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環境コミュニケーション

ドキュメント内 CSR 44 CSR CSR (ページ 105-109)

 持続可能な社会の構築のためには、企業はステークホルダーに対して環境負荷や環境保全 活動に関する情報を提供するとともに、幅広いステークホルダーの意見を聞き、互いの理解を 深めることが不可欠です。

 日立は、環境活動に関する情報を積極的に開示するとともに、双方向のコミュニケーション を推進することで活動のさらなる改善を図っています。また、幅広い環境コミュニケーション を通じて社会全体の環境意識の向上をめざします。

2014年度の活動総括・主な成果

2014

年度もさまざまな媒体を活用した情報発信を実施し、ステークホルダーとの直接対 話の場を設けたほか、国内外の各地域において、ステークホルダーとの交流を深める環境 コミュニケーションを推進しました。

非営利団体「CDP」1から高い評価を受け、「クライメート・パフォーマンス・リーダーシップ・イ ンデックス2014(CPLI)」に選定

「サステナビリティレポート2014」が、環境省ならびに一般財団法人 地球・人間環境フォーラム が主催する「第18回環境コミュニケーション大賞」において「環境報告優秀賞」を受賞

「日立イノベーションフォーラム」において「社会課題の解決をめざす日立の社会イノベーション 事業」の特別展示を実施

*1 非営利団体「CDP」:企業や都市の重要な環境情報を測定、開示、管理し、共有するためのグローバルなシステムを提供する国際 的な非営利団体。本部は英国・ロンドン。運用資産総額92兆米ドルに達する767の機関投資家に代わって、気候変動に関する質問 状を企業に送付し、その回答を評価。2013年に名称を「Carbon Disclosure Project」から略称の「CDP」に変更

日立のアプローチ

 日立では、環境に関する課題、側面およびパフォーマンスについて、多様なステークホルダーと 情報を共有し、双方向のコミュニケーションを図ることで、環境活動のさらなる改善をめざして います。

環境コミュニケーションの推進 方針

 日立では、環境保全に関する取り組みや活動実績、今後の計画などを報告するため、年次報告 書を発行してきました。

1998

年度から環境報告書を発行、

2011

年度からは、持続可能性に関す る報告に対するグローバルなニーズに応えて、従来の

CSR

報告書と環境報告書を統合してサス テナビリティレポートとして発行しています。

2014

年度は、「サステナビリティレポート

2014

」が、環境省ならびに一般財団法人地球・人間環 境フォーラムが主催する「第

18

回環境コミュニケーション大賞」において「環境報告優秀賞」を受賞。

2012

年の「持続可能性報告大賞」、

2013

年の「優秀賞」に続き、

3

年連続での受賞となりました。また、

日立の温室効果ガス排出量の削減および気候変動リスクの緩和に対する活動に対し、非営利団体

CDP

」から高い評価を受け、「クライメート・パフォーマンス・リーダーシップ・インデックス

2014

CPLI

)」に選定されました。製品における環境配慮の取り組みでは、日立アプライアンスのルーム エアコンや、日立製作所の社内カンパニー「インフラシステム社」のデータセンタ向け省エネ局所空 調システムが「平成

26

年度省エネ大賞」を受賞するなど、

2014

年度も社外から多くの評価をいた だきました。

2014

年度の表彰実績については、左記の

Web

サイトをご覧ください。

Web

サイト「環境への取り組み」では、サステナビリティレポートの内容に加え、日立グループ の主な環境事業や環境活動などを詳しく紹介しています。

 高いレベルで環境に配慮している事業所を紹介する「エコファクトリー&オフィスセレクト」のページ に、

2014

年度は新たに

19

事業所を掲載しました。

 ステークホルダーと直接対話ができる環境関連の展示会に出展しています。

 日本では、「日立イノベーションフォーラム」(

2014

10

月)で「社会課題の解決をめざす日立 の社会イノベーション事業」をテーマに特別展示を行い、地球温暖化などの環境問題をはじめ、社 会が直面するさまざまな課題の解決をめざす日立の社会イノベーション事業を紹介。日本以外 では、「国際グリーンテック・エコプロダクツ展示会(

IGEM

)」(マレーシア

2014

10

月)などに出 展し、日立の環境保全技術とソリューションを紹介しました。

 また、多様なステークホルダーと環境に関する議論の場も設けています。

2014

年で

6

年目とな る「

Eco-Engineering Forum

(米国ワシントン1

D.C. 2014

6

月)では、「ビッグデータ活用によ る環境問題への取り組み」をテーマに、講演会とパネルディスカッションを行いました。

*1 Eco-Engineering Forum:全米科学振興協会およびブルッキングス研究所と共催したフォーラム

報告書による情報発信および社外評価

Webサイトによる情報発信

展示会・フォーラムによる情報発信 主な取り組み

主な取り組み 各社・各グループ会社のCSR/

環境報告書発行状況

環境への取り組み 環境に関する社外受賞

「日立イノベーションフォーラム」特別展 示ゾーン

主な取り組み

ステークホルダーとの協働 主な取り組み

 環境をテーマにした社会貢献活動や、地域のステークホルダーとの交流を深める環境コミュ ニケーションを推進しています。

2014

年度も、国内外の各地域において、環境教育や植樹、清 掃活動に取り組みました。

環境コミュニケーション

環境コミュニケーション

「利根川クリーン作戦」の実施(日本)

 日立オートモティブシステムズ・群馬事業所は、毎年

5

30

日(ごみゼロの日)前後の日曜日に、

群馬県伊勢崎市の利根川左岸河川敷で清掃活動を行っています。

2004

年に開始した活動は、

2014

年の開催で

10

回目となりました。従業員とその家族

310

人が参加、ほかの地元企業から の参加者を含め総勢

450

人で五料橋下流から坂東橋上流の約

3km

の区間を清掃し、

1.3t

のゴミ を回収しました。この活動は

2009

年に国土交通省から感謝状が贈られています。

ホルチン砂漠の緑化活動(中国)

 日立建機(上海)有限公司は、「日立建機の森」と称した

10

m

2のホルチン砂漠地帯の緑化活動 を

2004

年から

10

年間行ってきました。パートナーである地域住民の方々とともに、ポプラやサ ジの木など

1

万株以上を植樹し、継続的に維持管理することで植生は回復し、野ウサギなどの小動 物が戻ってきました。

2014

年から新たにはじまる

10

年間の活動では、中国国内のディーラーと 一緒に

13

m

2の砂漠の緑化活動を行っていきます。

環境保護教育活動の推進(中国)

 広州日立冷機有限公司は

2014

12

月、従業員とその家族が日立の環境保護を理解するため の教育活動を実施しました。「環境保護教室」では、参加した子どもたちが自分で組み立てた顕 微鏡で植物の根や茎などの細胞を観察。ミクロの世界から植物と環境のつながりを体験して環 境を身近に感じてもらったほか、環境保護の必要性、重要性について説明。工場見学では親の職 場と汚水処理施設の見学を実施し、企業としての環境保護活動の内容を紹介しました。

森林の清掃活動に参加(欧州)

 日立エアコンディショニングプロダクツヨーロッパは、スペイン・ヴァカリシズー市と連携し、

同市周辺の森林の清掃活動を行う「ヨーロピアン・クリーンアップ・デー」に初めて参加しました。

従業員

11

人を含む

18

人が参加し、ゴミ

6kg

、容器類

2kg

、ガラス類

3.5kg

、紙類

1.6kg

を回収し ました。この活動では、ヴァカリシズー市にあるハイカー向けセンターの生物学者が地域の植物 相について講演したほか、地質学の学位を保有する同社のスタッフが地域内の地質学について 説明しました。今後も活動を継続していく予定です。

利根川河川敷の清掃活動

砂漠地帯の緑化活動

環境保護教室

ヨーロピアン・クリーンアップ・デ―

環境コミュニケーション

キャンペーンの一環として大阪市の通天 閣のLED・ネオン広告を消灯

 日立では、従来から夏至(

6

20

日ごろ)と七夕(

7

7

日)にライトダウンを実施してきました。

2015

3

28

日には、世界自然保護基金(

WWF: World Wide Fund for Nature

)が主催する 世界最大の環境キャンペーン「

Earth Hour

(アースアワー )

2015

」に参加し、大阪市の通天閣に ある日立の看板照明をはじめ、オーストラリアのシドニー、中国の上海や香港、タイのバンコク、

アラブ首長国連邦のドバイなどで、日立の看板やオフィスの照明を消灯しました。さらに直前の

5

日間を拡大実施期間とし、各製造拠点の構内外灯やオフィス照明を消灯。日立グループ

90

社、

23

カ国

234

拠点が参加しました。地球温暖化の防止に向けた取り組みの一つとして、日立グ ループは今後も本活動を推進していきます。

グローバルライトダウンキャンペーン

Engagement Highlight

 日立は、環境戦略をより経営戦略へと組み込んでいくために、日立グループ中期経営計画に合 わせた環境行動計画を策定し、その実行と継続的な改善により環境活動を着実に進めています。

2015

年度の具体的な目標の一つとして、売上高に占める環境に配慮した製品「環境適合製品」

の比率を

90%

にすることを掲げています。このため、各製品・サービスの開発計画に基づく環境 適合製品の拡大を推進するとともに、事業の伸長に貢献できるよう、環境負荷の低減を通じた製 品・サービスの価値創造に取り組んでいきます。

 また、事業活動による環境負荷を低減するため、高いレベルで環境に配慮し、成果を上げてい る事業所を「エコファクトリー&オフィスセレクト」と認定し、エネルギー の効率的な利用による製 品・サービスの供給拠点として環境に配慮したモノづくりを引き続き推進していきます。

 さらに、

2015

年度は、

2016

年度から始まる次期中期経営計画に合わせた次期環境行動計画の 策定を進め、さらなる環境活動の推進に取り組みます。

次期環境行動計画の策定を進め、環境負荷低減を通じた価値の創造に取り組みます

In Focus 環境におけるエンゲージメント

日立グローバルライト ダウンキャンペーン

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