職員の CSR に対する理解の浸透と、ステークホルダーとの積極的なコミュニケーション活動を通じて当社 グループに対する社会的評価の向上に取り組みます 。
s NPO/NGO
経済・金融教育や被災支援などで 協働し、積極的な対話を通じて社 会の価値観を経営に反映します 。
s 地域社会
大和証券の支店や海外拠点が属 する地域社会の一員として 、地域 に根ざした取組みを進めます 。
s 社員・社員の家族 すべてのステークホルダーへの付 加価値を生み出す社員が、働きが いを実感でき、能力や意欲を発揮 できる環境づくりを進めます 。社 員の家族もまた重要なステークホ ルダーです 。
s 株主
適切な情報開示により信頼の獲得 に努め、持続的な価値創造を通じ て期待に応えます 。
s 投資家
個人投資家、機関投資家、今後投 資を検 討している潜 在 投 資 家 の 方々のニーズにあった商品・サー ビスを提供し、お客様満足度の向 上に取り組みます 。
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Daiwa Securities Group Annual Report 20082005 2006 2007
0- 10- 20- 30- 40- 50-ラッセル世界環境 テクノロジー・ファンド
投資レポート
「環境 新興国 新技術」
大和証券における 社内帳票類出力枚数 投資に社会的視点をSý当社グループは、SRIファンドや、社会的意義のある活動を支援する金融商
品の開発・販売、環境技術や社会的価値を有する企業の資金調達のサポート、CSRにかかわる投資情 報の提供、排出権関連ビジネスの推進などを通じて、社会的課題の解決や、持続可能な社会の実現に 向けたお金の流れを促します。
当社グループでは、環境に配慮した技術開発やエネルギー効率化など、企業の環境への取組みを評 価して銘柄を選択するSRI関連の投資信託として、「ラッセル世界環境テクノロジー・ファンド」「ダイワ・
エコ・ファンド」などを販売しています。
2007年8月には、排煙脱硫・脱硝分野における中国トップ企業であるチャイナ・ボーチーの東京証 券取引所一部上場を主幹事として支援、2008年3月には、開発途上国の医療および予防接種サービ スへの資金供給を目的とした「ワクチン債」を販売しました。加えて、環境技術に関する投資情報レポー トの発行や、「排出権取引」の仕組みを活用した債券(ワールドクールボンド)などを販売しています。
大和証券の販売するSRIファンド
(2008年3月末現在)
ファンド名 純資産残高(億円)
ダイワ・エコ・ファンド 388
ダイワSRIファンド 62
グローバル・エコ・グロース・ファンド(Mrs.グリーン) 27
UBSグローバル株式40 25
計 502
健全な証券市場の発展に向けた取組みSý当社グループは、証券業に携わる企業として、健全で信 頼できる証券市場を維持・発展させるという責務を果たします。そのために、法令遵守にとどまらず、
お客様や社会の信頼に応えるコンプライアンスの確立、高い倫理意識の保持、不正取引などの排除を 徹底します。
2007年度には、シンプルでわかりやすく、かつ実効性の高い内部管理体制を目指し、ルールや手続 きを見直しました。また、日常的な営業活動における内部管理上の「ベストプラクティス」を紹介し、役 職員に対する指導・サポートに注力しました。また、反社会的勢力との取引の排除や、インサイダー取 引などの不公正取引の撲滅については、その兆候をいかに早期に発見し、未然に防いでいくかという 視点から、人的資源とシステム面の強化を含めた体制を強化しています。
地球環境への取組みSý当社グループは、地球環境問題はすべての企業が取り組んでいかなければ ならない問題であると認識し、自らの事業が環境に与える負荷の低減に努め、気候変動の緩和に向け て積極的な取組みを行なっています。
大和証券では、電子データを活用して帳票に使用する紙を大幅に削減しました。また「ダイワ・エコ・
ファンド」の販売と運用で得られた当社グループの収益の一部で、生物多様性の保全活動を支援し、社 会に還元しています。
(百万ページ)
ファイナンス・パーク
持続可能な社会に向けた情報発信S 当社グループは、証券業で培った知識やノウハウを社会に還 元する金融・経済教育や産学連携、サステナビリティについての最新情報の提供など、情報を取り扱う 企業の特性を活かした活動を継続します。
小・中・高校生向けの経済基礎教育の一環としては、米国最大の青少年経済教育NPO「ジュニア・ア チーブメント」の日本本部と協力し、中学・高校生向け実技体験型経済教育「スチューデント・カンパ ニー・プログラム」、および生活設計体験学習「ファイナンス・パーク」などの支援を行なっています。
産学連携への取組みとしては、寄付講座の提供や、各地の大学への講師派遣、大学発ベンチャーへ の支援などを行なっています。「ベンチャー起業家養成基礎講座」では、新規公開の指導やベンチャー 投資の経験を持つ当社グループの役職員が、非常勤講師として起業に必要な基礎知識の講義を行なっ ています。
医療・バイオの分野でも
CSR
活動を展開「本業を通じた社会への貢献」を掲げる当社グループのCSR活動は、医療・バイオの分野でも進んで います。
京都大学の山中伸弥教授が切り拓いた「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」研究は、再生医療などの分 野での応用が世界的に期待されています。この研究成果を社会に還元するためには、産業界への技術 移転や知的財産の管理・活用体制の強化が重要です。
そこで京都大学、大和証券グループ本社、三井住友銀行、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズの4 者は、2008年5月、iPS細胞研究にかかわる発明の管理・活用とその事業化を通じて得た研究成果の 社会還元・社会貢献に、共同で取り組むことを発表しました。
取組みの主な内容は、4者が合意した事業を管理する準備会社として有限責任中間法人を設立し、
京都大学の理事および教員の数名を社員として派遣すること、有限責任中間法人が知的財産権の管 理・活用会社を設立し、事業化を進める企業などに対するサブライセンス業務などを通じて、研究成果 の社会還元・社会貢献の推進を図ることです。
当社グループでは、2002年度より京都大学と証券・金融分野の産学連携を推進しており、iPS細胞 研究に関しても資金拠出やストラクチャー構築など、当社グループの強みを活かした支援をすること で、連携の幅を一層広げていきます。
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Daiwa Securities Group Annual Report 2008企業市民としての活動
大和証券グループ本社のCSR室が中心となり、地域社会活動や環境保護活動、ボランティア活動な どのサポートを通じて、役職員の企業市民活動に対する意識向上を図っています。
財団を通じた助成活動
当社グループでは、財団などを通じて地域社会・国際社会への助成活動を行なっています。「大和証 券ヘルス財団」は、生活習慣病の予防や治療に関する調査・研究、健康保持・増進に関する啓発活動へ の、「大和証券福祉財団」は、福祉・医療分野におけるボランティア活動への助成を行なっています。
「大和日英基金」は、英国と日本の相互理解を促進する活動への助成を行うとともに、毎年英国から奨 学生(大和スコラー)を日本に招聘しています。
SRI
インデックスへの採用大和証券グループ本社は、2006年9月より、FTSEの提供する責任投資指数「FTSE4Good Index」 の構成銘柄として採用されています。FTSEはフィナンシャル・タイムズ紙(英国)とロンドン証券取引 所が共同で出資しており、世界的な投資インデックスの開発およびデータの提供を行なっています。
また大和証券グループ本社は、ダウ・ジョーンズ社(米国)と企業の持続可能性評価を行うSAMリ サーチ社(スイス)によるSRI株価指数「Dow Jones Sustainability World Index」(DJSI World)の 構成銘柄に9年連続で採用されています。
中期経営計画における
CSR
推進事項当社グループはステークホルダーとのコミュニケーション活動をこれまで以上に積極的に行い、社会 的評価の向上を図るとともに、経済社会の健全な発展に貢献します。
具体的には、以下の3分野への取組み強化を中心に、グループ内外との協働によってCSR活動の一 層の充実を図ります。
1. 経済・金融教育:教育機関・NPOなどとの協力を通じ、産学連携による教育・研究分野への支援、経 済教育の普及活動を推進
2. 社会的責任投資:SRIの普及を促進
3. 環境関連:環境方針の策定などの環境マネジメント体制の構築を「国内主要会社→国内連結会社→
海外子会社」の順に段階的に実施
役職員がボランティア参加した麻布十番納涼まつりの様子