第2章 インストール
2.1 インストール
・ 同時運用されている環境において、上記の関連製品をアンインストールした場合、List Worksを再インストールする必要がありま す。
[対処]
List Worksを再インストールしてください。
2.1.3 List Worksのインストール時にエラーが発生した後に、再度インストールを実施 して再起動すると、プリントプロセッサに「帳票管理出力用」が登録されない。
[発生するVL]
Windows版V6.0L10~V7.0L10
[原因]
プリントプロセッサのインストール・アンインストールは、インストール・アンインストール後にシステムを再起動することにより完了する。
List Worksのインストールでエラーが発生した場合、インストーラは環境を復元するために、インストール済みのコンポーネントを削除 する。このとき、プリントプロセッサについても同様にアンインストール処理を実施する。
エラーが発生した後に再度インストールしてシステムを再起動すると、プリントプロセッサのアンインストールが完了することになるため、
本現象が発生する。
[対処]
再度List Worksをインストールして、システムを再起動してください。
2.1.4 List Worksをアンインストールしても、帳票の登録用に作成したList Works仮 想プリンタが削除されない。また、List Worksアンインストール後にList Works 仮想プリンタをPrint Managerの高信頼プリンタに定義しようとすると、エラーが 発生する。
[発生するVL]
Windows版全VL
[原因]
List Worksのアンインストール時に、List Works仮想プリンタは削除されない仕様である。
[説明]
List Worksをアンインストールすると、List Works仮想プリンタは削除されませんが、List Works登録用のポート(FUJITSU List Works Storage Port)は削除されます。
この時にList Works仮想プリンタは、ポートが何も選択されていない状態となるため、Print Managerの高信頼プリンタに定義しようとす
ると、エラーが発生します。
[対処]
List Worksをアンインストールした場合は、List Works仮想プリンタを手動で削除してください。
2.1.5 コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」からList Worksのアンイ
ンストールを起動しようとすると、インストール処理が開始されてしまう。インストー
ル処理がそのまま続行される場合と、「セットアップ情報ファイルがありません」
のエラーメッセージが出力される場合がある。
[発生するVL]
Windows版V6.0L10~V7.0L10、Solaris版6.0
[原因]
OSにログオンしているユーザ名に2バイト文字が含まれている。
[説明]
2バイト文字を含むユーザ名でOSにログオンしている場合、インストーラに渡されるアンインストール指示のパラメタに意図しない文字 列が挿入されてしまいます。そのため、インストーラが誤動作し、インストール処理が開始されてしまいます。
[対処]
2バイト文字を含まない、管理者権限を持つユーザ名でOSにログオンし直してから、アンインストールを実施してください。
2.1.6 List Worksに同梱しているデータベースのインストールでエラーが発生する。
「Symfowareサーバのセットアップに失敗しました。Symfowareサーバはイン ストールされません。」
「00701:リスト管理サーバのインストールに失敗しました。」
[発生するVL]
Windows版V7.0L10
[原因]
「データベースのインストール先」および「制御ファイルの格納先」のインストールパスに、空白が含まれている。
[説明]
Symfowareは、空白を含むパスへのインストールはできません。
[対処]
「データベースのインストール先」および「制御ファイルの格納先」に、空白を含まないパスを指定して再度インストールを行ってくださ い。
2.1.7 List Worksプリンタドライバをバージョンレベルアップしたが、うまく置き換わらな い。(新しいドライバをインストールしても、古いドライバのまま)
[発生する
VL]
Windows版全VL
[原因]
OSの問題である。
[対処]
手動でList Worksプリンタドライバを削除する方法があります。
弊社技術員、サポートデスク、またはフィールドサポートセンターにお問い合せください。
2.1.8 Interstage Application Serverのインストール時にエラーが発生する。
[詳細]
該当するInterstage Application Serverのバージョンは以下の通り。
V6.0L10、V7.0L10、V7.0L11、8.0、V9.0、V9.1、V9.2、V9.3、V10.0、V10.1、V11.0
[発生するVL]
Windows版全VL
[原因]
Interstage Application Serverは以下の環境では使用できないため、Interstage JServlet(Operation Management)、OD_Startサービスが 起動できない。
・ Windows 2000 ServerとTerminal Services機能
・ Windows Server 2003とTerminal Services機能
・ Windows Server 2008とTerminal Services機能
[対処]
Windows 2000 Server、Windows Server 2003またはWindows Server 2008でターミナルサービスをアプリケーションモードでインストー ルしている場合は、インストールを行う前に、以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切り替えを行う必要があります。
・ CHANGE USER /INSTALL
また、インストールが終了した後は以下のコマンドを実行し、実行モードに切り替えてください。
・ CHANGE USER /EXECUTE
実行モードでインストールを行った場合、正常にインストールされません。
アンインストール後、インストールモードに切り替え、再度インストールを行ってください。
2.1.9 List Works Print Controlインストーラを使用してListPrint(ActiveXコントロー ル)をインストールすると、エラーになる。「このコンピュータには既にList Works Print Controlがインストールされています。インストールされているList Works Print Controlをアンインストールしてから再度インストールを行ってください。」
[発生する
VL]
Windows版V9.0.1以降
[原因]
List Works Print ControlインストーラでインストールするListPrint(ActiveXコントロール)より古いバージョンのListPrint(ActiveXコントロー ル)がダウンロードされている。
[対処]
以下の手順で、ListPrint(ActiveXコントロール)をインストールしてください。
1. ActiveXコントロールを削除できる権限のあるユーザで、コンピュータにログインする。
- Windows 2000/XP、Windows Server 2003 の場合
「PowerUsers」以上の権限
- Windows Vista/7/8、Windows Server 2008/2012 の場合
「Administrators」権限
2. Internet Explorerのインターネットオプションから、古いバージョンのListPrint(ActiveXコントロール)を削除する。
3. List Works Print Controlインストーラを使用して、ListPrint(ActiveXコントロール)をインストールする。
2.1.10 List Worksをインストールすると、エラーになる。「不正なコマンドラインパラメー タです。」
[発生するVL]
Windows版V9.0.1以降
[原因]
Windows Installer のバージョンが2.0である。
[説明]
List Worksをインストールするには、Windows Installer 3.0以上のソフトウェアがインストールされている必要があります。
[対処]
Windows Installer 3.0以上のソフトウェアをインストールした後に、List Worksをインストールしてください。なお、Windows Installer 3.0
は、Windows Updateや、Microsoft社のホームページから入手してください。
2.1.11 List Worksを操作しようとすると、アプリケーションエラーが発生する。「このア プリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでし た。」または「指定されたプログラムは実行できません。」のメッセージが表示さ れる。
[詳細]
List Worksが提供する機能(スタートメニューから使用可能な機能、サービス)を、表示/起動しようとすると、「このアプリケーションの構 成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」が表示されます。List Worksが提供するコマンドを実行すると、「指定 されたプログラムは実行できません。」が表示されます。
なお、List Worksが提供するAPIを使用している場合も、エラーメッセージが表示されます。(メッセージ内容は、ご使用の環境に依存
します。)
[発生するVL]
Windows版V9.0.1以降
[原因]
ISSetup.exeを実行してインストールをしていない。このため、アプリケーションの実行に必要な、Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布
可能パッケージ(x86)がインストールされていない。
[対処]
ISSetup.exeを実行して、上書きインストールをしてください。
インストール後に、【スタート】メニューの【コントロールパネル】より「プログラムの追加と削除」で、「Microsoft Visual C++ 2005
Redistributable」がインストールされていることを確認してください。