3.5 デバイスのプロパティの表示および変更
3.5.1 コントローラのプロパティの表示および変更
WebBIOS では、一度に 1 つの LSI SAS コントローラの情報が表示されます。
ご使用のコンピュータシステムに複数の LSI SAS コントローラがある場合 は、メイン画面で「Controller Selection」をクリックすると、別のコント ローラの情報を表示できます。「Controller Selection」画面が表示されたら、
情報を表示するコントローラをリストから選択します。
現在選択しているコントローラのプロパティを表示するには、WebBIOS の メイン画面で「Controller Properties」をクリックします。「Controller Properties」画面は 3 つあります。図 41 は、最初の画面を示しています。
図 41: 最初の「Controller Properties」画面
この画面の情報は読み取り専用で、直接変更することはできません。この情 報のほとんどは説明がなくてもわかるようになっています。この画面には、
このコントローラですでに定義されている仮想ドライブの数と、コントロー
バックグラウンド初期化が進行中の場合は、「Background Init Progress」を クリックすると完了状態を確認できます。「Next」をクリックすると、2 番目 の「Controller Properties」画面(図 41)が表示されます。
図 42: 2 番目の「Controller Properties」画面
「Next」をクリックすると、3 番目の「Controller Properties」画面(図 43)
が表示されます。
図 43: 3 番目の「Controller Properties」画面
表 18 は、2 番目と 3 番目の「Controller Properties」画面にリストされる項目
/オプションの説明です。変更する特別な理由がない限り、最高のパフォーマ ンスを達成するために、これらのオプションをデフォルト設定のままにする ことをお勧めします。
オプション 説明
Battery Backup この項目は、選択したコントローラに BBU が装備
されているかどうかを示します。装備されている 場合は、「Present」をクリックすると、BBU に関す る情報を表示できます。詳細は、「パトロールリー ド関連のコントローラのプロパティ」の項を参照 してください。
Set Factory Defaults デフォルトの MegaRAID® WebBIOS CU 設定を ロードします。
デフォルトは「No」です。
表 18: 「Controller Properties」画面のメニューオプション
Cluster Mode クラスタモードを使用可能または使用不可にしま す。デフォルトは「Disabled」です。クラスタは、
同じデータストレージにアクセスして、共通のク ライアントセットにサービスを提供できる独立し たサーバのグループです。クラスタモードを使用 不可にすると、システムは標準モードで動作しま す。
Rebuild Rate 選択したコントローラに接続されているドライブ
のリビルド率を選択します。デフォルトは 30 % で す。リビルド率とは、故障したドライブのリビル ド専用に使用するシステムリソースのパーセン テージです。この数値が高いほど、より多くのシ ステムリソースがリビルドに当てられます。
BGI Rate 選択したコントローラに接続されている仮想ドラ
イブのバックグラウンド初期化専用に使用するシ ステムリソースの量を選択します。デフォルトは 30 % です。
MDC Rate 選択したコントローラに接続されている仮想ドラ
イブの MDC(整合性確保)専用に使用するシステ ムリソースの量を選択します。デフォルトは 30 % です。
Reconstruction Rate 選択したコントローラに接続されているドライブ
の容量拡張(RAIDレベル移行)に使用するシステ ムリソースの量を選択します。デフォルトは 30 % です。
Controller BIOS 選択したコントローラの BIOS を使用可能または使
用不可にします。
デフォルトは「Enabled」です。ブートデバイスが 選択したコントローラ上にある場合は、BIOS を使 用可能にする必要があります。それ以外の場合は BIOS を使用不可にしてください。使用不可にしな いと、他の場所でブートデバイスが使用できなく なる可能性があります。
NCQ Native Command Queuing(NCQ)は、読み書きコ
マンドの実行順序を最適化する機能を個々のドラ イブに提供します。
デフォルトは「Enabled」です。
オプション 説明
Connector 1 エンクロージャのチェーンを RAID コントローラに 接続する場所を指定します。
Coercion Mode Coercionモードは、さまざまな容量のドライブを
同じサイズに強制的に変更して、1 つのドライブグ ループ内で使用できるようにする機能です。強制 モードのオプションは、「None」、「128MB-way」、
および「1GB-way」です。デフォルトは「None」
です。
注 : どの番号を選択するかは、さまざまなベンダー の製造したドライブの実際の容量にどの程度の差 があるかによって異なります。1 GB の強制モード のオプションを使用することをお勧めします。
S.M.A.R.T. Polling ドライブの故障予測(S.M.A.R.T. : Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology error)を報告し ているドライブがあるか調べるポーリングをコン トローラが送信する頻度を指定します。デフォル トは 300 秒(5 分)です。
Alarm Control このオプションを選択して、コントローラ上にあ
るオンボードアラームのトーンジェネレータを使 用可能、使用不可、または無音にします。デフォ ルトは「Disabled」です。
Patrol Read Rate 選択したコントローラに接続されているドライブ
のパトロールリード率を選択します。デフォルト は 30 % です。パトロールリード率とは、パトロー ルリードの実行専用に使用するシステムリソース のパーセンテージのことです。
パトロールリードについての詳細は、「パトロール リード関連のコントローラのプロパティ」の項を 参照してください。
Cache Flush Interval オンボードデータキャッシュの内容をフラッシュ
する間隔(秒単位)を制御します。デフォルトは 4 秒です。
Spinup Drive Count 同時にスピンアップするドライブの数を制御しま
す。デフォルトのドライブ数は 2 です。
オプション 説明
この画面のオプションに変更を加える場合は、「Submit」をクリックして変 更を登録します。変更を取り消す場合は、「Reset」をクリックして、オプ
Spinup Delay このコントローラに接続されているドライブのス
ピンアップ間隔(秒単位)を制御します。遅延さ せることにより、すべてのドライブが同時スピン アップする場合の電力不足を防止します。
デフォルトは 12 秒です。
StopOnError このオプションは、ブート時にコントローラの
BIOS でエラーが検出された時点でブートプロセス を停止する場合に有効にします。デフォルトは
「Disabled」です。
Drive Powersave 特定の使用されていないドライブを省電力モード
にして、電力を節約します。このフィールドを使 用して、未構成のドライブが省電力モードに移行 できるようにするかどうかを選択します。
このオプションを選択すると、未構成のドライブ をスピンダウンできます。
このオプションを選択しないと、これらのドライ ブはスピンダウンされません。コントローラは、
必要なときにいつでも、ドライブを省電力モード から自動的にスピンアップします。デフォルトで は、省電力オプションは選択されません。ドライ ブのスピンダウンを有効にするには、省電力オプ ションを選択する必要があります。
Connector 2 エンクロージャのチェーンを RAID コントローラに
接続する場所を指定します。
Stop CC on Error このオプションは、コントローラの BIOS でエラー
が検出された時点で MDC を停止する場合に有効に します。デフォルトは「No」です。
Maintain PD Fail History
このオプションは、すべてのドライブの故障履歴 を保持する場合に有効にします。デフォルトは
「Enabled」です。
Schedule CC MDC の日時をスケジュールするためのオプション
がサポートされているかどうかを示します。
オプション 説明
表 18: 「Controller Properties」画面のメニューオプション