3. SGU の推進
3.9 e ポートフォリオ ワーキンググループ (GGJ)
3.9.2 ポートフォリオの要求分析・設計
(1)要求分析
グローバル人材育成の目標とその施策、関係するステークホルダーから、
eポートフォリ オの要求を分析した。既に述べた4つの能力を開発するため、
GPBL、工学英語海外研修、
留学、海外インターンシップを実施した。それぞれの教育プログラムに対し、明確な学習・
教育目標を設定し、成果を定量的に測定し、
PDCAサイクルを回す必要がある。人材育成の ステークホルダーは、学生、教職員、海外インターンシップや、海外留学の受け入れ先の海 外大学および海外企業である。
また、学生からの要求としては、スマートフォンなどでどこに居ても入力できること、就 職などのキャリア選択などに役立つことなどがある。
(2)設計
この要求に対し、大きく3つのカテゴリーに分け
eポートフォリオの設計を行った。第1 がラーニング・ポートフォリオであり、学習・教育目標の達成度を測定するための評価水準 表としてのルーブリックから構成される。ルーブリックは、教育プログラム全体と各科目に 対しての個別の両方に設定している。また、交換留学や海外インターンシップの週報の提出 サイトを設けた。
第2のカテゴリーが、キャリアポートフォリオであり、ジェネリックスキルのアセスメ
ントの手段として
PROG(
Progress Report On Generic skills)を採用した。
PROGによ
り、知識から得られるジェネリックスキルである「リテラシー」と経験から得られるジェネ
3.8.5 PROG
の結果
2013 年度の事業報告書では、同年度の PROG の結果について、3.5.2、3.5.3 に記載して いた。しかし、2014 年度の PROG の結果のデータは、2015 年 4 月以降に入手予定となってい る。このため、本事業報告書での結果報告は割愛する。
3.9 e
ポートフォリオ ワーキンググループ
(GGJ)グローバル人材育成の教育プログラムの一環として、グローバル人材に必要な対課題基 礎力、対自己基礎力、対人基礎力などのコンピテンシーと、語学力の客観および自己評価を 含めた学修成果を蓄積し、これにより学生の省察を促し、能力向上につなげる
eポートフォ リオを構築した。海外の大学との連携による
GPBL、交換留学、海外インターンシップを含 めた多くの教育プロジェクトに適用し、学修支援と教育の質保証の手段として効果的であ ることを確認した。
3.9.1
ポートフォリオの定義・目的
(1)定義:学生の学修活動、キャリア開発の履歴と成果を電子的に蓄積したものである。
(2)目的:学生の振り返りにより、主体的な学修活動を促す。また、学生の成果物を発信 し、学生同士、教員、社会との交流を深める。
3.9.2
ポートフォリオの要求分析・設計
(1)要求分析
グローバル人材育成の目標とその施策、関係するステークホルダーから、
eポートフォリ オの要求を分析した。既に述べた4つの能力を開発するため、
GPBL、工学英語海外研修、
留学、海外インターンシップを実施した。それぞれの教育プログラムに対し、明確な学習・
教育目標を設定し、成果を定量的に測定し、
PDCAサイクルを回す必要がある。人材育成の ステークホルダーは、学生、教職員、海外インターンシップや、海外留学の受け入れ先の海 外大学および海外企業である。
また、学生からの要求としては、スマートフォンなどでどこに居ても入力できること、就 職などのキャリア選択などに役立つことなどがある。
(2)設計
この要求に対し、大きく3つのカテゴリーに分け
eポートフォリオの設計を行った。第1 がラーニング・ポートフォリオであり、学習・教育目標の達成度を測定するための評価水準 表としてのルーブリックから構成される。ルーブリックは、教育プログラム全体と各科目に 対しての個別の両方に設定している。また、交換留学や海外インターンシップの週報の提出 サイトを設けた。
第2のカテゴリーが、キャリアポートフォリオであり、ジェネリックスキルのアセスメ
ントの手段として
PROG(
Progress Report On Generic skills)を採用した。
PROGによ
り、知識から得られるジェネリックスキルである「リテラシー」と経験から得られるジェネ
リックスキルである「コンピテンシー」を測定している。測定時期は、1 年生(入学時) 、就 職や進学などの進路検討の時期の3年次、及び大学院修士 1 年次、
GPBLの後である。
第3のカテゴリーが、語学ポートフォリオである。ここでは、
The Council of Europeに よる英語能力のルーブリックである
Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR)を工学英語向けに拡張した。また、
語学ポートフォリオには、
TOEICや
eラーニングの結果、成果も登録している。
本学の学生のグローバル化だけではなく、留学生の受け入れや、国際協働プログラムの 質保証のための
eポートフォリオの必要性が高まっている。
PROGや
GPBLのルーブリッ クの表記は既に、国際協働プログラム実施のため多言語化(タイ語等の東南アジアから開始)
を進めている。今後は
eポートフォリオのシステム自体の国際連携、データ連携を検討して いきたい。
図
3.9.2.1工学英語力の
eポートフォリオ
参考文献
[1] 小川賀代, 小村道昭, 大学力を高めるeポートフォリオ エビデンスに基づく教育 の質保証をめざして, 東京電機大学出版局, 2012.
[2]
Masahiro Inoue, Hiroshi Hasegawa, Kazunori Mano, Yoshimi Furukawa, Atsuko Yamazaki, Khantachawana Anak and Masahiko Tachibana, Systems Engineering Design Education based on Multidisciplinary and Global Project Based Learning, International Conference on Advanced Design Research and Education, ICADRE14 2014, pp.53-61, Singapore, July 2014.[3]
リアセック
, Progress Report On Generic skills, http://www.riasec.co.jp/prog_hp/,参照日:
2015-1-3.
[4] The Council of Europe, Common European Framework of Reference for Languages:
Learning, Teaching, Assessment (CEFR), www.coe.int/lang-CEFR,
参照日:
2015-1-3.[5]
山崎敦子,村上嘉代子,井上雅裕,長谷川浩志,田丸 敦之,松村直樹
,工学に
おける外国語コミュニケーション力測定のための
Can-doリスト試作と評価
,平成
26年度 工学教育研究講演会
, August 29, 2014.リックスキルである「コンピテンシー」を測定している。測定時期は、1 年生(入学時) 、就 職や進学などの進路検討の時期の3年次、及び大学院修士 1 年次、
GPBLの後である。
第3のカテゴリーが、語学ポートフォリオである。ここでは、
The Council of Europeに よる英語能力のルーブリックである
Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR)を工学英語向けに拡張した。また、
語学ポートフォリオには、
TOEICや
eラーニングの結果、成果も登録している。
本学の学生のグローバル化だけではなく、留学生の受け入れや、国際協働プログラムの 質保証のための
eポートフォリオの必要性が高まっている。
PROGや
GPBLのルーブリッ クの表記は既に、国際協働プログラム実施のため多言語化(タイ語等の東南アジアから開始)
を進めている。今後は
eポートフォリオのシステム自体の国際連携、データ連携を検討して いきたい。
図
3.9.2.1工学英語力の
eポートフォリオ
参考文献
[1] 小川賀代, 小村道昭, 大学力を高めるeポートフォリオ エビデンスに基づく教育 の質保証をめざして, 東京電機大学出版局, 2012.
[2]
Masahiro Inoue, Hiroshi Hasegawa, Kazunori Mano, Yoshimi Furukawa, Atsuko Yamazaki, Khantachawana Anak and Masahiko Tachibana, Systems Engineering Design Education based on Multidisciplinary and Global Project Based Learning, International Conference on Advanced Design Research and Education, ICADRE14 2014, pp.53-61, Singapore, July 2014.[3]
リアセック
, Progress Report On Generic skills, http://www.riasec.co.jp/prog_hp/,参照日:
2015-1-3.
[4] The Council of Europe, Common European Framework of Reference for Languages:
Learning, Teaching, Assessment (CEFR), www.coe.int/lang-CEFR,
参照日:
2015-1-3.[5]
山崎敦子,村上嘉代子,井上雅裕,長谷川浩志,田丸 敦之,松村直樹
,工学に
おける外国語コミュニケーション力測定のための
Can-doリスト試作と評価
,平成
26年度 工学教育研究講演会
, August 29, 2014.3.10 学内外広報ワーキンググループ( GGJ/SGU )
3.10.1
学内外広報ワーキンググループの活動
GGJ/SGU
事業は変貌する社会の期待に応える大学教育の役割であり、本事業の目的、
目標、意義、取り組みと成果は広く社会に公開することが求められる。また、本事業の推進 にあたっては、事業の意義や取り組みが学内に周知されなければならない。特に、事業の主 な受益者である学生が、本事業の内容を認知することは非常に重要である。
以上のことから、学内外広報ワーキンググループでは、さまざまな機会を通じて事業活 動の情報発信、情報公開を行うことに努めてきた。広報に当たっては、村上学長・水川工学 部長が出演した学生へのビデオメッセージ「グローバル人材育成へのメッセージ」を適宜活 用した。またこれに加え、事業活動の概要全般を紹介するチラシや、海外研修プログラム、
PBL
、英語自主学習システム等の個別の活動を紹介するチラシを作成し、広報に活用した。
本学学生向けのガイダンスを通じた広報としては、
2014年
3月
29日(土)に新入生を 対象として開催したグローバル・ビジョン・ワークショップ(
3.5.4参照)が挙げられる。
また、本ワーキンググループでは事業ホームページを通じ、本学学生のみならず社会一般向 けに情報発信、情報公開を行った。
これらに加え、本ワーキンググループでは学内・学外のさまざまなイベントを通じて本 事業の広報を行ってきた。本節ではこれらの取り組みについて説明する。
3.10.2
学内のイベント
(1) 文化祭
芝浦工業大学では例年、春に大宮祭、秋に芝浦祭と、年
2回の文化祭が開催される。こ れらは基本的に学生が主体となって企画、開催されるイベントであるが、
GGJ/SGU事業で はこれらを情報発信、情報公開の重要な機会と捉え、独自にスペースを設けて広報活動を行っ た。それぞれにおいて行った活動は以下の通りである。
(1-1) 大宮祭
日時:2014 年
5月
18日(日)
場所:芝浦工業大学 大宮キャンパス
2号館
2207教室
大宮祭では、上記教室にてグローバル
LF(Learning Facilitator)(3.6.3 参照)の大学 院生の運営の下、本事業の概要や具体的な活動を紹介するパネルの展示を行った。また、ブ ース来場者へ本学
GGJ事業の紹介を行った。これには教育イノベーション推進センター・
グローバル推進部門教員も参加した。これに加え、
2013年度春期海外研修に参加した学部 生をアルバイトとして雇用し、来場者にこれら研修の紹介をしてもらった。これらの活動に 加えグローバル
LFの企画の下、留学生と交流できるゲームなどを行った。
(1-1) 芝浦祭
日時:
2014年
10月
31日(金)~
11月
2日(日)
場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス教室棟
5階
(エスカレーターを上りきった場所の廊下)
芝浦祭では、
3日間に亘り上記の場所に本事業のブースを設置し、広報活動を行った。大 宮祭同様、グローバル
LFが中心となってこれを運営した。また、これも大宮祭と同様、教 育イノベーション推進センター・グローバル推進部門教員がこれに加わった他、過去に本学 の海外研修に参加した学部生を中心としたアルバイトを雇用、広報活動に協力してもらっ た。
本学が秋に
SGU事業に採択されたことに伴い、それまで
GGJ事業宣伝のために用いて きた展示パネルのレイアウトも一部改編し、
SGU事業宣伝用となるようにした。
会場ではパネル展示に加え、簡単なアンケートを実施し、来場者に海外について興味を 持ってもらえるような企画を行った。その効果もあり、
3日間で約
500名が本事業ブースを 訪問した。
(2) オープンキャンパス
[大宮キャンパス]
日時:
2014年
8月
3日(日)
10:00~
16:00
場所:芝浦工業大学 大宮キャンパス
2号館
2308教室
[豊洲キャンパス]
日時:
2014年
8月
23日(土)~
8月
24日(日)
10:00~
16:00
場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟
5階
513教室
GGJ