• 検索結果がありません。

接続、ログイン

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 143-160)

第7章 接続、ログイン

7.1 接続、ログイン

7.1.1 リスト管理サーバへの接続に時間がかかる。

[発生する

VL

Windows版全VL

[原因1]

Windows がホスト名を解決するために時間がかかっている。または、ネットワークの設定でDNSの逆引きゾーンが正常に定義されてい ない。

[対処1]

本現象が発生するクライアントのVLにより、以下の対処を行ってください。

■List WorksV9.0.1以前を使用している場合 以下のいずれかの方法で対処してください。

・ List Worksクライアントのhostsファイルにホスト名とIPアドレスの対応を定義する。

・ DNSサーバで、使用しているネットワークアドレスについての逆引きゾーンを定義する。

・ List Worksサーバのhostsファイルに全クライアントのIPアドレスを定義する。

■List WorksV9.1.0以降を使用している場合

リスト管理サーバのプロパティファイル(ListServer.propertiesファイル)でsystem.socket.gethostname.modeの値を「1」に設定する。

[原因2]

帳票登録処理中にサーバ上の帳票を表示している。

[対処2]

帳票登録処理中はCPU使用率が高いため、処理に時間を要します。帳票登録処理が終了してから、リスト管理サーバに接続すること を奨励します。

[原因3]

リスト管理サーバのフォルダや帳票の数が多い。

[説明3]

List Worksの帳票を問題なく運用するために、フォルダ数および帳票数を考慮する必要があります。

保管フォルダ数および保管フォルダ内帳票数の推奨値と限界値については、“運用手引書”を参照してください。

[対処

3

不要なフォルダや帳票を削除してください。

7.1.2 旧バージョンから移行し、List Worksサービスを起動したところ、サービスは起 動しているが、リスト管理サーバに接続できない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

旧バージョンからの移行直後の最初のサービス起動時に、管理ファイルのデータ変換を行っている。

[対処]

以下のイベントログが出力されるまでお待ちください。

イベントID:2061 ソース:ListWORKS

説明:List Worksサービス起動しました。

7.1.3 リスト管理サーバへの接続で、パスワードに半角15文字以上設定することがで

きない。

[発生するVL]

Windows版V6.0L10~V8.0.1、Solaris版6.0~V8.0.2、Linux版全VL

[原因]

List Worksの仕様である。

[説明]

List Worksで設定できるパスワードの上限は半角14文字です。

[対処]

List Worksにアクセスするユーザのパスワードは、半角14文字以内に設定してください。

7.1.4 データベースがSymfowareの場合、リストクリーナまたはサーバAPIを実行する と、リスト管理サーバに接続できない。

[発生する

VL

Windows版V7.0L10以降

[原因]

手動または時刻補正のソフトにより、List Worksサーバのシステム時刻が3秒以上補正されると、以下の場合にSymfowareのサーバ機 能からの通信が切断される(Symfowareの仕様)。

・ List Worksサーバとは別サーバにデータベース(Symfoware)を構築している場合

・ List Worksサーバにデータベース(Symfoware)が同居しているが、【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベー

ス】タブに「ホスト名」と「ポート番号」を指定している場合 この結果、List Worksサービスも停止するため、本現象が発生する。

[対処]

■List Worksサーバにデータベース(Symfoware)が同居している場合

【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの「ホスト名」と「ポート番号」に指定されている内容を削除し(空

白にし)、List Worksサービスを再起動してください。

■List Worksサーバとは別サーバにデータベース(Symfoware)を構築している場合 弊社技術員、サポートデスク、またはフィールドサポートセンターにお問い合せください。

7.1.5 Webクライアント端末としてWindows Server 2003、Windows 2000、

Windows7、Windows VistaまたはWindows XPを使用し、Webブラウザとし てInternet Explorerを使用した場合に、ログイン画面が正しく表示されないなど のため、ユーザ名、パスワード、ホスト名を入力できない。

[発生する

VL

Windows版V6.0L10~V8.0.1(*1)、Solaris版6.0~V8.0.2(*1)

*1)Windows版V7.0L10~V8.0.1、およびSolaris版V8.0.0~V8.0.2では、ログイン画面をList Login(リストログイン)を使用してカスタマ イズした場合。

[原因

1

Microsoft Java VM がインストールされていない。

[対処1]

Web連携機能API ListGatewayのHttpリクエストのloginコマンドを使用して、ログイン画面をカスタマイズしてください。

HttpリクエストのAPIについては、“APIリファレンス”を参照してください。

[原因2]

Interstage Apworksから提供されているJBKプラグインを使用している。

[対処

2

Web連携機能API ListGatewayのHttpリクエストのloginコマンドを使用して、ログイン画面をカスタマイズしてください。

HttpリクエストのAPIについては、“APIリファレンス”を参照してください。

[原因

3

Java(TM) Plug-inの仕様である。

[説明3]

Java(TM) Plug-inの仕様により、以下の現象が発生します。

・ 「ユーザID」エディットボックスにフォーカスが設定されていない場合は、ユーザIDを入力できません。本現象は、手動でフォーカ スを設定することで回避可能です。

・ Java(TM) Plug-in 1.4.1以前では、ListLoginを起動できません。

・ Java(TM) Plug-in 1.4.2を使用した場合に、Webブラウザのウィンドウをリサイズすると、画面が正しく再描画されません。

本現象は、Webブラウザを一度最小化してから表示する、または画面を再読み込みすることで回避可能です。

・ Java(TM) Plug-in 7 Update21以降では、セキュリティが強化されたため、ListLoginを起動するとJava(TM) Plug-inから警告画面が

表示されます。

・ Java(TM) Plug-in 7 Update40以降では、Update21以降で表示される警告画面の「このアプリケーションでは次回から表示しない」

のオプションは、使用できなくなりました。

・ Java(TM) Plug-in 7 Update51以降では、セキュリティが更に強化されたため、ListLoginを起動できません。

Java(TM) Plug-inに関する仕様、質問およびトラブルは、Oracle Corporationが公開しているJava.comのヘルプ・センター(Javaヘルプ・

センター)のサイトを参照する、またはOracle Corporationにお問い合わせください。

http://www.java.com/ja/download/help/

[対処3]

Web連携機能API ListGatewayのHttpリクエストのloginコマンドを使用して、ログイン画面をカスタマイズしてください。

HttpリクエストのAPIについては、“APIリファレンス”を参照してください。

Java(TM) Plug-in 7 Update51で上記対処ができない場合は、例外サイト・リスト(Exception Site List)を使用することで、ListLoginを起 動できます。

例外サイト・リストの詳細については、Oracle Corporationが公開しているJava.comのJava テクノロジ FAQのサイトを参照する、または Oracle Corporationにお問い合わせください。

http://www.java.com/ja/download/faq/

7.1.6 ログイン画面が正しく表示できない。

[発生する

VL

Windows版V6.0L10~V8.0.1、Solaris版6.0~V8.0.2

[原因]

以下の場合に現象が発生する。

■Windows版の場合

・ Interstage Application Server V5.0L10またはV5.0L20を使用している、または

・ Interstage Application Server V6.0L10、V7.0L10またはV7.0L11でTomcat 3.1ベースのServletサービスを使用している

■Solaris版の場合

・ Interstage Application Server 5.0または5.1を使用している、または

・ Interstage Application Server 6.0、7.0または7.0.1でTomcat 3.1ベースのServletサービスを使用している

[対処]

JServletの作業用フォルダ配下のファイルを削除して、JServletサービスを再起動してください。

デフォルトのJServletの作業用フォルダの場所は以下のとおりです。

・ Windows版 JServletの作業用ファイル

[Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMJs2\work\listworks

・ Solaris版 JServletの作業用ファイル

/opt/FJSVjs2/work/listworks

7.1.7 ログインするとエラーとなり、ログインできない。

[発生するVL]

Solaris版全VL *1、Linux版全VL *1

*1)Solaris版V8.0.0以降およびLinux版では、Webアプリケーション環境定義ファイルにWWWサーバのURLを設定している場合

[原因]

Webアプリケーション環境定義ファイルに指定するWWWサーバのURLとして、WebサーバのIPアドレスが2つ指定されている。

[対処]

以下のWebアプリケーション環境定義ファイルに指定するWWWサーバのURLには、Webサーバのアドレスを1つだけ指定してくださ い。

Solaris版の場合: /$DIR/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml ($DIRはWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt) Linux版の場合 : /opt/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml

7.1.8 Webクライアントの操作でエラーになり、切断されてしまう。

[発生する

VL

Windows版V6.0L10~V8.0.1、Solaris版6.0~V8.0.2

[原因]

Interstage Application Serverの障害により、セションIDが重複する可能性があり、負荷分散装置の振り分け処理が正常に行われない ため。

≪発生条件≫

以下のすべてを満たす場合に、現象が発生する。

・ V7系以前のInterstage Application Serverを使用している。

・ 負荷分散装置を使用し、Webクライアントからの処理を、複数のWebゲートウェイサーバに振り分けて運用している。

・ 負荷分散装置が、Interstage Application Serverの生成するセションIDをキーにして振り分けを行っている。

・ 各サーバを同時刻に起動している。

[説明]

Interstage Application Serverでは、IJServer名やサーバの起動時刻を基準にセションIDを生成するため、各サーバで同一のセション

IDが生成される可能性があります。この場合、本来振り分けられるべきサーバに処理が振り分けられず、エラーが発生します。

[対処]

以下のいずれかの方法で対処してください。

・ 負荷分散装置で、Interstage Application Serverの生成するセションID以外をキーにして振り分けを行う。

・ 各サーバを1分以上ずらして起動する。

7.1.9 JServletサービスが自動起動しない、またはログインすると、エラーとなりログイ ンできない。

[発生するVL]

Windows版V6.0L10~V8.0.1

[原因]

仕様変更により、製品版のInterstage Application Serverを利用するようになったため。

≪発生条件≫

以下の場合に現象が発生する。

・ Interstage Application Server V5.0L10またはV5.0L20を使用している、または

・ Interstage Application Server V6.0L10、V7.0L10またはV7.0L11でTomcat 3.1ベースのServletサービスを使用している

[説明]

ListWORKS V10以前では、List Works用にカスタマイズされたInterstage Application Serverを利用していましたが、V6以降では製品 版を利用します。そのため、製品版のInterstage Application Serverの動作に従い、JServletサービスは手動起動になります。

[対処]

JServletサービスを自動起動にするためには、List Worksサーバで、【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】より【サービス】ダ イアログボックスを表示し、「Interstage JServlet」サービスを「自動起動」にしてください。

7.1.10 Webクライアントからリスト管理サーバにログインできない。「HTTP404」

「HTTP500」「HTTP503」のメッセージが表示される。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因

1

≪メッセージがHTTP404の場合≫

Web連携の環境設定を行っていない。

[対処

1

マニュアルに従ってWeb連携の環境設定を行ってください。

[原因2]

≪Windows版V10.2.0以降、またはSolaris版 V10.1.0で、メッセージがHTTP404の場合≫

List Worksに同梱しているInterstage Application Server V11、または製品版のInterstage Application Server V10以降を、以下のいず れかの方法でインストールした。

・ 標準インストールした。

・ カスタムインストールしたときに、List Worksで必要なコンポーネントを選択していない。

[対処2]

Interstage Application Serverは、アプリケーションサーバ機能をカスタムインストールし、以下のコンポーネントを追加でインストールし てください。

・ アプリケーションサーバの基本機能

・ Java EE

・ イベントサービス

・ Webサーバ

・ セキュア通信サービス

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 143-160)