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フォールトトレランスの最大化

ドキュメント内 LSI MegaRAID® SAS Software (ページ 61-64)

2.6 RAID 構成方法

2.6.1 フォールトトレランスの最大化

フォールトトレランスは、ホットスペアドライブおよびホットスワップを使 用して、自動的かつ透過的にリビルドを実行する機能によって達成されます。

ホットスペアドライブはオンラインの未使用ドライブで、アクティブなドラ

Segment 1 Segment 8

Segment 2

Segment 7

Segment 10 Segment 5 Parity (P1-P2)

Parity (Q11-Q12)

注 : パリティはドライブグループ内のすべてのドライブ上に分散さ

Parity (Q1-Q2)

Segment 11 Segment 12 Parity (P15-P16) Segment 15 Segment 16 Parity (Q15-Q16)

Segment 3 Segment 6

Segment 4

Parity (P9-P10) Parity (Q9-Q11)

Parity (P11-P12) Segment 9

Parity (P13-P14) Segment 13 Segment 14 Parity (Q13-Q14) RAID

60

RAID 6 RAID 6

RAID 0

Parity (Q3-Q4) Parity (P3-P4) Parity (Q5-Q6) Parity (P5-P6) Parity (P3-P4)

Parity (Q3-Q4)

す。ホットスペアが RAID ドライブグループに自動的に移行した後、故障し たドライブはホットスペアドライブ上で自動的にリビルドされます。RAID ド ライブグループは、リビルドの実行中も要求の処理を続行します。

ホットスワップはディスクサブシステムで故障のあるドライブを手動で交換 することであり、サブシステムがホットスワップドライブを稼働中に交換で きます。WebBIOS Configuration Utility の自動リビルド設定により、故障した ドライブが交換され、同じドライブベイのドライブを「ホットスワップ」す ることで自動的にリビルドされます。RAID ドライブグループはリビルドの実 行中も要求の処理を続行し、高レベルのフォールトトレランスを実現し、ダ ウンタイムをなくします。

RAID レベル

フォールトトレランス

0 フォールトトレランスは利用できません。ドライブが故障すると、

すべてのデータが損失します。ディスクストライピングを使用し て、1 台のドライブだけでなく、複数のドライブにデータを書き込 みます。このとき、各ドライブストレージ空間を可変のサイズの ストライプに分割します。RAID 0 は、高帯域が必要で、フォール トトレランスが不要なアプリケーションに最適です。

1 完全なデータ冗長性を実現します。片方のドライブが故障した場 合、ドライブグループ内のもう片方のドライブの内容を使用して システムを実行し、故障したドライブを再構成できます。

ディスクミラーリングの第一の利点は、100 % のデータ冗長性を 実現することです。ドライブの内容はすべて 2 台目のドライブに 書き込まれるため、片方のドライブが故障してもデータは損失し ません。両方のドライブには、常に同じデータが格納されます。

RAID 1 は、フォールトトレランスが必要で、小容量で済むアプリ ケーションに最適です。

5 分散パリティとディスクストライピングとを組み合わせています。

パリティを使用して、ドライブ全体の内容を複製しなくても 1 台 のドライブが故障した場合の冗長性を実現します。ドライブが故 障した場合、RAID コントローラはパリティデータを使用して、損 失したすべての情報を再構成します。RAID 5 では、この方法はド ライブ全体またはドライブグループ内のドライブのすべてにわた るストライプに適用されます。分散パリティを使用して、RAID 5 は少ないオーバーヘッドでフォールトトレランスを実現します。

表 13: RAID レベルとフォールトトレランス

6 分散パリティとディスクストライピングとを組み合わせています。

RAID 6 は 2 台のドライブが故障しても停止せず、データ整合性を 維持します。パリティを使用して、ドライブ全体の内容を複製し なくても 2 台のドライブが故障した場合の冗長性を実現します。

ドライブが故障した場合、RAID コントローラはパリティデータを 使用して、損失したすべての情報を再構成します。RAID 6 では、

この方法はドライブ全体またはドライブグループ内のドライブの すべてにわたるストライプに適用されます。分散パリティを使用 して、RAID 6 は少ないオーバーヘッドでフォールトトレランスを 実現します。

10 スパニングされた RAID 1 ドライブグループ上でのストライピング を使用して、完全なデータ冗長性を実現します。RAID 10 は、ミ ラーリングされたドライブグループによる 100 % の冗長性を必要 とする環境に適しています。RAID 10 は、ミラーリングされた各 ドライブグループでの 1 台のドライブ故障に対応し、データ整合 性を維持します。

50 スパニングされた RAID 5 ドライブグループ上での分散パリティを 使用して、データ冗長性を実現します。RAID 50 は、複数のドラ イブにわたるパリティとディスクストライピングの両方を備えま す。ドライブが故障した場合、RAID コントローラはパリティデー タを使用して、損失したすべての情報を再作成します。RAID 50 は、各 RAID 5 ドライブグループで 1 台のドライブ故障に対応し、

データ整合性を維持します。

60 スパニングされた RAID 6 ドライブグループ上での分散パリティを 使用して、データ冗長性を実現します。RAID 60 は、各 RAID 5 ド ライブグループで 2 台のドライブ故障に対応し、データ整合性を 維持します。あらゆる RAID レベルの中で、ドライブ故障に対する 最高レベルの保護を実現します。RAID 60 は、複数のドライブに わたるパリティとディスクストライピングの両方を備えます。ド ライブが故障した場合、RAID コントローラはパリティデータを使 用して、損失したすべての情報を再作成します。

RAID レベル

フォールトトレランス

表 13: RAID レベルとフォールトトレランス

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