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データの流れ

ドキュメント内 説明書 (ページ 70-76)

1. 全複写の業務を開始します。抽出処理により、複写元データベースの抽出対象のすべてのデータが、抽出定義 に従って抽出データ格納ファイルに格納されます。

2. データ送信またはデータ受信により、抽出データ格納ファイルのデータが、複写先システムの受信ファイルに格納 されます。

3. 格納処理により、受信ファイルのデータが、DBサービス定義に従って複写先データベースに格納されます。

4. 確定処理により、抽出データ格納ファイルが削除されます。

1.16.1.2 一括差分複写業務のデータの流れ

表単位のレプリケーションでの一括差分複写業務のデータの流れを以下に示します。

1. 利用者プログラムで複写元データベースを更新すると、複写元データベースの差分ログがトランザクションログファ イルまたはトランザクションログデータベースに蓄積されます。

2. トランザクションログファイルまたはトランザクションログデータベースに蓄積された差分ログが、抽出定義に従って 差分ログファイルに自動的に振り分けられます。

3. 一括差分複写の業務が業務スケジュールにより開始されます。抽出処理により、差分ログファイルの差分ログが抽 出データ格納ファイルに格納されます。

4. データ送信またはデータ受信により、抽出データ格納ファイルの差分ログが複写先システムの受信ファイルに格納 されます。

5. 格納処理により、受信ファイルの差分ログが、DBサービス定義に従って複写先データベースに格納されます。

6. 確定処理により、抽出データ格納ファイルが削除されます。

1.16.2 グループ単位のレプリケーションでのデータの流れ

グループ単位のレプリケーションでのデータの流れを、全複写業務と一括差分複写業務に分けて説明します。

・ 全複写業務のデータの流れ

・ 一括差分複写業務のデータの流れ

1.16.2.1 全複写業務のデータの流れ

グループ単位のレプリケーションでの全複写業務のデータの流れを以下に示します。

グループ単位のレプリケーションの場合でも、全複写業務は、レプリケーショングループに属する表の単位にレプリケー ションを行います。

1. 全複写の業務を開始します。抽出処理により、複写元データベースの抽出対象のすべてのデータが、抽出定義 に従って抽出データ格納ファイルに格納されます。

2. データ送信またはデータ受信により、抽出データ格納ファイルのデータが、複写先システムの受信ファイルに格納 されます。

3. 格納処理により、受信ファイルのデータが、DBサービス定義に従って複写先データベースに格納されます。

4. 確定処理により、抽出データ格納ファイルが削除されます。

1.16.2.2 一括差分複写業務のデータの流れ

グループ単位のレプリケーションでの一括差分複写業務のデータの流れを以下に示します。

グループ単位のレプリケーションでは、一括差分複写業務は、レプリケーショングループ単位に行います。

1. 利用者プログラムで複写元データベースを更新すると、複写元データベースの差分ログがトランザクションログファ イルに蓄積されます。

この時、グルーピングされた参照関係にある表に対する差分ログは、同一トランザクションとして保証されます。

2. トランザクションログファイルに蓄積された差分ログが、抽出定義に従って差分ログファイルに自動的に振り分けら れます。グループ単位のレプリケーションでは、差分ログファイルはレプリケーショングループ単位に作成します。

また、差分ログはレプリケーショングループ単位に取得されます。すなわち、1つの差分ログファイルに、レプリケー ショングループに属するすべての表の差分ログが取得されます。

3. 一括差分複写の業務が業務スケジュールにより開始されます。抽出処理により、差分ログファイルの差分ログが抽 出データ格納ファイルに格納されます。

4. データ送信またはデータ受信により、抽出データ格納ファイルの差分ログが複写先システムの受信ファイルに格納 されます。

5. 格納処理により、受信ファイルの差分ログが、DBサービス定義に従って複写先データベースに格納されます。

グループ単位のレプリケーションでは、差分ログはレプリケーショングループ単位で複写先データベースに格納さ れます。すなわち、1回の格納処理で、レプリケーショングループに属するすべての表に差分ログが格納されます。

6. 確定処理により、抽出データ格納ファイルが削除されます。

1.16.3 一時的な異常時のデータの流れ

一括差分複写において、転送エラーなどの一時的な異常が発生した場合のデータの流れを説明します。

一括差分複写のレプリケーション業務は、各処理でエラーが発生した場合、確定処理を実行せずに終了するように作成 します。

従って、エラーとなった次のスケジュールでは、抽出処理から実行され、差分ログファイルに新たに発生した差分データ を抽出データ格納ファイルに追記し、転送→格納→確定と処理を行います。

また、一時的なエラー(回線エラー、格納時の排他エラーなど)におけるリトライは、転送の場合は、Linkexpressクライア ントの業務定義(転送イベント)で設定し、抽出処理や格納処理、確定処理の場合は、各処理のシェルスクリプト(または バッチファイル)で設定します。

なお、Linkexpressのスケジュール機能では、異常となった処理からの実行はできません。業務の先頭の処理(抽出処

理)から常に実行されます。(上図の「2回目」の転送処理からのスケジュールは不可)

レプリケーション業務を中止し、その後、中止した処理から再開する場合は、再開指定でレプリケーション業務を起動す ると、中止された処理から再開します。しかし、この場合、スケジュールが有効になりません。このような場合は、再開(同 期待ち)操作を行い、その後、業務の起動操作が必要です。

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