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ドキュメント内 方言研究法の探索 (ページ 51-56)

P       表9 象(評価)印

         方雷意識と方言使絹の動態  49

「名古屋のことば」の評価

象(評価〉印  象(評価)印  象(評価)︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶+ 0 + +  一 一 一 一︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶一 + 0  ㎝ 0 0  一 一︵   ︵   ︵   一   ︵   ︵   ︵   ︵

あ  い      て

が  な       い いぎる      る    な

み  じ   い い し るすいか  感 品 か し ら たかなら  に   ら 々 や  つらく葬る別 上 柔 女 い 甘柔良て    い て い じ  いつ  い  な  つ な  威ゆ た  いま し ら こ ら に み なな 優 知 に 知 別 猫 汚

︶   ︶  ︶   ︶  ︶   ︶  ︶  ︶畢 +  一 +  一 + 0 0︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ﹀+ 〜 0 一 ⁝ 一 〇 〜︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵

ア  る良  て ば な

とな  ても  し  と じこ的  つとばび こ 感 うい腔  ま つとの い に つ 良女ばなもこま 良 別 ふと   じな      のこ い 記し  い いう  いい な にか  な なつ  な良 汚 別おば汚 汚ふ語汚

︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶一 + ÷ 一 一 + + +︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶0 0 0 0 +  一 一 +︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵

︑       ︑       ︑し      レ    し

   い   くい    い く   ろ    いな 品 か に いし  い かく   ら り なもいし ら良 上 柔 分 汚お良優 柔  な   す な    い い じ る や は   ろう な 感 て み で い しつ ら に  つ し 寧 な もふ 知 別 変 親 丁 汚 .お

︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶一 一 一 一   一 〇 〇︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶   ︶一 〇 〇 ⁝ ÷ 一 一 〇︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵   ︵ さ       方  ﹀   いく  い い い の  品   なら  く さ 悪く い下   じけ  に く がた くくう 感いい刑肪靴わ醜加灘 る   い   暴 い いい い   な い 乱 た なぽ て い は う て つ じつ つ な で し く べ 感舎 が ら き も つ ら も田 ち 知 好 お き ひ 何

桑名から 長島から 名古屡から 知立から

1

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i﹇ lil

Jro

象(評価)印

衰1G 「葉:京のことば」の評緬

  象(評価)印  象(評価)印 象(評価)

桑名から 長島から 名古屋から 知立から

…欄

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團[1

老 若

       方需意識と方雷使用の動態 51  さて,以上の方書意識の様相が,具体的な方雷変容にどのようにからむの かという点の検証のために,以下,讐語事象の実態を個別に見ていくことに

したい。

4.方言変容の状況

 まず,各項隠について,地域差と年層差の実態に焦点を当てる。

 はじめに,音韻関係について。例の名古屋での母音の融合化した音(ce:,φ,

y:〉の動向について見る。

(1>「蝿」(質問文「(絵)夏,たくさん出て食:物にたかる,この虫を何と呪いま   すか。」)……tCll

 年層差がはっきりと出ている。老年層での発音は[ha三]が一般なのに対し て,若年層では[hae]で,変化は歴然としている。いわゆる標準化である。

なお,名古屋の老年層の一部は[hEe:〕で,これは当地の音韻体系に従った形 であるが,しかし,この音は周辺に影響を及ぼすことはまったくなく,名古 屋のなかで消えつつあるもののようである。

② 「白い」(「色のことについてですが,嚥い3の反対は何と欝いますか。」〉

  ……表12

 [∫iro:]の形は名古紙の老年層,しかも明治生まれの人に限られておD,あ とは全般に[∫iroi]である。名古屋の老年層の一人に[∫ire:]の形が聞かれる が,これは[∫irφ:]からの変形であろう。[∫irφ:3の音も周辺に影響を及ぼす ことなく,消滅しつつあることがわかる。

③ 「寒い」(「「g9い』『あったかい2の反対は何と醤いますか。J)……表13  第2音節の子音には[b〕と[m]とがあるが,小形の出現に関する地域差,

年屡差ははっきりは見えない。ただし,若年層では[b]が減退しているよう である。[saby:],[samyl]の形はやはり名古屋の老年層に限られており,若 年層には引き継がれてはいない。また,周辺に影響を及ぼしてもいない。名 古屋の若年層の一一人に[sami:1の形が聞かれるが,これは[samy:]からの 変形であろう。

桑 名

 表li 「蝿」

長 島   

名 llf屋 知 立

○○○○

宦宦宦

○○○○

宦宦宦

⑭㊥⑪⑭

宦宦寐M

○○○○

宦宦宦

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○(の○○

宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

@ [hee:] O [hai] O [hae]

桑 名

 表12   「白し、_摩

長島  名霞屋  知立

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

◎㊥⑭㊥

宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

ee [firti:] @ [fire:] O [firoi]

桑 名

 表韮3 「寒い」

長  島    名「iii屋    知 

○○○(む 宦i○○○

○○○○

宦宦宦

⑭⑭⑭⑳

@㊥⑪⑭

○○○(○

宦iむ○○

○○○○

宦宦i夏⊃○

○○○○

宦@○ ○ ○

○ ○ ○ ○ i三)○ ○ ○

○○○○

宦@○ ○ ○

@ [saby:] tw [samy:] O [sami:] O[sabui] O lsamui]

      方言意識と方言使常の動態 53

(4)「お前」(「相手をさしてTお前sと言うとき,どのように言いますか。」)∵…

  表14

 この項目は注目される。名古屋の老年層での[omee:]は,音韻体系に従っ た形で,母音自体のバリエーションの問題であるのだが,若年層では実は,母 音は変えずに,拗音化した[omja:]の形で発音されているのである。これは

8母音(i,e, a, o, u, ev,φ, y)から5母音(i, e, a, o, u)へという母

音体系の変化を背景とした動きと考えられる。そして,興味深いのは,この 拗音化した[omja:]の形が周辺へ影響を及ぼしている様子がうかがわれるこ とである。長島や桑名の若年層にこの[omja:]が聞かれるのである。しかし,

これはあくまで併用としてのもので,長島では5人の併用者のうち3人まで が ふざけて言うとき とコメントしているし,また桑名では けんかのと

き とことわっている。したがって,これらの地では名古屋の影響を間接的 に受けてはいるのだが,しかし,その受け入れ方は,規範を志向するといっ た方向とは異なるもののようである。これはさきほど述べた,この地に影響 を与えているという名古屋ことばの実体をうかがわせるものである。なお,こ の[omja:]の形は知立の方ではまったく現われてはいない。

⑤ 咄した1(「物を中から外へ出すとき,「ダシタ2と言いますか,それとも   「ダイタ』と書いますか。」)……表15

 文法と音韻にからむ項目であるが,イ音便形の[daita]は長島より東の老 年層に現われている。この形は中部地方に多く見られるものである。名古屋 の老年層のみは,これが[da):ta]の形で現われている。しかし,若年層では知 立の一人をのぞいてほとんど[da∫lta]と入れ替わってしまっている。

⑥ 「曵くなる:(「色のことについてですが,『シロクナル3と書いますか,fシ   ロナル2と言いますか。」)……表16

 文法に関する項欝で,例の形容詞の音便形の動向であるが,ウ音便形[firo一

(:)nar司が老年層では全域で大勢を占めているのに対して,若年層では標準 形[ ∫irokunaru]が,特に名古歴,知立で圧倒的で,[∫iro(:)naru]を内割し ている状況がわかる。しかし,その標準化の程度には地域差が存在するよう で,桑名ではまだ[Sironaru]を根強く残存させている。標準化にも地域によ

桑 名

 衷14 「お前」

長 島   名古騰   知 立

○ ○ ○ ○

宦宦宦

○ ○ ○ ○ 宦@○ ○ ○

㊥⑭㊥⑪

ドキュメント内 方言研究法の探索 (ページ 51-56)