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【 解説】

1 単体納 税制度に おける 確定申告 書の提出 期限の 延長の特 例(法 75 の2 、以下「 本制度 」 と いう。)に ついて は、法 人の定款 、寄 附行為 、規 則、規 約その 他これらに 準ずるも のの定 め により、又 は法人に「特 別の事情」があるこ とに より、その 事業年度 以後 の各事業 年度終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 以 内 に そ の 各 事 業 年 度 の 決 算 に つ い て の 定 時 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 にあると 認められ る場合 にその延 長が認め られる こととさ れ、こ の場合、納税地 の所轄税 務 署長は、当該法 人の申請 に基づき 、各事 業年度の 確定申告 書の提出 期限を 1月間( 所定の 場 合にあっ ては、税務署長 が指定す る月数の 期間)延長す ることが できるこ ととされ ている

( 法 75 の2 ①)。

この単 体納税制 度にお ける本制 度の適用 要件と しての「特別の 事情」が ある法人 とは具体 的 にどのよ うなもの が該当 するかに ついて、 法人税 基本通達 17-1-4《 特別の事 情があ る 法人》の ⑴から⑷ までに おいて例 示により 明らか にしてい る。

2 グ ル ー プ 通 算 制 度 に お け る 本 制 度 に つ い て は 、 グ ル ー プ 通 算 制 度 適 用 法 人 に 固 有 に 認 め ら れ る 確 定 申 告 書 の 提 出 期 限 の 延 長 事 由 な ど を 除 き 、 上 記 1 の 単 体 納 税 制 度 と 同 様 の 取 扱 い とされて いるとこ ろ、単 体納税制 度適用法 人に係 る上記1 の通達で 定める 取扱いも 、グル ー プ通算制 度適用法 人にも 同様に当 てはまる ことに なる。本通達に おいて、このこ とを明ら か にしてい る。

なお 、本通達 では、グ ループ通 算制度適 用法人 が本制度 を適用す るに当 たり必要 な法令上 の 所要の読 替えを反 映する ほか、法 人税基本 通達 17- 1-4 において例 示してい る法人の う ち通算法 人には該 当し得 ないもの(具体 的には、同通達⑵ の外国 法人や⑷ の共済組 合)を 除 外するな どの所要 の書き 振りの変 更を行っ ている 。

【 新設】(特別 の事情があ る通算法 人又は他 の通算 法人)

2 -72 法第 75 条の2第 11 項 第1号《 確定申告 書の提出 期限の延 長の特 例》の規定 によ り 読み替え て適用さ れる同 条第1項 に規定す る「特 別の事情」がある 通算法 人又は他 の 通 算法人と は、次の ような 法人をい う。

⑴ 保険業 法第 11 条《基 準日》の 規定の適 用があ る保険株 式会社

⑵ 外国株 主との関 係で、 決算確定 までに日 数を要 する合弁 会社

⑶ 会社以 外の法人 で、当 該法人の 支部又は 加入者 である単 位協同組 合等の 数が多い こ と、監督官庁 の決算 承認を 要するこ と等のた め、決 算確定ま でに日数 を要す る全国組 織 の協同組 合連合会 等

【 解説】

1 単体納 税制度に おける 確定申告 書の提出 期限の 延長の特 例(法 75 の2 、以下「 本制度 」 と いう。)につい ては、法 人の定款、寄附行為、規 則、規約そ の他これ らに 準ずるも の(以 下「定款 等」という 。)の 定めによ り、又は法人に 特別の事 情がある ことに より、その事 業 年 度 以 後 の 各 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 以 内 に そ の 各 事 業 年 度 の 決 算 に つ い て の 定 時 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 に あ る と 認 め ら れ る 場 合 に そ の 延 長 が 認 め ら れ る こ と と さ れ 、 こ の場合、納税地 の所轄税 務署長は 、当該 法人の申 請に基づ き、各 事業年度 の確定申 告書の 提 出期限を 1月間(所定の 場合にあ っては 、税務署 長が指定 する月数 の期間 )延長す ること が できるこ ととされ ている (法 75 の 2① )。

こ れを受け て、法人 税基本 通達 17-1 -4の2《 定款の定 めにより 1月間 の提出期 限の 延 長を受け ることが できる 法人》では、どのような 定款等の 定めをし ている 法人が確 定申告 書 の 提 出 期 限 の 1 月 間 の 延 長 を 受 け る こ と が で き る か に つ い て 、 定 時 株 主 総 会 の 準 備 に 通 常 2 月 以 上 を 要 す る な ど 、 一 般 に 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 以 内 に 定 時 総 会 が 招 集 さ れ て い な い 実 情 に あ る と 考 え ら れ る 次 の ⑴ 及 び ⑵ の 2 つ の ケ ー ス を 例 示 す る こ と に よ り 明 ら か に す る と と も に 、 こ の よ う な ケ ー ス に 該 当 し て も 実 際 に は 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 定 時 株 主 総 会 を 招 集 し て い る 法 人 は 、 2 月 以 内 に 定 時 株 主 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 に あ る と は 認 め ら れ な い た め 、 提 出 期 限 の 延 長 は 認 め ら れ な い こ ととなる ことを、 そのた だし書で 明らかに してい る。

⑴ 定 時 株 主 総 会 の 招 集 時 期 を 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 を 経 過 し た 日 以 後 と す る 旨 の定め

⑵ 定時株 主総会の 招集時 期を事業 年度終了 の日の 翌日から 3月以内 とする 旨の定め 2 グ ル ー プ 通 算 制 度 に お け る 本 制 度 に つ い て も 、 延 長 期 間 が 1 月 間 で は な く 連 結 納 税 制 度

と 同 様 に 2 月 間 と さ れ て い る 点 な ど を 除 き 、 上 記 1 の 単 体 納 税 制 度 と 同 様 の 取 扱 い と さ れ て いるとこ ろ、単 体納税制 度適用法 人に係る 上記1 の通達で 定める取 扱いも 、グル ープ通算 制 度適用法 人にも同 様に当 てはまる ことにな る。本 通達にお いて、このこと を明らか にして

【 新 設 】( 定 款 の 定 め に よ り 2 月 間 の 提 出 期 限 の 延 長 を 受 け る こ と が で き る 通 算 法 人 又 は 他 の通算法 人)

2 -73 法第 75 条の2第 11 項 第1号《 確定申告 書の提出 期限の延 長の特 例》の規定 によ り 読み替え て適用さ れる同 条第1項 の規定に より法第 74 条第1 項《確定申 告》の規 定に よ る 申 告 書 の 提 出 期 限 に つ い て 2 月 間 の 延 長 を 受 け る こ と が で き る 通 算 法 人 又 は 他 の 通 算法人に は、例え ば、同 じ通算グ ループ内 に次の ような定 款の定め をして いる法人( そ の 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 定 時 株 主 総 会 が 招 集 さ れ る 法人を除 く。)がある通 算法人又 は他の通 算法人 がこれに 該当する 。

⑴ 定 時 株 主 総 会 の 招 集 時 期 を 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 を 経 過 し た 日 以 後 と す る旨の定 め

⑵ 定時株 主総会の 招集時 期を事業 年度終了 の日の 翌日から 3月以内 とする 旨の定め

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なお 、本通達 では、グ ループ通 算制度適 用法人 が本制度 を適用す るに当 たり必要 な法令上 の 所 要 の 読 替 え を 反 映 す る ほ か 、 実 際 に は 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 2 月 以 内 に 定 時 株 主 総 会 を 招 集 し て い る 法 人 に 係 る 取 扱 い に つ い て の 言 及 箇 所 を 変 更 す る な ど の 所 要 の 書 き 振 りの変更 を行って いる。

【 解説】

1 単体納 税制度に おける 確定申告 書の提出 期限の 延長の特 例(法 75 の2 、以下「 本制度 」 と いう。)につ いては、法 人が会計 監査人を 置いて おり、か つ、定款 の定め によりそ の事業 年 度 以 後 の 各 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 3 月 以 内 に そ の 各 事 業 年 度 の 決 算 に つ い て の 定 時 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 に あ る と 認 め ら れ る 場 合 は 、 4 月 を 超 え な い 範 囲 内 で 税 務 署 長 が 指 定 す る 月 数 の 期 間 の 確 定 申 告 書 の 提 出 期 限 の 延 長 を 受 け る こ と が で き る こ と と さ れ て い る(法 75 の2①一 )。

2 これを受 けて 、法人税 基本通達 17-1- 4の 3《 4月を超 えない範囲 内で提出 期限の延 長 を 受けるこ とができ る場合 》では 、どの ような定款 の定めを している 法人が 上記1に よりこ の 延 長 の 特 例 を 受 け る こ と が で き る か に つ い て 、 一 般 に 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 3 月 以 内 に 定 時 株 主 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 に あ る と 考 え ら れ る 次 の ⑴ 及 び ⑵ の 2 つ の ケ ー ス を 本 文 並 び に ⑴ 及 び ⑵ で 例 示 す る こ と に よ り 明 ら か に す る と と も に 、 こ の よ う な ケ ー ス に 該 当 し て も 実 際 に は 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 3 月 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 定 時 株 主 総 会 を 招 集 し て い る 法 人 は 、 3 月 以 内 に 定 時 株 主 総 会 が 招 集 さ れ な い 常 況 に あ る と は 認 め ら れ ないこと となるた め、提 出期限の 延長は認 められ ないこと を、そ のただし 書で明ら かにし て いる。

⑴ 定 時 株 主 総 会 を 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 3 月 を 経 過 す る 日 後 の 一 定 の 期 間 内 に 招 集 する旨の 定め

【 新設】(4月 を超えない 範囲内で 提出期限 の延長 を受ける ことがで きる場 合)

2 -74 通 算法人又 は他の 通算法人 で、会計 監査人 を置いて いるもの が、次 のような 定款 の 定めをし ている場 合には、法第 75 条の 2第 11 項 第1号《確 定申告 書の提 出期限の 延 長 の特例》の 規定によ り読 み替えて 適用され る同条 第1項第 1号に掲 げる場 合に該当 す る。ただし、事 業年度終了 の日の翌 日から4 月を経 過する日( 以下2- 74 に おいて「4 月 経過日」 という 。)まで の間に定 時株主総 会が招 集される 場合は該 当しな い。

⑴ 定時株 主総会を 4月経 過日後の 一定の期 間内に 招集する 旨の定め

⑵ 定 時 株 主 総 会 の 議 決 権 の 基 準 日 を 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 か ら 1 月 を 経 過 し た 日 以 後 の 特 定 の 日 と す る 旨 及 び 定 時 株 主 総 会 を 当 該 基 準 日 か ら 3 月 以 内 に 招 集 す る 旨 の 定め

(注)1 定 時 株主 総 会の 議 決権 の 基 準日 を 定款 に 定めて い な い場 合 にお い て、定 時 株 主総 会 を基準日 から3月 以内に 招集する 旨を定款 に定め ていると きは、法第 75 条 の2第 11 項 の規定 により読 み替え て適用さ れる同条 第1項 第1号に 掲げる場 合に該 当しな い ことに留 意する。

2 同 条第 11 項 の規 定により 読み替え て適用 される同 条第3項 に規定 する申請 書の 提 出に当た り、定時株 主総 会を招集 する時期 が複数 の月に及 ぶなど定 款の定 めから は 延長する 月数が特 定でき ない場合 には、定時 株主 総会の招 集時期が 確認で きる書 類 を当該申 請書に添 付する 必要があ ることに 留意す る。