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環境変数の設定

ドキュメント内 説明書 (ページ 189-194)

第 3 章 オープンサーバ間: Oracle 抽出レプリケーション

3.3 レプリケーション運用のためのセットアップ

3.3.5 Linkexpress Replication optionのセットアップ

3.3.5.2 環境変数の設定

[指定値]

1バイトおよび2バイトの代替文字を"UNICODE系の形式:1バイト系文字用代替文字:2バイト系文字用代替文字"の 形式で指定します。本キーワードを省略した場合、それぞれ半角および全角のアンダ・スコアに対応するコード が採用されます。

[前提になるキーワードと指定値]

CHARACTER_CONVERT_ERROR:CONTINUE [関連するコマンド]

lxrpoextコマンド

・ UNICODE_ALTERNATE_CHAR2

[意味]

UNICODE系を出力コードとする場合の文字あふれ発生時の不完全文字に対する代替文字を指定します。

[指定値]

1バイトおよび2バイトの代替文字を"TYPE:XX:TTBB"の形式でUTF-8のコードで記述します。本キーワードを省 略した場合、それぞれ1バイト系は"_"(半角アンダ・スコア)、2バイト系は"φ"(ファイ)に対応するコードが採用され ます。

[前提になるキーワードと指定値]

CHARACTER_CONVERT_ERROR:CONTINUE [関連するコマンド]

lxrpoextコマンド

環境変数名 指定内容

NLS環境 以下が指定可能です。

・ Japanese_Japan.JA16EUC

・ Japanese_Japan.JA16SJIS

LANG NLS環境に合わせます。

・ Japanese_Japan.JA16EUCの場合

- ja (Solaris 9またはSolaris 10の場合のみ設定可能)

- ja_JP.eucJP

・ Japanese_Japan.JA16SJISの場合

- ja_JP.PCK

ORACLE_HOME Oracleのインストールパス

注)レプリケーションはOracleシステム単位(ORACLE_SID)に運用します。Oracleシステムを認識するために、環境変

数“ORACLE_SID”を指定する必要があります。

参照

・ Oracleを運用するために必要な環境変数については、Oracleのソフトウェア説明書およびマニュアルを参照してくだ

さい。ただし、64bit版Oracleをご使用になる場合は、環境変数LD_LIBRARY_PATHに設定するOracleのライブラリ は、“$ORACLE_HOME/lib32”をご使用ください。(詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください)

・ 64bit版のOracle Database 11g Release 2を使用する場合、次の32bit版クライアントをインストールする必要がありま

す。

- Oracle Database 11g Release2 Client for Solaris Operation System(SPARC 32-bit)

32bit版クライアントのインストール後は、以下のシンボリックリンクを作成することで前述のLD_LIBRARY_PATHが有 効となります。

$ORACLE_HOME配下で、シンボリックリンク名:"lib32"を作成します。実体は、32bit版クライアントのlibです。以下

に、32bit版クライアントを /work へインストールした場合の例を示します。

ln -s /work/ora/app/oracle/product/11.2.0/client_1/lib $ORACLE_HOME/lib32

・ さらにLinkexpressを運用するための環境変数が必要です。Linkexpressの運用で必要な環境変数については、

“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

・ Linkexpress Replication optionのOracle抽出レプリケーションを使用する場合には、複写先システムでSymfoware/RDB

の運用で必要な環境変数とLinkexpressを運用するための環境変数が必要です。Symfoware/RDBの運用で必要な 環境変数については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。また、Linkexpressの運用で必要 な環境変数については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

3.3.5.3 動作環境ファイルの作成

Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルには、Linkexpress Replication optionの動作条件や、Linkexpress Replication optionが管理するファイルの配置先などを指定します。

Linkexpress Replication optionをインストールすると、動作環境ファイルの雛形が作成されます。

格納先ディレクトリ:/opt/FSUNlnkre/etc/

ファイル名:lxrpoconfig

インストール直後の動作環境ファイルの内容は以下のとおりです。

# Config for Linkexpress Replication option(ORACLE抽出レプリケーション)

CIRCULATING_TIME = 10

DEFMNGPATH = /home/rep/defmng WORKPATH = /home/rep/workpath ORACLE_VERSION = 1010

備考:「#」で始まる行はコメント行です。

動作環境ファイルは、上記の雛形を編集して作成します。なお、動作環境ファイルはOracleシステム名(ORACLE_SID) ごとに作成してください。作成するときのファイル名は、“ORACLE_SID.cfg(すべて半角文字で記述します)”です。

動作環境ファイルのオペランド

ここでは、動作環境ファイルに指定するオペランドについて説明します。

・ CIRCULATING_TIME(差分ログ収集間隔)

CIRCULATING_TIME = 差分ログ収集間隔 [内容]

トランザクションログデータベースから差分ログを収集する間隔を指定します。本オペランドに指定された間隔で トランザクションログデータベースから差分ログの収集を行い、差分ログファイルに出力します。この間隔を差分ロ グ収集スケジュールと呼びます。なお、差分ログ収集スケジュールの開始、終了タイミングについては、“差分ロ グ収集スケジュール”を参照してください。

[形式]

指定単位は分です。指定値は1から10080(1週間)までの符号なし整数が指定可能です。本オペランドは省略不 可です。

[備考]

本オペランドは、動作環境ファイルの雛形には10が指定されていますので、実際に運用に合った差分データ収 集間隔に変更してください。

本指定値は、レプリケーション業務の業務スケジュールより小さい値を指定してください。

・ DEFMNGPATH (抽出定義管理ファイルの配置パス指定)

DEFMNGPATH = 抽出定義管理ファイルの格納ディレクトリパス名 [内容]

抽出定義管理ファイルを管理するディレクトリパス名を指定します。

[形式]

任意のパス名を214バイト以内の絶対パス名で指定します。ディレクトリパス名に空白を含むことはできません。本 オペランドを省略することはできません。

[備考]

- 指定するパス名には、すでに存在するディレクトリパスを指定してください。

- 指定したディレクトリパスは、Linkexpress Replication optionの起動以降で使用されます。

- 複数のOracleシステムで運用する場合は、システムごとに異なる配置ディレクトリパス名を指定してください。

・ WORKPATH(一括差分複写用の作業域パス指定)

WORKPATH = 一括差分複写用の作業域パス名 [内容]

Oracleからの差分データ抽出用の作業域パス名を指定します。本領域は一括差分複写用の差分ログを取得す るために使用します。

[形式]

任意のパス名を170バイト以内の絶対パス名で指定します。パス名に空白を含むことはできません。本オペランド を省略することはできません。

[備考]

- 指定するパス名には、すでに存在するパスを指定してください。

- 指定したパスは、Linkexpress Replication optionの起動以降で使用されます。

- 複数のOracleシステムで運用する場合は、システムごとに異なる作業域パス名を指定してください。

・ ORACLE_VERSION (Oracleのバージョンレベル)

ORACLE_VERSION = Oracleのバージョンレベル [内容]

複写元データベースであるOracleのバージョンレベルを指定します。

[形式]

Oracleのバージョンレベルを“.”を省略して指定します。

901:Oracle 9.0.1を複写元データベースとする場合に指定します。

920:Oracle 9.2.0を複写元データベースとする場合に指定します。

1010:Oracle 10.1.0を複写元データベースとする場合に指定します。

1020:Oracle 10.2.0を複写元データベースとする場合に指定します。

1110:Oracle 11.1を複写元データベースとする場合に指定します。

1120:Oracle 11.2を複写元データベースとする場合に指定します。

[備考]

本オペランドは省略できません。

・ REPCMD_NUM(レプリケーションのコマンド多重度)

REPCMD_NUM = レプリケーションのコマンド多重度 [内容]

以下のレプリケーションコマンドの多重度を指定してください。

- 差分ログの取得開始コマンド - 差分ログの取得終了コマンド - 差分ログの追出しコマンド - レプリケーション起動コマンド - レプリケーション停止コマンド [形式]

レプリケーションコマンドの多重度を指定します。多重度は1から1000までの符号なし整数が指定可能です。本パ ラメタの値を超える多重度でコマンドを実行するとコマンドが異常終了します。本オペランドを省略すると“50”が 指定されたものとみなされます。

[備考]

本オペランドは、動作環境ファイルの雛形には記述されていません。レプリケーションコマンドの多重度を変更す る場合に指定してください。

・ LOGDB_NAME(トランザクションログデータベースのスキーマ名)

LOGDB_NAME = スキーマ名.テーブル名 [内容]

トランザクションログデータベースを作成したスキーマ名、テーブル名を指定します。

[形式]

トランザクションログデータベースのスキーマ名、テーブル名を“.”で区切って指定します。トランザクションログデー タベース作成用シェルスクリプトのテーブル定義に指定したスキーマ名、テーブル名を指定してください。

指定値はOracleのスキーマ・オブジエクトの命名規則に従ってください。半角の英字の大文字と小文字は区別さ れます。小文字を指定するために“"”で括る必要はありません。

本オペランドを省略するとREPUSER.REPTABLEが指定されたものとみなされます。

[備考]

本オペランドは、動作環境ファイルの雛形には記述されていません。トランザクションログデータベースを指定す る場合に指定してください。

・ REPPROJECT_CODE(レプリケーションのコード名)

REPPROJECT_CODE = レプリケーションが使用するIPCキーの最上位1バイトの値 [内容]

レプリケーションが使用するIPCキーの最上位1バイトの値を指定します。

[形式]

レプリケーションが使用するIPCキーの最上位1バイトの値を16進表記で指定します。デフォルトは0xdeです。デ フォルトの名前で運用上支障がない場合は、なるべくデフォルト値で運用してください。本オペランドは省略可能 です。

[備考]

本オペランドは、動作環境ファイルの雛形には記述されていません。レプリケーションが使用するIPCキーを変更 する場合に指定してください。

・ REPSYSTEM_ID(レプリケーションのシステムID)

REPSYSTEM_ID = レプリケーションに与えるシステムID [内容]

Oracleシステム単位に起動するレプリケーションに対して、一意なIDを指定してください。

[形式]

レプリケーションに対して与えるシステムIDを1から31までの10進数で指定します。複数のレプリケーションを起動 する場合には、省略できません。レプリケーションごとに違う値を設定してください。レプリケーションが1つの場合 には省略可能です。省略した場合には1が指定されたものとみなされます。

[備考]

本オペランドは、動作環境ファイルの雛形には記述されていません。レプリケーションのシステムIDを指定する場 合に指定してください。

動作環境ファイルの更新について

レプリケーション運用中に以下のファイルの更新は行わないでください。

・ Linkexpress Replication optionの動作環境ファイル

3.3.5.4 トランザクションログデータベースの作成

Linkexpress Replication optionでは、一括差分複写を行うために、Oracleの差分データを抽出します。この時、差分デー タは、トリガを使用してOracleデータベースに蓄積されます。このデータベースをトランザクションログデータベースと呼び ます。

トランザクションログデータベースは、あらかじめ利用者によってレプリケーションの運用前(起動前)に、作成しておく必 要があります。作成は、Linkexpress Replication optionが提供するシェルスクリプトを実行することにより行います。

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