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必 要 が あ る が 、 こ の 端 数 の 取 扱 い に つ い て は 所 得 金 額 の 区 分 の 問 題 で あ り 法 令 上 は 明 ら か に されてい ないこと を受け て、法人 税基本通 達 16-4- 1《法 人の年 800 万円以下 の所得 金 額の端数 計算》において 取扱いを 定めてい る。同 通達では 、まず 、所 得金 額のうち年 800 万 円以下の 金額に 1,000 円未満の 端数があ るとき は、これ を切り捨 てるこ ととし( 同通達 の 本文)、ただ し、その切 り捨てら れる端数 の金額 がその事 業年度の 所得金 額につい て切り 捨 てられる 端数の金 額より 多いとき はこれを 切り上 げること(同通 達のただ し書)を明らか に している 。
2 グ ル ー プ 通 算 制 度 に お け る こ の 中 小 法 人 の 軽 減 税 率 に お い て は 、 中 小 通 算 法 人 の 各 事 業 年 度の所得 の金額の うち年 800 万円以 下の金額( 軽減対象 所得金額 )以下 の金額に 対して 19%の税率 を乗じて 計算す ることと され(法 66⑥)、この中小 通算法 人とは、大通 算法人(詳 細 はグルー プ通算通 達2- 61《大通算 法人で あるか どうかの 判定の時 期》の【 解説】を参 照)
以 外の普通 法人であ る通算 法人をい い(法 66⑥ 括弧 書)、軽 減対象 所得金額 とは、次に より 計 算した金 額(すなわ ち、800 万円を 通算グ ループ 内の中小 通算法人 の所得 の金額の 比で配 分 した金額 )( 注1)をい うことと されてい る(法 66⑦)。
(算式)
(注)1 当該 中小通算 法人が通 算子法人 である 場合にお いて、その事業 年度終了 の日が通 算 親法人の 事業年度 終了の 日でない ときは、 800 万 円を当該 中小通算 法人の 事業年 度 の月数で あん分し て計算 した金額 となる( 法 66⑦括弧 書)。
2 通 算 親 法 人 の 事 業 年 度 が 1 年 に 満 た な い 場 合 に お け る 当 該 通 算 親 法 人 及 び 他 の 通 算法人に ついては 、「 800 万円を 中小通算 法人に係 る通算親 法人の事 業年度 の月数 で あん分し て計算し た金額 」となる (法 66⑪ )。
こ れ に よ り 計 算 を し た 結 果 、 次 の ⑴ か ら ⑶ ま で に 掲 げ る 場 合 に 応 じ て そ れ ぞ れ 算 出 さ れ る 金額につ いて 1,000 円 未満の端 数が生じ 得ると ころ、単 体納税制 度にお ける上記 1と同 様 、この端 数をどの ように 取り扱え ばよいか 、とい った疑問 が生ずる 。
⑴ 上記(注 1)(注2 )の場 合のい ずれにも該 当しない 場合にお いて 800 万円 を通算グ ル ー プ内の中 小通算法 人の所 得の金額 の比で配 分した 金額(本 通達の⑴ )
⑵ 上記( 注1)の場合 に該当す る場合に おいて 上記(注1)に より当該 中小通算 法人の事 業 年度の月 数であん 分して 計算した 金額(本 通達の ⑵イ)
⑶ 上記( 注2)の場合 に該当す る場合に おいて 800 万円 を上記(注 2)によ り当該 通算親 法 人 の 事 業 年 度 の 月 数 で あ ん 分 し て 計 算 し た 金 額 を 、 通 算 グ ル ー プ 内 の 中 小 通 算 法 人 の 所 得の金額 の比で配 分した 金額(本 通達の⑵ ロ)
グ ル ー プ 通 算 制 度 に お け る こ れ ら の 端 数 に 係 る 取 扱 い に つ い て も 、 上 記 1 の 単 体 納 税 制 度 と同様、 法令上は 明らか にされて いないこ とから 、それぞ れ、法人 税基本 通達 16-4 - 1 に定める 取扱いの 例によ ること(す なわち、1,000 円未 満の端数 が生じた ときは、こ れを 切 り捨てる こととし 、ただ し、そ の切り捨 てられる 端数の金 額がその 事業年 度の所得 金額に つ いて切り 捨てられ る端数 の金額よ り多いと きはこ れを切り 上げるこ と)を 、本通 達の本文 並 びに本通 達の⑴及 び⑵に おいて明 らかにし ている 。
軽 減対象所 得金額 = 800 万円 (注2) × そ の中小通 算法人の 所得の 金額 各 中小通算 法人の所 得の金 額の合計 額
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3 ここで 、上記2 ⑴及び ⑶の計算 について 、法人 税基本通達 16-4-1 ただし書 の取扱い を 適用した 結果、通 算グル ープ内の 中小通算 法人の 軽減対象 所得金額 の合計 額が 800 万 円
( 上 記 2 ⑶ に あ っ て は 、 800 万 円 を 通 算 親 法 人 の 事 業 年 度 の 月 数 で あ ん 分 し て 計 算 し た 金 額 。以下 3にお いて同じ。)を超える ケースが 考え られるが 、この 800 万円 を超える 部分の 金 額をどの ように取 り扱え ばよいか 、といっ た疑問 が生ずる 。
こ の点につ いては、 この 800 万円を 超える部分 の金額に ついてま で中小 法人の軽 減税率 の 適用を認 めるのは 適当で はないこ とから、 当該合 計額が 800 万円を超え ないよう 、通算 グ ループ内 の中小通 算法人 のうち切 捨超過額(同通 達ただし 書の「 当該切り 捨てられ る端数 の 金額」が「当該 事業年度 の所得金 額につい て切り 捨てられ る金額 」を超え る場合の 当該超 え る部分の 金額をい う。以 下同じ 。)が最も少 ない ものから 順次 、当該合計 額が 800 万円を 超 えないこ ととなる まで、同通達の ただし 書を適用 しない( すなわ ち、軽減 対象所得 金額に 係 る当該端 数の金額 を切り 捨てる )ことと する旨の 取扱いを 、本通 達の注書 において 明らか に している 。
4 本通達 で定める 取扱い を、具 体的な事 例及び計 算例によ り示すと 、以下 のとおり である。
《設例》
⑴ 前提 条件
イ 通 算グルー プAは 、通算親 法人A及 び通算 子法人B のグルー プであ る。
通 算親法人 A:所 得金額 23,456,100 円
通 算子法人 B:所 得金額 12,345,400 円 計 35,801,500 円
ロ 通 算親法人 A及び 通算子法 人Bの事 業年度 の月数は 、いずれ も 12 とする 。 ⑵ 軽減 対象所得 金額の 計算(端 数処理前 )
⑶ 軽減 対象所得 金額の 端数処理
イ 軽 減対象所 得金額 について 切り捨て られる 金額(ⅰ)と課 税標準(所得 金額)につ い て 切り捨て られる金 額(ⅱ )との比 較
ⅰ ⅱ ⅰ >ⅱ 切 捨超過額
( ⅰ-ⅱ)
切 捨超過額 の
少 ない順序 処 理 A 366 円 100 円 該 当 266 円 2 切 上げ B 633 円 400 円 該 当 233 円 1 切 捨て ロ 通 算親法人 A及び 通算子法 人Bのい ずれも 「ⅰ>ⅱ 」のため 、法人 税基本通達 16-
4 - 1 た だ し 書 の 例 に よ れ ば 切 上 げ と な る が 、 そ の 場 合 、 軽 減 対 象 所 得 金 額 の 合 計 額
( 5,242,000 円+ 2,759,000 円)が 8,001,000 円と なり 800 万円を超 えるた め、切捨 超 過 額の最も 少ない通 算子法 人Bにつ いては 、同通達 ただし書 の例によ らず、切捨て とな る 。
こ の結果、軽減対 象所得金 額は、そ れぞれ、通算親法 人A:5,242,000 円、通算子法 人 B:2,758,000 円(計: 8,000,000 円) となる。
通 算親法人 A: 800 万円 × = 5,241,366 円 35,801,500 円
23,456,100 円
通 算子法人 B: 800 万円 × = 2,758,633 円 35,801,500 円
12,345,400 円