3.7 構成の管理
3.7.3 外部構成のインポートまたは消去
外部構成とは、コンピュータシステムに取り付けられた、交換ドライブ上に すでに存在するストレージ構成のことです。
また、1 つ以上のドライブが、たとえばケーブルを外したり、ドライブを取 り外すなどして構成から除外された場合、これらのドライブの構成を RAID コントローラは外部構成であると見なします。
BIOS CU では、外部構成を RAID コントローラにインポートすることも、こ れらのドライブを使用して新規構成を作成できるように構成を消去すること もできます。
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新規構成の作成時に、WebBIOS CU では、未構成ドライブだけが表示 されます。既存の構成(外部構成も含む)を持つドライブは、表示さ れません。既存の構成を持つドライブを使用するには、まず、これら のドライブの構成を消去する必要があります。WebBIOS CU が外部構成を検出すると、インポート画面(図 50)が表示さ
れます。
図 50: 「Foreign Configuration」のインポート画面
ドロップダウンリストの GUID(グローバル固有識別子)のエントリは OEM 名であり、インストールごとに異なります。
外部構成をプレビューする場合は、「Preview」をクリックします。
プレビュー画面(図 51)が表示されます。
構成を消去して、別の仮想ドライブ用にドライブを再利用する場合は、
「Clear」をクリックします。
構成のインポートまたはプレビューをキャンセルするには、「Cancel」をク リックします。
図 51: 「Foreign Configuration Preview」画面
右側のパネルに、外部構成の仮想ドライブのプロパティが表示されます。こ の例では、容量が 1,000 MB の RAID 1 仮想ドライブがあります。左側のパネ ルには、外部構成に含まれるドライブが表示されます。
この外部構成をインポートしてこのコントローラで使用するには、「Import」
をクリックします。
構成を消去して、別の仮想ドライブ用にドライブを再利用するには、
「Cancel」をクリックします。
3.7.3.1 ケーブルおよびドライブを取り外した場合の外部構成
1 つ以上のドライブが、たとえばケーブルを外したり、ドライブを取り外す などして構成から除外された場合、これらのドライブの構成を RAID コント ローラは外部構成であると見なします。
「Foreign Configuration Preview」画面を使用して、それぞれの場合の外部 構成をインポートまたは消去します。インポート手順と消去手順の説明は、
「外部構成のインポートまたは消去」の項にあります。
ケーブルやドライブを取り外すと、以下の状況が発生する場合があります。
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以下のいずれかの状況で外部構成をインポートする場合は、インポー ト操作を実行する前に、すべてのドライブをエンクロージャに取り付 けてください。1. 状況 #1 : 設定内のすべてのドライブを取り外して、再度挿入すると、コン トローラは、それらのドライブが外部構成を持っていると見なします。
外部構成をインポートまたは消去します。「Import」を選択すると、冗長 仮想ドライブで自動リビルドが開始されます。
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リビルドが完了したら、すぐに MDC 操作を開始して、仮想ドライ ブのデータ整合性を確保してください。データ整合性の確認の詳細については、「MDC(整合性確保)の実 行」の項を参照してください。
2. 状況 #2 : 構成内の一部のドライブを取り外して、再度挿入すると、コント ローラはそれらのドライブが外部構成を持っていると見なします。
外部構成をインポートまたは消去します。「Import」を選択すると、冗長 仮想ドライブで自動リビルドが開始されます。
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リビルドが完了したら、すぐに MDC 操作を開始して、仮想ドライ ブのデータ整合性を確保してください。データ整合性の確認の詳細については、「MDC(整合性確保)の実 行」の項を参照してください。
3. 状況 #3 : 仮想ドライブ内のすべてのドライブを、それぞれ時間を変えて取 り外し、再度挿入すると、コントローラはそれらのドライブが外部構成を 持っていると見なします。
外部構成をインポートまたは消去します。「Import」を選択すると、仮想 ドライブがオフラインになる前に取り外したすべてのドライブがインポー トされて、自動的にリビルドされます。冗長仮想ドライブで自動リビルド が開始されます。
4. 非冗長仮想ドライブ内のドライブを取り外すと、コントローラはそれらの ドライブが外部構成を持っていると見なします。
外部構成をインポートまたは消去します。インポート操作後にリビルドは 開始されません。ドライブのリビルドに使用する冗長データがないためで す。
3.7.3.2 Integrated RAID から MegaRAID への外部設定のインポート LSI Integrated RAID ソリューションは構成オプションを簡素化し、ホストコ ントローラでサポートするファームウェアを提供します。Integrated
Mirroring(IM)と Integrated Striping(IS)の 2 種類の Integrated RAID(IR)
が用意されています。
IR システムから MegaRAID システムへ、IM または IS RAID 構成をインポー トできます。MegaRAID システムは、IR 構成を外部構成と見なします。IR 構 成は、インポートまたは消去できます。
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Integrated RAID の詳細については、『Integrated RAID for SAS User’s Guide』を参照してください。このユーザーガイドは、LSI の Web サイ ト(http://www.lsi.com/cm/DownloadSearch.do)で参照できます。3.7.3.3 トラブルシューティング情報
IR 仮想ドライブでは、ドライブの最後部の 64 MB または 512 MB をメタデー タに使用できます。このデータは、LSI Data Format(LDF)形式です。
MegaRAID 仮想ドライブでは、ドライブの最後部の 512 MB が、Disk Data format(DDF)形式のメタデータ用です。
IR 仮想ドライブを MegaRAID にインポートするには、IR 仮想ドライブにあ るメタデータの容量に 512 M バイトが必要です。これは、MegaRAID 仮想ド ライブにあるメタデータの容量と同じです。IR 仮想ドライブの容量が 64 MB しかない場合に、IR 仮想ドライブを MegaRAID にインポートしようとする と、データの最後の 448 MB が上書きされて、データが失われるため、イン ポートは失敗します。
IR 仮想ドライブでドライブの最後部の 64 MB のみがメタデータ用になってい る場合は、仮想ドライブを MegaRAID にインポートできません。アップグ レードされる仮想ドライブタイプにバックアップ/復元するなどの、別の アップグレード方法を使用する必要があります。
IR 仮想ドライブを MegaRAID システムにインポートするには、「Foreign Configuration Preview」画面を使用して、外部構成をインポートまたは消去 します。インポート手順と消去手順の説明は、「外部構成のインポートまたは 消去」の項にあります。