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データベース(Symfoware)のRDBコマンドを実行すると、「qdg02250u:RDBIIが未起動のため'rdbrtr'コマンドは実行できま

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 47-69)

第2章 インストール

3.1 環境設定

3.1.12 データベース(Symfoware)のRDBコマンドを実行すると、「qdg02250u:RDBIIが未起動のため'rdbrtr'コマンドは実行できま

セージが出力され、バックアップに失敗する場合がある。

[発生するVL]

Windows版V7.0L10以降

[原因

1

データベース(Symfoware)のコマンドをタスクスケジューラでバッチ実行するときに、RDBNAME環境変数が設定されていない。

[対処1]

バッチファイルにRDBNAME環境変数を設定してください。

[原因2]

ターミナルサービスクライアント(リモートデスクトップ)でデータベース(Symfoware)のコマンドを実行している。V7.0L10~V8.0.1のList Worksに同梱されているSymfowareは、ターミナルサービスクライアント(リモートデスクトップ)からのSymfowareの操作をサポートして いない。

[対処

2

データベースがSymfowareの場合には、ターミナルサービスクライアント(リモートデスクトップ)を利用しないでください。

データベースの作成およびバックアップなど、Symfowareに対して操作をする場合は、直接利用できる端末から操作してください。

3.1.13 Administrators権限またはスーパユーザ権限のあるユーザが、リストナビ、リ ストビューアのオプションを設定したが、その後Administrators権限またはスー パユーザ権限のある別のユーザが、リスト管理サーバへ接続して確認すると、

設定されていない。(設定内容が引き継がれない)

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

List Worksの仕様である。

リストナビ、リストビューアのオプション情報はユーザアカウントごとに保存するため、オプションを設定したユーザのみで有効になる。

[対処]

リストナビ、リストビューアのオプションは、ユーザごとに設定してください。

3.1.14 管理者ツールで26バイトを超えたユーザ名またはグループ名を設定すると、エ ラーメッセージが出力されアクセス権の設定ができない。「データベースの更新 に失敗しました。JYP2084E 文字データの有効文字が失われます.詳細コード

=0x00003402」

[発生するVL]

Windows版V7.0L10~V10.1.0

[原因]

26バイトを超えるユーザ名またはグループ名はサポートしていない。(List Worksの仕様)

[対処]

ユーザ名またはグループ名を26バイト以内に変更してください。

なお、ユーザ名またはグループ名が50バイト以下の場合は、以下の手順でアクセス権を設定することもできます。

1. 26バイト以内のグループを新規に作成する。

2. 既存のユーザまたはグループを、新規に作成したグループに定義する。

3. 新規に作成したグループに対して、管理者ツールでアクセス権を設定する。

3.1.15 エクスプローラからコピーしたり、バックアップソフトなどを使用して、List Works のデータをそのままバックアップしようとすると、一部のファイルがバックアップ できない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

以下のサービスのいずれかを停止しないでバックアップを行った。

・ Print Spooler

・ FUJITSU 帳票管理

・ List Works Filing Service

・ List Works Watch Service

・ List Works Assort Service

[対処]

以下のサービスのすべてを停止してからバックアップを行ってください。

・ Print Spooler(*1)

・ FUJITSU 帳票管理

・ List Works Filing Service

・ List Works Watch Service

・ List Works Assort Service

サービスの停止方法は、以下の通りです。

1. 【スタート】メニューの【プログラム】-【管理ツール】-【サービス】より【サービス】ダイアログボックスを表示します。

2. 停止したいサービスを選択し、【操作】メニューの【停止】をクリックします。

*1)Print Spoolerと依存関係のあるサービスも停止されます。

3.1.16 既存のデータベースを削除するとエラーとなり、データベースが削除できない。

[発生するVL]

Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降、Linux版全VL

[原因]

List Worksのサービスが起動している状態でデータベースを削除しようとした。

[対処]

List Worksのサービスが停止していることを確認してから、データベースを削除してください。

3.1.17 リスト管理サーバの環境設定で、データベースの接続確認を行った場合に

「JYP1010E サーバ接続要求が拒否されました。」のエラーが出力され、接続 確認ができない。

[発生するVL]

Windows版V7.0L10以降

[原因]

データベースがインストールされているサーバのWindows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされ る。

[対処]

データベースがインストールされているサーバのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。

Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windows ファイアウォールの設定”を参照し、データベースが使用する ポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。

「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、データベースの種類によって異なります。

・ Symfowareの場合

- V10.2.0以前の場合

【Symfoware/RDBの環境設定】ダイアログボックスの【多重度】タブの「リモートアクセスで使用するポート番号」で指定したポー ト番号(通常は「2050」です。)

- V10.3.0の場合

setupLWDB.batの「RDB_PORT」で指定したポート番号(通常は「2050」です。)

・ Oracleの場合

ネーミング・メソッドの構成で設定したポート番号(通常は「1521」です。)

■Windows Server 2008 R2/2012の場合

上記のポート番号を「受信の規則」に設定します。

3.1.18 lvsetfolコマンドを実行するとエラーになる。「UX:lvsetfol:エラー:1950:データ ベースの接続に失敗しました. 詳細コード(内部コード):a001」

[発生するVL]

Solaris版V8.0.0以降、Linux版全VL

[原因1]

List Worksサービスが起動されていない。

[対処

1

List Worksサービスを起動してください。

[原因2]

≪Linux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合≫

List Worksの操作に必要な環境変数が設定されていない。

[対処2]

以下の環境変数を設定してください。

環境変数 設定値

LANG ja_JP.UTF-8

LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib (注1)

または

$ORACLE_HOME/lib (注2)

ORACLE_HOME (注2) Oracleクライアントのインストール先ディレクトリ

注1:保管データベースとしてSmfowareを使用している場合に、設定が必要です。

注2:保管データベースとしてOracleデータベースを利用している場合に、設定が必要です。

[原因3]

≪Solaris版およびLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合≫

データベースで使用されるライブラリに対して、シンボリックリンクが設定されていない、または設定に誤りがある。

[対処

3

データベースで使用される以下のライブラリに対して、シンボリックリンクを正しく設定してください。

■Solaris版の場合

・ Symfowareの場合

# ln -s /$DIR/FSUNrdb2b/lib/libsqldrv.so /usr/lib/libsqldrv.so <RETURN>

# ln -s /$DIR/FJSVsymjd/fjjdbc/bin/libLdWrapper.so /usr/lib/libLdWrapper.so <RETURN>

($DIRは、Symfoware Serverのインストールディレクトリ名です。)

・ Oracleの場合

- Oracle9i(32bit版)、Oracle11gR2の場合

# ln -s /$DIR/lib/libclntsh.so /usr/lib/libclntsh.so <RETURN>

- Oracle9i(64bit版)、Oracle10g、Oracle11gR1の場合

# ln -s /$DIR/lib32/libclntsh.so /usr/lib/libclntsh.so <RETURN>

($DIRは、Oracle Databaseのインストールディレクトリ名です。)

■Linux版の場合

・ Symfowareの場合

# ln -s /opt/FJSVrdb2b/lib/libsql64drv.so /usr/lib64/libsql64drv.so <RETURN>

# ln -s /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin/libLdWrapper64.so /usr/lib/libLdWrapper64.so<RETURN>

・ Oracleの場合

# ln -s /$DIR/lib/libclntsh.so /usr/lib64/libclntsh.so <RETURN>

($DIRは、Oracle Databaseのインストールディレクトリ名です。)

[原因4]

≪データベースがSymfowareの場合≫

データベース接続用設定ファイルの指定に誤りがある。

[対処4]

以下のディレクトリのデータベース接続用設定ファイル(lwfssqlenvc)で指定した内容に、誤りがないか確認してください。誤りがある場 合は、正しく修正し、コマンドを実行してください。

/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/lwfssqlenvc

(/optは、List Worksのインストールディレクトリです。)

3.1.19 List Worksをバージョンアップしたが、Webクライアントの新機能が使用できな い、新しいActiveXコントロールがダウンロードされない、Webクライアントが異 常終了する、または、Webクライアントで障害修正が適用されているサーバの 帳票を表示・印刷したが、修正された障害が再現する、などの現象が発生する。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因1]

≪プロキシサーバ経由でWebゲートウェイサーバに接続している場合≫

プロキシサーバにキャッシュされている以下のファイルが古い。

・ ListPrint(ActiveXコントロール/Plug-In)

・ JSPファイル

・ jsファイル

[対処1]

以下の手順で、プロキシサーバの設定を見直してください。

1. プロキシサーバにキャッシュされている以下のファイルを削除します。

- f5cwwpti.cab

- npf5cwwptn.jar

- browsebody.jsp

- printbody.jsp

- print.jsp

- listprint.js

2. 上記のファイルがキャッシュされないように、プロキシサーバの設定を変更します。

[原因2]

Internet Explorerにキャッシュされている以下のファイルが古い。

・ JSPファイル

・ jsファイル

[対処

2

以下のどちらかの対処を行ってください。

・ Internet Explorerのインターネット一時ファイルを削除します。

・ Internet Explorerにキャッシュされている、以下のファイルを削除します。

- browsebody.jsp

- printbody.jsp

- print.jsp

- listprint.js

[原因3]

≪JSPファイルをカスタマイズしている場合≫

ListPrint(ActiveXコントロール/Plug-In)が定義されているJSPファイルまたはjsファイルに、古いListPrint(ActiveXコントロール/Plug-In) のバージョンレベル情報が定義されている。

[対処

3

ListPrint(ActiveXコントロール/Plug-In)が定義されているJSPファイル、またはjsファイルに、新しいListPrint(ActiveXコントロール /Plug-In)のバージョンレベル情報を定義してください。詳細は、障害修正の適用手順書を参照してください。

JSPファイルまたはjsファイルの定義を変更した後は、以下の手順を実施してください。なお、使用しているOS、サーブレットコンテナや

List Works のバージョンレベルによって、有効にする方法が異なります。

■Windows版の場合

・ Tomcat 4.1ベースのServletサービスを使用している場合、またはList Works V9.0.1以降を使用している場合

1. 【スタート】メニューから【プログラム】-【List Works】-【環境設定】-【Web 連携】をクリックします。

2. List Works Web 連携環境設定】ダイアログボックスの【OK】ボタンをクリックします。

・ Tomcat 3.1ベースのServletサービスを使用している場合

1. 【スタート】メニューの【プログラム】-【管理ツール】-【サービス】をクリックします。

2. サービス名「Interstage JServlet」を選択して、再起動します。

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