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図5.35季節によるNO3一/nss−SO42}濃度比の変化
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柏崎 秋田
汚染の影響を強く受けているためだと考えられる。
さらに、春季(3月〜6月)にも、冬季に比べ、濃度比の変化は 小さいが、目本列島の西側にいくにしたがって、濃度比が高くなる 傾向がみられた。しかし、夏季(7月〜10月)には、濃度比による地 域差はみられなかった。
一139・
(3) 黄砂によって運搬される酸性汚染物質
今まで、H:NO3は長距離輸送されないと考えられてきたが、本 研究室の調査(1998年7月〜2001年6.月)で、冬季の日本海側で 中国大陸からの越境汚染が確認された。
図5。36に鳥取におけるNO3一イオンの沈着量の経月変化(1998 年7月僧2001年6月)を示す。
年によって変動はあるものの、鳥取のNO3一イオンの沈着量は わずかずつではあるが増加の傾向にある。
このHNO3の長距離輸送について、興味深い研究成果が国立環 境研究所化学環境研究領域の西川雅高氏から報告されている(14)。
春先に中国内陸部の砂漠地帯から亜熱帯ジェット気流によって目 本へ飛来する黄砂が、NO3一イオンやnss−SO42}イオンを吸着して いるというものである。すでに室内実験では、二酸化窒素が黄砂 粒子にNO3一イオンとして捕捉されることが定性的に証明されて
いる。
また、前に述べたように、NO3一イオンの濃度は、 nss−Ca2+イ オンの濃度と同じようなパターンを示していることから、NOゴ イオンは、黄砂とともに亜熱帯ジェット気流によって日本列島ま で運ばれている可能性も考えられる。
そこで、黄砂によるNO3一イオンの運搬について、図5.37のよ うなモデルを考えた。前に述べたように、日本列島への汚染物質 の運搬過程には、北西季節風によるものと亜熱帯ジェット気流に よるものがある。北西季節風は、nss・SO4「イオンやN且4+イオン を日本列島まで運搬していると考えられる。一方、亜熱帯ジェッ ト気流が北上し、黄砂が目本列島に運ばれてくるようになると、
砂漠地帯で巻き上げられた黄砂がジェット気流に乗って移動する
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図5.36鳥取におけるNO♂イオン沈着量の経月変化(1998年7月〜2001年6月)
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