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3. SGU の推進

3.8 TOEIC/PROG ワーキンググループ (GGJ)

3.8.4 工学系 CEFR-based Can-do リストの作成

本学のグローバル人材育成推進事業では、グローバルに活躍できる技術者として英語等 の外国語を用いて適切にコミュニケーションができる人材の育成を目指し、その教育効果 を測るには、

TOEIC

のような汎用テストで明らかにできない、工学環境における外国語コ ミュニケーション力の到達度を測る指標が必要である。この目的で、工学コンテンツにおけ る言語コミュニケーション力の到達度指標もしくは学修到達度の指標として、

CEFR

The Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching,

Assessment

)を用いた

Can-do

リストを作成し、学生の外国語コミュニケーション力到達

度の自己評価基準としている。

3.8.4.1 CEFR

の構造について

CEFR

The Common European Framework of Reference for Languages: Learning,

Teaching, Assessment

の略で、日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠組み」と訳されて

いる。

The Council of Europe

が提唱した異なる言語に共通の到達度指標である。

CEFR

指 標は英語に限ったものではなく、各言語で実際に利用されている言語コミュニケーション に対応したものである。レベルは

ABC

3

つ(

Basic User = Level A

Independent User

= Level B

Proficient User = Level C

)であり、その

3

レベルをそれぞれ

2

つに分けて下 のレベルから

A1

A2

B1

B2

C1

C2

6

段階に設定されている。

CEFR

はこの

6

段 階の共通参照レベルとレベルを記述した能力記述文一覧(

Descriptive Scheme

)から成って いる。この

6

段階をさらにサブレベルに分けた指標を加えた指標も多い。本学の工学コン テンツにおける

CEFR-based Can-do

リストは、

Descriptive Scheme

を技術者や工学系研 究者が置かれる言語コミュニケーション環境に適用したもので、工学のコンテクストにお いて外国語を用いて「何ができるか」を各レベルの達成目標として書き表したものである。

この

CEFR-based Can-do

リストは、工学系コンテクストにおける言語活動を4つの活動

(産出、受容、相互、全般)に分け、それぞれに定めた活動場面での言語コミュニケーショ ン到達目標を、 「何ができるか」という

descriptor

を用いて表現した構造となっており、サ ブレベルを加えて全部で

10

レベルの指標(

A1

A1+

A2

A2+

B1

B1+

B2

B2+

C1

C2

)となっている。

3.8.4.2

CEFR-based Can-do

リスト最終版の作成と学生の評価

この

Can-do

リストを本学の

e-

ポートフォリオシステムに取り入れ、工学英語研修、

GPBL

に参加した学生が工学系コンテクストにおける英語を用いた自身のコミュニケーショ

ン能力を評価した。また、アンケート形式の

Can-do

リストでシステム理工学部と工学部の

学生にも評価を行わせた。これらの学生

611

人ついて、その結果を分析するとともに、社会

人技術者

1500

人に対しても

Can-do

リストでの英語によるコミュニケーション能力評価を

行った。これらのデータを分析し、さらに精度をあげて最終版の工学系

CEFR-based

Can-TOEIC

講座参加者に、

e

ラーニングシステムである「

U-CAT

」の受講を課すとともに、

スマートフォンでの利用および学内で運用中の

e

ラーニングシステム「スーパー英語」の受 講を奨励した。「

U-CAT

」の受講を完了した学生については、モチベーションを維持し

TOEIC

問題に慣れる対策として、 「スーパー英語」に格納されているミニ

TOEIC

問題も利

用をした。また、

TOEIC

講座参加者には、

10

月から

12

月までの

3

ヶ月間、月

1

回のペー スで全

3

回のネイティブ講師による授業(スクーリング)を行った。

写真

3.8

スクーリング授業風景(大宮キャンパス)

3.8.3.3

e

ラーニング利用状況

2014 年 10 月~2 月中旬利用 人数 %

e ラーニング

U-CAT のみ 56 人

85 人 38%

スーパー英語のみ 15 人

どちらも受講中 14 人

未受講 140 人 62%

合計 225 人

※スーパー英語は 30 分以上受講している人数

3.8.4

工学系

CEFR-based Can-do

リストの作成

本学のグローバル人材育成推進事業では、グローバルに活躍できる技術者として英語等 の外国語を用いて適切にコミュニケーションができる人材の育成を目指し、その教育効果 を測るには、

TOEIC

のような汎用テストで明らかにできない、工学環境における外国語コ ミュニケーション力の到達度を測る指標が必要である。この目的で、工学コンテンツにおけ る言語コミュニケーション力の到達度指標もしくは学修到達度の指標として、

CEFR

The Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching,

Assessment

)を用いた

Can-do

リストを作成し、学生の外国語コミュニケーション力到達

度の自己評価基準としている。

3.8.4.1 CEFR

の構造について

CEFR

The Common European Framework of Reference for Languages: Learning,

Teaching, Assessment

の略で、日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠組み」と訳されて

いる。

The Council of Europe

が提唱した異なる言語に共通の到達度指標である。

CEFR

指 標は英語に限ったものではなく、各言語で実際に利用されている言語コミュニケーション に対応したものである。レベルは

ABC

3

つ(

Basic User = Level A

Independent User

= Level B

Proficient User = Level C

)であり、その

3

レベルをそれぞれ

2

つに分けて下 のレベルから

A1

A2

B1

B2

C1

C2

6

段階に設定されている。

CEFR

はこの

6

段 階の共通参照レベルとレベルを記述した能力記述文一覧(

Descriptive Scheme

)から成って いる。この

6

段階をさらにサブレベルに分けた指標を加えた指標も多い。本学の工学コン テンツにおける

CEFR-based Can-do

リストは、

Descriptive Scheme

を技術者や工学系研 究者が置かれる言語コミュニケーション環境に適用したもので、工学のコンテクストにお いて外国語を用いて「何ができるか」を各レベルの達成目標として書き表したものである。

この

CEFR-based Can-do

リストは、工学系コンテクストにおける言語活動を4つの活動

(産出、受容、相互、全般)に分け、それぞれに定めた活動場面での言語コミュニケーショ ン到達目標を、 「何ができるか」という

descriptor

を用いて表現した構造となっており、サ ブレベルを加えて全部で

10

レベルの指標(

A1

A1+

A2

A2+

B1

B1+

B2

B2+

C1

C2

)となっている。

3.8.4.2

CEFR-based Can-do

リスト最終版の作成と学生の評価

この

Can-do

リストを本学の

e-

ポートフォリオシステムに取り入れ、工学英語研修、

GPBL

に参加した学生が工学系コンテクストにおける英語を用いた自身のコミュニケーショ

ン能力を評価した。また、アンケート形式の

Can-do

リストでシステム理工学部と工学部の

学生にも評価を行わせた。これらの学生

611

人ついて、その結果を分析するとともに、社会

人技術者

1500

人に対しても

Can-do

リストでの英語によるコミュニケーション能力評価を

行った。これらのデータを分析し、さらに精度をあげて最終版の工学系

CEFR-based

Can-do

リストを作成した。来年度は、この

Can-do

リストでの学生の工学コンテクストでの外 国語コミュニケーション力評価を全学的に展開する予定である。到達基準として設定され ている

CEFR B1

descriptors

を下表にしめす。

3.8.4.1 CEFR-based Can-do

リスト

B1

レベル指標の

descriptors

活動 コンテクスト

B1

英語を インプット

する場面

(受容活動)

①聞く事の基礎 普段の生活や勉強に関係することなら、明瞭で標準的に話されれば、

その要点を理解することができる。

②読む事の基礎 自分の専門分野や、興味のあるテーマについては、簡潔に書かれた文 章ならば、内容を十分理解できる。

③技術的なメールを 読む

多少技術的に込み入った内容であっても、自分の専門分野であれば、

時間さえかければ、おおよその内容を理解できる。

④技術的な指示書や 手順書を読む

自分の専門分野に関して、標準的な指示内容が明確に記述されていれ ば、時間をかければ大抵の内容は理解できる。

⑤技術的なレポート や論文を読む

自分が普段取り扱っている専門領域の標準的な内容のレポートなら ば、時間をかければほぼ理解できる。

英語で アウトプット

する場面

(産出活動)

①話す事の基礎 自分の関心のある話題のうち、幾つかについては、表現力は乏しい が、ある程度の長さの文にして述べることができる。

②技術的な話題でプ レゼンする

技術的な内容について、事前によく準備をすれば、要点を的確にまと めたプレゼンテーションができ、スピードが速くなければ質問にも答 えられる。

③書く事の基礎 関心のあるテーマや、身近な話題については、短い文をつなげて、あ る程度分量のある文章を書くことができる。

④技術的な要求につ いて手順をまとめる

技術的な要求について、類似した経験があることなら、単純だが的確 な表現で、文章としてまとめることができる。

⑤技術的なレポート や論文を書く

専門分野の話題について、自分の得意分野ならば、自ら情報を収集・

整理し、自分なりに文章にまとめることができる。

英語で やりとり する場面

(相互行為)

①会話の基礎 身近な話題の会話に、準備なく参加することができ、簡単なテーマで あれば自分の考えを述べることができる。

②技術的な話題で議 論する

専門的な内容が、標準的なスピードで比較的はっきり話されていれ ば、話の要点を理解して、求められれば意見を述べることができる。

③協同でプロジェク トを進める

お互いの理解を確認するために、繰り返しや説明を求める。また、そ の説明に対して、短くコメントすることができる。

④技術的話題で交渉 する

相手の主張に対して賛成・反対を示すような、短いコメントを返しな がら、自分の見解をはっきり述べることができる。

⑤通信の基礎

出来事や感情だけでなく、映画や書籍、音楽といった抽象的な話題に も多少言及することができ、メールなどを使って相互にやりとりでき る。

3.8.4.2

学生

CEFR

回答者のランク分布(学年別)

判定 該当数 B 1以上

( %) 平均値 CEFR 該当ランク 学部生

1年 9 3

A1 11

A1+ 24

A2 22

A2+ 24

B1 5

B1+ 5

B2 2

2年 36 2

A1 65

A1+ 85

A2 82

A2+ 54

B1 42

B1+ 23

B2 7

B2+ 3

C1 1

3年 8 0

A1 11

A1+ 15

A2 24

A2+ 11

B1 15

B1+ 3

B2 1

4年 3 3

A1 3

A1+ 5

A2 12

A2+ 7

B1 4

B2 2

大学院

1年 3 7

A1 1

A1+ 5

A2 12

A2+ 11

B1 8

2年 6

A1+ 1

A2 1

A2+ 2

B1 1

B1+ 1

回答者数 61 1 20% 3.15 A2

22% 3.47 A2

33% 3.80 A2+

24% 3.21 A2

18% 3.35 A2

13% 3.10 A2

21% 3.12 A2