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地域ぐるみ福祉ネットワークの整備

ドキュメント内 浦安市障害福祉計画(素案) (ページ 63-67)

○ 市社会 福祉協 議会が 中心にな って行 ってい る講座等 のボラ ンティ ア養成活 動を支援します。 

○ 支部社 会福祉 協議会 が行って いるサ ロン活 動等の地 域福祉 諸活動 への側面 的支援を行います。特に障害者に係るサポートの充実を図ります。 

○ ボランティア養成活動を行っている民間等の取り組みを発掘し、地域に密着 した福祉のネットワークづくりを図り、地域の福祉力を高めます。 

 

③  ボランティア活動への側面的支援 

○ 市社会福祉協議会が運営する「ボランティアセンター」の機能強化の側面支 援、市民のボランティア活動支援を行います。 

○ 障害者をはじめとする市民の意見を調査し、ボランティア活動の内容やあり 方についてボランティアとともに検討して、障害者をはじめとする市民にボ ランティア活動の内容や実態の情報提供を積極的に行います。 

○ ボランティア連絡協議会の支援、『ふれあい広場』の開催など、ボランティ ア団体間、ボランティア団体と障害者団体間をはじめとする各種福祉団体等 との連携の強化を図ります。 

 

(3)交流機会の充実 

 

  現状と課題のまとめ    

 

障害者への理解を深めるためには、それらの人たちを身近に知るということが 何よりも大切です。 

障害者を対象にしたアンケート調査では、差別を受けたり、いやな思いをした ことのある人が、身体障害者では 21. 6%ですが、知的障害者では 47. 0%、精神 障害者では 41. 0%と半数近くとなっています。 

 

あなたは障害があるために差別をうけたり、いやな思いをしたことがありますか。 

(身体障害者) 

4. 8 16. 8 42. 5 27. 8 8. 1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

( 計: 935人)

よくある 時々ある ほとんどない まったくない 無回答

(知的障害者)

8. 8 38. 2 37. 5 5. 9 9. 6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

( 計: 136人)

よくある 時々ある ほとんどない まったくない 無回答

(精神障害者)

14. 1 26. 9 35. 9 14. 1 9. 0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

( 計: 78人)

よくある 時々ある ほとんどない まったくない 無回答

 

また、最近1年間に地域の行事に参加したかどうかについては「参加していな い」と答えた人は、身体障害者では 57. 6%、知的障害者では 35. 3%、精神障害 者では 60. 3%となっています。逆に交流している内容をみると、多岐にわたり、

交流経験のある市民が多くなっている事が分かりますが、いずれにせよ障害者を 身近に知る場を確保することの大切さは、今後も変わりありません。 

 

(身体障害者) 

( 計: 935人)

9. 4

1. 7 6. 6

13. 0 10. 6

57. 6 11. 1

8. 3

0 20 40 60

祭りなどの地域の行事 趣味などのサークル活動 障害者団体の集会・活動等 町内会活動(まちづくりを含む)

学習会や講演会 その他 参加していない 無回答

%

(知的障害者)

( 計: 136人)

11. 8

0. 7 5. 9

39. 7 28. 7

35. 3 5. 9

6. 6

0 10 20 30 40 50 障害者団体の集会・活動等

祭りなどの地域の行事 趣味などのサークル活動 学習会や講演会 町内会活動(まちづくりを含む)

その他 参加していない 無回答

%

(精神障害者)

( 計: 78人)

6. 4

2. 6 1. 3

15. 4 11. 5

60. 3 6. 4

6. 4

0 20 40 60 80 祭りなどの地域の行事

趣味などのサークル活動 障害者団体の集会・活動等 学習会や講演会 町内会活動(まちづくりを含む)

その他 参加していない 無回答

%

   

障害者にとって非常に大切な課題である「社会参加」とこの「交流」は、1つ のことがらの2つの側面と言うことができますが、参加・交流活動を行うために、

障害者を温かく迎える市民の姿勢が非常に重要な課題です。本市では、小・中学 校における特殊学級と通常学級の交流(交流教育)を積極的に推進したり、市が 関係する各種の催しに障害のある人たちの参加を呼びかけたりするなどの形で、

障害者と一般市民の交流を図ってきました。 

しかし、その活動はまだまだ十分であるとは言えません。今後も、市民の交流 の機会をつくることなどをはじめ、積極的に活動を続けていく必要があります。 

 

  具体的な施策    

 

①  交流教育の推進 

○ 特殊学級設置校を中心に、日常的な交流教育の充実を図ります。 

○ 障害児と健常児の日常的な交流促進を図ります。 

 

②  文化活動等への参加しやすい環境の整備 

○ 市で企画、あるいは市民が独自に行う講座、サークル活動等に障害者が参加 しやすい環境の整備と、参加の啓発を行います。 

○ スポーツイベント等に障害者の参加を呼びかけます。 

○ 福祉関係の講座や講演会等で、障害者自身が発言する場の確保を図ります。 

 

③  市職員と障害者との交流促進 

○ 市職員のボランティア活動への参加を通じ、障害者との交流を促進します。

具体的には職員のボランティア休暇制度の実施を継続します。 

   

 

誰かに相談したいと思う悩みごと 身体 知的 精神

特にない 40.2 33.8 6.4

自分の健康・治療のこと 33.9 16.2 50.0

経済や生活費のこと 16.6 11.8 37.2

介助・介護のこと 10.4 10.3 5.1

家事(炊事・掃除・洗濯)のこと 6.4 2.9 17.9

住宅のこと 6.1 5.1 15.4

外出・移動のこと 8.0 12.5 10.3

就学・進学のこと 1.8 16.2 1.3

仕事や就職のこと 8.2 17.6 28.2

防犯・災害時のこと 9.8 8.1 6.4

話し相手がいないなど 3.5 5.9 20.5

家族のこと 7.7 5.1 23.1

人間関係のこと 3.1 5.9 23.1

異性・恋愛・結婚のこと 1.9 5.9 17.9

その他 1.8 2.2 3.8

無回答 10.1 8.8 10.3

合計 100.0 100.0 100.0

 

ドキュメント内 浦安市障害福祉計画(素案) (ページ 63-67)