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在宅緩和ケアの場⾯での 4 多職種連携

Cicely Saunders

(シシリー・ソンダース)

あなたはあなたのままで⼤切です。

あなたの⼈⽣の最後の瞬間まで⼤切な⼈で ですから、私たちはあなたが安らかに死を迎えらす。

れるだけでなく、最後まで⽣きられるように 最善を尽くします。

ホスピス・緩和ケアの歴史

ホスピス緩和ケアの基準

1.ホスピス緩和ケアの理念

⽣命を脅かす疾患に直⾯する患者とその家族のQOL(⼈⽣と⽣活の 質)の改善を⽬的とし、チームとして提供するケアである。

2.ホスピス緩和ケアの基本⽅針

痛みやその他の苦痛な症状を緩和する

⽣命を尊重し、死を⾃然なことと認める

無理な延命や意図的に死を招くことをしない

最期まで患者がその⼈らしく⽣きてゆけるように⽀える

患者が療養しているときから死別した後にいたるまで、家族が様々な困難に対 処できるように⽀える

病気の早い段階から適⽤し、治療に伴って⽣ずる苦痛にも対処する

患者と家族のQOLを⾼めて、病状に良い影響を与える

⽇本ホスピス緩和ケア協会2005年7⽉改訂

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患者の望む療養場所

在宅で療養できることは患者のQOLの向上につながる

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在宅緩和ケアとは

たとえ病気はあっても、住み慣れた家で、思いのままに過ごした い・・・そのためには、不安なく⾃宅で過ごせること、そして家族も 無理なく介護を続けられることが⼤切です。

在宅緩和ケアとは、「お家で過ごしたい」という思いに応え、体 と⼼の苦痛を和らげ、くらしを整えるべく24時間365⽇でみなさ まを⽀える体制のことです。

在宅緩和ケア提供の場

在宅緩和ケア提供の場は⾃宅の他にグループホーム・⾼齢者 住宅・障害福祉施設などに広がっており、対象疾患はがんだけ でなく、⾮がん疾患(慢性疾患・神経難病・⼩児重症疾患、認 知症など)にも広がっています。

在宅で提供される緩和ケアの内容

①患者の⽇常⽣活の⽀援

②⾝体的苦痛や精神的苦痛に対する医療

⽀援(症状緩和)

③社会的苦痛や霊的苦痛に対する⽀援

④家族に対する⽀援など。

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在宅緩和ケア充実の課題

• 24時間365⽇対応医療システム

• チーム医療および医療連携の確⽴

• 後⽅⽀援病床の確保

• ⽣活⽀援システムの整備

• 患者・家族の希望→ACP

• 施設における管理者および職員の意識

⾮がん患者の在宅緩和ケア

病状の経過が複雑で期間が⻑いこと、疾病特有の病状 の変化があること、予後予測が難しいことなど。その まま在宅で経過を⾒るか、それとも⼊院治療を⾏うべ きか判断が難しいことが少なくない。 →ACP

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地域緩和ケア⽀援ネットワーク

急性期病院

患者・家族 慢性期病院

有床診療所

保険薬局

訪問看護ステーション 訪問リハ事業所 かかりつけ医

在宅療養⽀援診療所 介護⽼⼈福祉施設

⻭科診療所

介護サービス事業所 障害者福祉サービス事業所 地域住⺠・⾏政

⾃宅 居宅・⾼齢者住宅 訪問診療

訪問 リハビリ 訪問看護 薬剤配送

服薬指導調剤

⼝腔ケア嚥下リハ

⽣活⽀援

ホスピス

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必要な⽅に必要なだけ 多職種連携

都会メディカルケアシステム イメージ図

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当診療所の看取りの状況

※「医療機関での看取り数」とは

訪問診療を受けられていた患者様のうち、途中で⼊院となり、

最期を病院で迎えられた⽅の数

47 41 55 65

20 24

18

46

0 20 40 60 80 100 120

H25.7-H26.6 H26.7-H27.6 H27.7-H28.6 H28.7-H29.6

医療機関

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定期的に診療を⾏い、その時の患者のQOLを⾼めるこ とを⽬的に症状緩和を⾏う。

訪問看護師

定期訪問診療

医 師

薬剤師

ケアマネージャー

介護職 事務職

リハビリ療法⼠

いろいろな職種が同席して 情報共有する場合もある

ドライバー

〜患者さんの居⼼地の良い場所が診療の場となることもある〜

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緊急往診

場合によってはホスピスカーを緊急出動させ現場に向かい、早急な 症状緩和に努める

ホスピスカー

持続注⼊ポンプ

PCAスイッチ

ある緊急往診の場⾯

『Kさんは痛みが強くて夜も眠れなかったようです。更に吐き気も出 て、レスキューを内服するのも困難になっておられます。定期のメサ ペインも飲めるかどうか・・・』

『う〜ん。それならCSI(持続⽪下注射)に変更しよう。メサペインか らモルヒネへの換算はどうかな?』

『以前から、メサペインの内服ができなくなった時のことを考えていたの で、論⽂を当たっていました。3件の論⽂があり、いずれもモルヒネへ のスイッチは問題ないとあります。メサペイン30mgは経⼝モルヒネ 100mgに相当するので、注射ならその半量程度で開始するのが 妥当と思われます。24時間後から更にメサペインの⾎中濃度が下 がるので、モルヒネを徐々に増量する必要があるかもしれません』

訪問看護師

医 師

薬剤師

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