O No. 自局の先頭I/O No.を表示します。
(表示範囲:0000H~0FE0 H) - -
ネットワークNo. 自局のネットワークNo.を表示します。
(表示範囲:1~239) - SW0040
グループNo. 自局のグループNo.を表示します。
(表示範囲:0~32) - SW0041
局番 自局の局番を表示します。
(表示範囲:1~64、“-”) - SW0042
ネットワーク
MELSECNET/Hユニットのネットワークを表示します。
(表示範囲:“MELSECNET/H拡張(ループ)”、
“MELSECNET/H拡張(バス)”、“MELSECNET/H(ループ)”、
“MELSECNET/H(バス)”、“MELSECNET/10(ループ)”、
“MELSECNET/10(バス)”)
SB0057、
SB005A SW0046 自局情報
種別 自局の種別を表示します。
(表示範囲:“管理局”、“通常局”) SB0044 -
局番 ループ切替、ループバックを要求した局番を表示します。
(光ループ時のみ) -
SW00E0-SW00E7 要因 ループ切替、ループバックを行った要因を表示します。
(光ループ時のみ) -
SW00D0-SW00DF ループ切替
切り替え後状態 ループ切替後のデータリンク状態を表示します。
(光ループ時のみ) -
SW00D0-SW00DF エラーコード トランジェント伝送で発生したエラーコードを表示します。 *1 - SW00F0-SW00FF トランジェン
ト伝送エラー
エラー種別 トランジェント伝送で発生したエラーの種別を表示します。 - -
*1 : エラーコードについては、“Q対応MELSECNET/Hネットワークシステムリファレンスマニュアル(PC間ネット編)”を 参照してください。
項 目 内 容 対応SB 対応SW ループ切替回数 ループ切替の発生回数を表示します。
同軸バスシステムの場合は、“-”が表示されます。 - SW00CE トランジェント伝送
エラー トランジェント伝送のエラー発生回数を表示します。 - SW00EE リトライ回数 リトライ(交信異常時の再交信)回数を表示します。 - SW00C8、
SW00C9 回線異常 回線異常の発生回数を表示します。
同軸バスシステムの場合は、“-”が表示されます。 - SW00CC、
SW00CD
UNDER UNDERエラーの発生回数を表示します。 - SW00B8、
SW00C0
CRC CRCエラーの発生回数を表示します。 - SW00B9、
SW00C1
OVER OVERエラーの発生回数を表示します。 - SW00BA
、SW00C2 ショート
フレーム
ショートフレーム(データの伝文が短すぎる)エラーの発生回数を
表示します。 - SW00BB
、SW00C3 アボート AB.IFエラーの発生回数を表示します。 - SW00BC
、SW00C4 タイム
アウト タイムアウトエラーの発生回数を表示します。 - SW00BD
、SW00C5 2Kバイト
以上受信 2kバイトを超える受信エラーの発生回数を表示します。 - SW00BE
、SW00C6 エラー発生回
数 *2
通信 エラー 回数
DPLL エラー
DPLL(同期/変調で正常にデータを認識できない)エラーの発生回
数を表示します。 - SW00BF
、SW00C7
*2 : 各エラーの要因および処置の詳細は、“(3) 各エラーの要因および処置”を参照してください。
(2)
エラー履歴クリア画面
エラー発生回数を0クリアします。
項 目 内 容 対応SB 対応SW
リトライ回数クリア
リトライ回数(リンク特殊レジスタSW00C8、SW00C9)を0クリア します。
(初期値:チェック(0クリアする))
SB0005 -
通信エラー回数 クリア
通信エラー回数(リンク特殊レジスタSW00B8~SW00C7)を0クリ アします。
(初期値:チェック(0クリアする))
SB0006 -
正ループ伝送エラー クリア
正ループ側の回線異常の発生回数(リンク特殊レジスタSW00CC) を0クリアします。
(初期値:チェック(0クリアする))
SB0007 -
副ループ伝送エラー クリア
副ループ側の回線異常の発生回数(リンク特殊レジスタSW00CD) を0クリアします。
(初期値:チェック(0クリアする))
SB0008 -
ループ切替回数 クリア
ループ切替回数(リンク特殊レジスタSW00CE~SW00E7)を0クリ アします。
(初期値:チェック(0クリアする))
SB0009 - クリア項目
トランジェント伝送 エラークリア
トランジェント伝送エラー(リンク特殊レジスタSW00EE、
SW00EF)を0クリアします。
(初期値:非チェック(0クリアしない))
SB000A -
実行(E) クリア項目で選択した項目の0クリアを実行します。
(チェックした“クリア項目”の対応SBをON→OFFします。) - -
閉じる(X) エラー履歴クリア画面を閉じます。 - -
(3)
各エラーの要因および処置
各エラーの要因および処置を下記に示します。
エラー履歴モニタ画面以外にも、下記に示すリンク特殊レジスタ(SW)からも確認できます。
各リンク特殊レジスタ
(SW)の詳細は、“
Q対応
MELSECNET/Hネットワークシステムリファ レンスマニュアル(PC間ネット)”を参照してください。
項 目 リンク特殊レジスタ 要 因 処 置 ループ切替回数 SW00CE 局の電源ON/OFF、ケーブル異常、
ノイズなど。 *1
トランジェント伝送
エラー SW00EE
相手局の電源OFF、相手局のCPUユ ニットのダウン、ケーブル異常、ノ イズなど。
トランジェント伝送エラーのエラーコード を確認し、処置を行ってください。
リトライ回数 SW00C8、SW00C9局の電源ON/OFF、ケーブル異常、
ノイズなど。 *1
回線異常 SW00CC、SW00CD隣接局の電源OFF、ケーブル異常、
ノイズなど。 *1
UNDER SW00B8、SW00C0隣接局の電源ON/OFF、ケーブル異
常など。 *1
CRC SW00B9、SW00C1
該当局にデータを送信している局が 解列状態になった、ケーブル異常、
ハードウェア異常、ノイズなど。
*1
OVER SW00BA、SW00C2 ショートフレーム SW00BB、SW00C3
ケーブル異常、ハードウェア異常、
ノイズなど。 *1
アボート SW00BC、SW00C4
該当局にデータを送信している局が 解列状態になった、ケーブル異常、
ハードウェア異常、ノイズなど。
*1
タイムアウト SW00BD、SW00C5データリンク監視時間が短い、ケー
ブル異常、ノイズなど。 *1
2Kバイト以上受信 SW00BE、SW00C6 DPLLエラー SW00BF、SW00C7
ケーブル異常、ハードウェア異常、
ノイズなど。 *1
*1 : 各エラーの発生回数は、運転中にカウント値が頻繁に上がらなければ、特に問題ではありません。
カウント値が頻繁に上がっていく場合には、下記の処置を行ってください。
1) 自局および他局の電源ON/OFF状態の確認。
2) ケーブル、コネクタの状態(コネクタの抜け、ゆるみ、ケーブルの断線、ケーブル長など)の確認。
3) 自己折返しテスト、自己内部折返しテスト、ハードウェアテスト。
4) 局間テスト、正ループ/副ループテスト。
5) ご使用のネットワークユニット、MELSECNET/Hボードのマニュアルを参照し、ケーブル配線を再度行う。
また、ご使用のCPUユニットのユーザーズマニュアルを参照し、設置を再度行う。