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ローカル印刷

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 123-133)

第6章 印刷

6.3 ローカル印刷

6.3.1 List Worksで印刷すると、罫線が太くなったり、網がけが不均一になる。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

List Worksプリンタドライバの印刷解像度と、出力先プリンタのドライバの印刷解像度が異なっている。

[対処]

List Worksプリンタドライバの印刷解像度と、出力先プリンタの印刷解像度をなるべく同一にして印刷してください。

6.3.2 VSP2851等の多目的インパクトプリンタで連続紙にローカル印刷した場合、各 ページの端の文字が欠けて印刷される。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

任意サイズの帳票データを登録した際に、連続紙用の給紙口情報が設定されて、存在しない給紙口情報として判断された。

[対処]

任意サイズのList Creator帳票またはNetCOBOL/MeFt帳票をList Worksに登録するときは、出力する「給紙口名」をWindows/Solaris/

Linuxアプリケーションの帳票定義体またはプログラムに設定してください。

6.3.3 印刷ダイアログボックスで選択したプリンタが保存されない。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

■Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合

リストナビまたはリストビューアの「ページ設定」で、「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」が設定されてい る。

■上記以外の場合

リストナビまたはリストビューアの「ページ設定」で、プリンタの設定をしていない。

[説明]

リストナビの【ローカル印刷】ダイアログボックスには、リストナビの「ページ設定」で設定したプリンタが表示されます。

リストビューアの【印刷】ダイアログボックスには、リストビューアの「ページ設定」で設定したプリンタが表示されます。

なお、Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合、Windowsの「通常使う プリンタ」を使用する設定がされているときは、Windowsの「通常使うプリンタ」が表示されます。

[対処]

■Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合 List Worksで常にWindowsの「通常使うプリンタ」を使用した印刷をするには、以下の手順で設定します。

1. リストナビの【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】、またはリストビューアの【ファイル】メニューの【ページ設定】を 選択します。

2. 【プリンタ情報】タブで「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」にチェックし、【OK】ボタンをクリックしま す。

■上記以外の場合

リストナビまたはリストビューアの【ページ設定】ダイアログボックスで、プリンタを設定してください。

プリンタの設定方法は以下のとおりです。

・ リストナビの場合

1. リストナビの【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】を選択します。

2. 【ページ設定】ダイアログボックスで【プリンタの設定】ボタンをクリックします。

3. 【プリンタの設定】ダイアログボックスで、「プリンタ名」を設定し、【OK】ボタンをクリックします。

4. 【ページ設定】ダイアログボックスで【OK】ボタンをクリックします。

・ リストビューアの場合

1. リストビューアの【ファイル】メニューの【ページ設定】を選択します。

2. 【ページ設定】ダイアログボックスで【プリンタの設定】ボタンをクリックします。

3. 【プリンタの設定】ダイアログボックスで、「プリンタ名」を設定し、【OK】ボタンをクリックします。

4. 【ページ設定】ダイアログボックスで【OK】ボタンをクリックします。

なお、List Worksインストール時には、【ページ設定】のプリンタに、「通常使うプリンタ」が設定されます。インストール後に「通常使うプ リンタ」を変更しても、変更は反映されません。この場合には、上記方法でプリンタを設定する必要があります。

6.3.4 帳票を印刷すると、オーバレイの線が定義した線種で印刷されない。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

List Creator、またはFORMのFORMツール、FORMのPowerFORMツールで作成したベクトルオーバレイを使用している。

[説明]

ベクトルオーバレイ(KOL5、KOL6)の線は、線幅を優先して印刷されます。このため、表現できる線幅の範囲を超えていた場合(細い 二重線など)は、定義した線種で印刷されず、線幅を優先した別の線種で印刷される場合があります。

[対処]

印刷先のプリンタの解像度を変更してください。

解像度を変更しても現象が変わらなければ、線幅/線種を変更し、オーバレイを再度登録してください。

6.3.5 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を印刷すると、アプリケーション エラーが発生する。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

帳票のオーバレイに、長さが0の線分(点に見える)が含まれている。

[対処]

長さが0の線分を削除してください。

6.3.6 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を印刷すると、帳票の端が印刷 されない(表示は正常)

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

NetCOBOL/MeFtおよびList Creatorでプリンタの印刷禁止域に印刷原点位置が設定されている。印刷原点位置の設定は印刷する場 合に有効となるため、印刷および印刷プレビュー時のみ現象が発生する。

[対処]

印刷原点位置は印刷可能域に設定してください。

6.3.7 COBOLで「WRITE xx AFTER n」および「WRITE xx BEFORE n」を混在した り、「WRITE xx AFTER 0」を使用したりして帳票を作成すると、List Worksで 正しく印刷されない。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

「重ね打ち」された印刷データが登録されている。

[説明]

List Worksでは「重ね打ち」された印刷データをサポートしていません。上記のように1行に複数の WRITE文が用いられる印刷データ を正しく取り扱うことができません。

[対処]

1行が1つのWRITE文で出力されるように変更してください。

6.3.8 特定のクライアント、特定のプリンタで印刷が遅い、または正しく印刷されない。

(表示は正常)

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因1]

プリンタドライバの問題である。

[対処1]

次のことを確認してください。

・ プリンタドライバの修正版が提供されていないか。

・ プリンタドライバに制限事項がないか。

・ 解像度などの設定に問題はないか。

[原因2]

Windowsファイアウォールにより、出力するプリンタのプリンタドライバが使用する通信がブロックされている。

[対処2]

Windowsファイアウォールの設定を見直してください。

6.3.9 図形、バーコードを含む帳票を印刷すると、図形、バーコードが正しい大きさで印

刷されない場合がある。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

Windows APIの不具合により、Windowsシステムに設定されているプリンタの解像度と、List Worksで印刷時に指定したプリンタの解

像度が異なる場合、本現象が発生する。

[対処]

List Worksから印刷する際に、Windowsシステムに設定されているプリンタの解像度と、List Worksの印刷時に指定したプリンタの解像 度を同じ値に設定して印刷を行ってください。

6.3.10 プリンタ環境を変更すると、指定したプリンタに印刷されない、またはプリンタの

プロパティで設定を変更しても、設定した通りに印刷されない。

[詳細]

プリンタ環境を変更した場合の具体的な現象は、以下のとおりです。

・ プリンタのポート名を変更した(IPアドレスの変更により、自動的にポート名も変更されるプリンタもあります。)

・ Windowsのプリンタで「通常使うプリンタ」を変更した

・ Windowsのプリンタのプロパティ(印刷設定など)を変更した

・ List Worksで使用していたプリンタを削除した

・ List Worksで使用していたプリンタのドライバを更新した

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

■Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合

リストナビまたはリストビューアの「ページ設定」で、「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」が設定されてい ない。

■上記以外の場合

リストナビまたはリストビューアの「ページ設定」で、プリンタの設定を行っていない。

[説明]

List Worksインストール時には、【ページ設定】ダイアログボックスのプリンタに、「通常使うプリンタ」が設定されます。しかし、インストー ル後にプリンタ環境を変更しても、List Worksには反映されません。

List Worksでは、List Worksのデフォルトのプリンタとして、リストナビおよびリストビューアそれぞれのローカル印刷の「ページ設定」で

指定したプリンタ情報を保存しています。

なお、Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合は、List Worksで「通常 使うプリンタ」を使用する/しないが設定できます。

[対処]

リストナビまたはリストビューアの【ページ設定】ダイアログボックスで設定してください。なお、リストナビ、リストビューアともに変更する場 合は、それぞれで設定してください。

■Windows版V9.0.1以降、Solaris版V10.1.0、またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合 List Worksで常にWindowsの「通常使うプリンタ」を使用した印刷をするには、以下の手順で設定します。

1. リストナビの【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】、またはリストビューアの【ファイル】メニューの【ページ設定】を 選択します。

2. 【プリンタ情報】タブで「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」にチェックし、【OK】ボタンをクリックしま す。

■上記以外の場合

リストナビまたはリストビューアの【ページ設定】ダイアログボックスで、プリンタを設定します。

プリンタの設定方法は以下のとおりです。

・ リストナビの場合

1. リストナビの【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】を選択します。

2. 【ページ設定】ダイアログボックスで【プリンタの設定】ボタンをクリックします。

3. 【プリンタの設定】ダイアログボックスで、プリンタの設定、およびプリンタのプロパティを設定し、【OK】ボタンをクリックします。

4. 【ページ設定】ダイアログボックスで【OK】ボタンをクリックします。

・ リストビューアの場合

1. リストビューアの【ファイル】メニューの【ページ設定】を選択します。

2. 【ページ設定】ダイアログボックスで【プリンタの設定】ボタンをクリックします。

3. 【プリンタの設定】ダイアログボックスで、プリンタの設定、およびプリンタのプロパティを設定し、【OK】ボタンをクリックします。

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 123-133)