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リモート印刷

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 113-123)

第6章 印刷

6.2 リモート印刷

6.2.1 VSPプリンタへリモート印刷すると、印刷異常となる、または正常に印刷されな い。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

VSPプリンタの印刷ポートと、リモート印刷の高速印刷の設定が異なっている。

[対処]

以下のように設定し、再度実行してください。

■VSPプリンタの印刷ポートが「VSP Network FMPort」の場合

リモート印刷のダイアログボックスで、以下の項目のチェックをはずして印刷してください。

V6.0L10の場合:高速印刷を行う(VSP)

V7.0L10以降の場合:VSPシリーズにホスト帳票を印刷する

■VSPプリンタの印刷ポートが「VSP Network Port」の場合

リモート印刷のダイアログボックスで、以下の項目にチェックして印刷するか、またはVSPプリンタの印刷ポートを「VSP Network FMPort」に変更し、再度印刷してください。

V6.0L10の場合:高速印刷を行う(VSP)

V7.0L10以降の場合:VSPシリーズにホスト帳票を印刷する

≪注意≫

リモート印刷のダイアログボックスで、「高速印刷を行う」(V6.0L10)または「VSPシリーズにホスト帳票を印刷する」(V7.0L10以降)にチェッ クするには、受信フォルダのプロパティで、「VSPシリーズに高速印刷を行う」(V6.0L10)または「VSPシリーズにホスト帳票を印刷する」

(V7.0L10以降)をチェックする必要があります。

6.2.2 LAND(横)の帳票をリモート印刷すると、用紙に縦に印刷され右側がはみ出て しまう。

[発生する

VL

Windows版全VL

[原因]

「用紙方向の自動認識」の設定が、無効になっている。

[対処]

「用紙方向の自動認識」の設定をしてください。設定方法は、以下のとおりです。

■受信フォルダから振り分けて直接印刷する場合

印刷フォルダの【プロパティ】の【属性】タブで、【ページ設定】ボタンをクリックし、【印刷倍率】タブで以下の項目を指定します。

「印刷方法」:用紙全体 「用紙方向」:自動認識する

■保管フォルダから印刷する場合

リストナビの【ファイル】-【リモート印刷】-【ページ設定】ダイアログボックスの【印刷倍率】タブで以下の項目を指定します。

「印刷方法」:用紙全体 「用紙方向」:自動認識する

6.2.3 リモート印刷する場合に、ページ設定で指定した内容が有効にならない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

リモート印刷のページ設定の方法が誤っている。

[対処]

リモート印刷のページ設定は以下の方法があり、それぞれ有効になる場合が異なります。

・ 印刷フォルダのプロパティの【ページ設定】の場合

受信フォルダから印刷フォルダに振り分ける場合に有効になります。保管フォルダからリモート印刷する場合には有効になりませ ん。

・ リストナビの【ファイル】メニューの【リモート印刷】で表示される【ページ設定】の場合

保管フォルダからリモート印刷する場合に有効になります。受信フォルダから印刷フォルダに振り分ける場合には有効になりませ ん。

・ リモート印刷時に表示される【リモート印刷】ダイアログボックスの【ページ設定】

保管フォルダからリモート印刷する時に表示され、1回の印刷単位で有効になります。ここで指定した値は保存されません。

6.2.4 リスト管理サーバに接続し、リモート印刷を実行すると状態が異常となり、印刷で

きない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1]

ユーザ環境変数TMPに設定されているフォルダにおいて、リスト管理サーバに接続しているユーザに対するフルコントロール権限が ない。

以下の条件を満たす場合に発生する。

・ List WorksサーバのOSが、Windows Server 2003/2008/2012

・ FUJITSU帳票管理サービスに起動アカウントを設定して起動している

・ Usersグループに属しているユーザで、リストナビにログインしている

・ Print Managerで管理している印刷フォルダにリモート印刷している

[説明1]

上記の条件を満たす場合、List Works は、一時ファイルの作成場所として、FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウントに指定して いるユーザのユーザ環境変数TMP を使用します。

ユーザ環境変数TMP に設定されているフォルダには、通常一般ユーザに対してフルコントロールの権限がありません。このため、リ モート印刷でエラーとなる場合があります。

[対処1]

FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウントに設定されているユーザのユーザ環境変数TMP に設定されているフォルダに、フルコン トロール権限を付与してください。

例)起動アカウントが“lw”のときのユーザ環境変数TMP(WindowsがCドライブにインストールされている場合)

C:\Documents and Settings\lw\Local Settings\Temp

[原因2]

List WorksサーバのOSが、Windows 2000 Server、またはWindows Server 2003/2008/2012の場合、印刷フォルダに対して、FUJITSU 帳票管理サービスのフルコントロール権限がない。

[対処2]

通常の印刷フォルダに印刷した場合(プリントプロセッサに、[帳票管理]出力用を指定してある場合)は、印刷フォルダには、FUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントのフルコントロール権限が必要です。

・ FUJITSU 帳票管理サービスが、システムアカウントで起動されている場合

印刷フォルダには、SYSTEMフルコントロール権限が必要です。

・ FUJITSU 帳票管理サービスが、設定されたアカウントで起動されている場合

印刷フォルダには、設定したアカウントに対してフルコントロール権限が必要です。

6.2.5 クライアント端末に接続しているプリンタに対してリモート印刷を行った場合、状

態が異常となり、正しく印刷が行われない。

[発生する

VL

Windows版全VL

[原因1]

≪V6.0L10~V9.1.0のみ≫

List WorksサーバまたはList WorksクライアントのOSが誤っている。

[対処1]

List WorksサーバとList Worksクライアントは、以下のOSにしてください。

List Worksサーバ:Windows 2000 Server List Worksクライアント:Windows 2000

[原因2]

クライアントおよびリスト管理サーバのFUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントは、ドメインのアカウントでAdministratorsグループ に属していない。

[対処2]

クライアントおよびリスト管理サーバのFUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントは、ドメインのアカウントでAdministratorsグループ に属している必要があります。

FUJITSU 帳票管理サービスの起動アカウントを確認してください。

[原因3]

クライアントおよびリスト管理サーバ間が、ドメインを超えている。

[対処3]

同一ドメインであるか確認してください。

[原因4]

リスト管理サーバで設定したオーバレイ格納用フォルダに共有名「MPPRINTOVL」が設定されていない。

[対処4]

クライアント接続プリンタでオーバレイ付きの帳票を印刷する場合、リスト管理サーバで設定したオーバレイ格納用フォルダに共有名

「MPPRINTOVL」を設定してください。

設定方法は以下のとおりです。

1. 以下の場所から、リスト管理サーバ上のオーバレイ格納場所を確認します。

V6.0L10の場合:【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【作業ファイル】タブ V7.0L10以降の場合:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【資源】タブ 2. エクスプローラを起動し、1で確認したフォルダの【プロパティ】を表示します。

3. 【共有】タブの「共有する」を選び共有名「MPPRINTOVL」を設定します。

4. 共有名のアクセス権およびフォルダのアクセス権を以下のように設定してください。

権限:Everyoneフルコントロール

特定の権限のみの設定をすると、オーバレイが印刷されない場合があります。

[原因5]

プリンタを接続するクライアントのFUJITSU 帳票管理サービスが起動されていない。

[対処5]

プリンタを接続するクライアントのFUJITSU 帳票管理サービスが起動されているか確認してください。

6.2.6 クライアント端末に接続しているプリンタに対してリモート印刷を行った場合、印

刷完了が通知されない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1]

≪V6.0L10~V9.1.0のみ≫

List WorksサーバまたはList WorksクライアントのOSが誤っている。

[対処1]

List WorksサーバとList WorksクライアントのOSの組合せが以下の場合に、クライアント端末に接続しているプリンタに対するリモート 印刷が行えます。 OSを確認してください。

List Worksサーバ:Windows 2000 Server

List Worksクライアント:Windows 2000

[原因2]

同一ドメイン内にプリンタが存在しない。

[対処2]

使用できるプリンタは、リスト管理サーバが動作するドメイン内のプリンタです。同一ドメイン内にプリンタが存在するか確認してくださ い。

6.2.7 クライアント端末に接続しているプリンタに対してリモート印刷を行った場合、処

理が遅く、正常に印刷できない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1]

≪V6.0L10~V9.1.0のみ≫

List WorksサーバまたはList WorksクライアントのOSが誤っている。

[対処

1

List WorksサーバとList WorksクライアントのOSの組合せが以下の場合に、クライアント端末に接続しているプリンタに対するリモート

印刷が行えます。 OSを確認してください。

List Worksサーバ:Windows 2000 Server List Worksクライアント:Windows 2000

[原因2]

同一ドメイン内にプリンタが存在しない。

[対処2]

使用できるプリンタは、リスト管理サーバが動作するドメイン内のプリンタです。同一ドメイン内にプリンタが存在するか確認してくださ い。

6.2.8 VSPプリンタにリモート印刷すると、Print Managerでエラーとなり印刷できない。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

VSPプリンタが66xxエミュレーションモードで定義されているが、リモート印刷を高速印刷で行う指定がされていない。

[対処]

VSPプリンタが66xxエミュレーションモードで定義されている場合、リモート印刷を高速印刷で行う必要があります。

【リモート印刷】ダイアログボックスで以下の項目をチェックして再度実行してください。

V6.0L10の場合: 高速印刷を行う(VSP)

ドキュメント内 帳票保管活用機能 トラブルシューティング (ページ 113-123)