言畏査された聴刻 言駐査された時刻
\ 醐
つの瞬闘点であるから,ある場所の平均人爾の推定はこの調査瞬間の数字で推
定しなければならなくなる。このために,場所ごとに時刻をサンプルするため
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に起こる分散を考えなくてはならない。なお,この時刻のサンプリングは,実 際的にみると,厳密には疑問の余地はあるが,一往こう考えるのも無理ではな いと思われる。場所ごとに,この時刻による分散は調査していないので,時刻 による分散を一往各場所間の分散として,そのorderを出してみることにし
よう。この推定はきわめて大き臼の推定であろうと思われる。なお,このよう
に場所聞の分散で置きかえるとき,道路は道路,家のあるところは家のあると
ころで別々に分けて,層別式による分散の推定の形でした。ここでは,道路の
場合は,各地区で1つの単位として取り扱った。
これによると,
ax2=419
之なった。これが小さくなるのは,場所(観察単位)の数が多くなるからであ
る。
こうすると一往,
ff。 = 1, 088人
と推定される。ここで95(99)%の信頼度で幅をつけてみると(ka。において
.k=2.7, le=3.9を使う),
± 2, 940 ± 4. 240 ,
となる。
すなわち,
(!4,170, 8,300)
(15,480, 6,990)
、となる。この上野市の夜間人口は25,400なのである。この開きはどうして起 こったのであろうか。ここで考えられるのは,昼間上野市から外に出ていく人
々である。これを切符,定期の売上 第46表
枚数から推定してみると第46表の
汽車電車の切符によるもの 1,300
バスの切符によるもの
300 ようになる。定期券によるもの 1,000
このほが,歩いて市外に出るもの
訓 i 2,600
も考えられるが,近村に大エ場など 77
がないから,これはわずかであると考えられる。もちろん.しかし,外部から
上野市へ来ているものもあることに注意しなければならない。さて,この25, 400に見合うものの推定として,この後者を無視し,昼問の 平均的意味の推定人口に上の数を加えて冤積ってみると,それは,
(16,860, 10,900)
(!8, 100, 9, 600)
となる。この見積りの方法はひとまず妥当なものと認めていい。これによって も,高々18,100にしかならない。流入している人口のあること(市であるか ら糧当あると戦われる),平均的意味が外出春の推定の多冒なことを考えてみ
るとき,一往この数字は最高の推定を飛しているのではなかろうか。ここで,調査されたものの性別比率を見ると,男46,3%,女53,7%で,上 野市の人n調査による,男47,5%、女52.5%に近いのである。この性別の比 率が近いにもかかわらず,推定人口がくい違っているのは興味のあるところで
ある。
ところで,以上は,動く人を対象としたために一往心紀が残るわけであるか ら,今度は動くことのない家の戸数を推定してみた。それによると,推定戸数 は2,810となる。この分散(このときは時間的変動が考えられないから,地区 聞の分散によるものだけでいい)によって95(99)%で,信頼幅をつけてみる と,±950,±1,370となるから,推定の最高は一往4,180と考えられる。し
かし、公式の統計の数字から求めてみると.5,300である◎入口の場合と問様に.約80%程度のものとなっている。
以上のことを考え合わせてみると,ユ地区内に存在するものをいきなり素手 で調査することは一一あらかじめ良い航空写莫か完全な地図を持たない限りき わめて困難であることを物語っているのあでろう。調査のエキスパートの経験
から書うと, 「いきにくい,目につきにくい,きたないところ」がぬけているのではないかと予想される。われわれが主観的に得た町の印象と,実際に町を
調査した結果とがひどくくい違うことはよく経験するところである。性別・年齢別などの比率が調査対象のそれと等しいと言っても,それは保証
にならない。この「言語生活の場面調査」の結果も,ここに述べたようなかた
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よりを負っているものとして,そのうえで解釈をくだすべきである。
V2c 階層判定とその数量化
1 上野市での階層判定
まず,上野市の調査から説明しよう。
階1馨は,その成立する社会的場においてはじめて意味を持つ概念である。上 野市における階層は東京都における階層とはならないのであって,場との糟対
的関係にあるものである。われわれが,自分の立場から上野市で緬人の階層を 決めても,一般にこれは上野市における階層とくい違いが生じて来るわけであ る。しかも,年暦は,その「場」における生活と嫁深い関係を持つものなので
ある。ことに敬語について考える場合はそうであると思われる。したがって,これを決定するためには,上野市の事情によく通じている人に判定してもらう のがいい。しかし,そういう人でも,その判定を,すべての人についてするわ・
けにはいかない。そういう判定者でも,市のすべての人々に対して,同じ規準 で判定することはできない一つまり,すべての人を同じ程度には知ワていな
いからである。また,サンプルを抽出したとしても,市全体にばらまかれてい・るサンプルのすべ(をよく知らないことも岡様であろう。そこで,市の中から.
町をいくつか抽出し,その町のサンプルについて,幾人かの,町の象:情に通じ
た人(エキスパートと誓うことにする)に判定してもらったわけである。これ ならば可能であろう。大きさを町に限るならば,狭いところであるから,エキ
スパートはよく装丁の人々のことを知っているからである。このエキスパートの判定には,おそらく複雑な事情が総合的に考慮されているであろうQ
これを6段階に分けて判定させた。これを外的基準による判断(outs呈de
variable)と考える。これが1〃(元的{生格を持つことは明らかである。階層は1列に並ばせることができるものであるからである(もちろん」(0∂糞」(0ゴ)
の条件は必要*)。
ここで,これをわれわれがとらえうる要因によって表現できないものであろ
うか,と考えてみる。もし,これが可能となるならば,われわれでもとらえう79
る要因から,その市でのエキスパートの意見を予測することができることにな
る。つまり,外的要国を知り,「もしもエキスパートが市のすべての群々をよく知っていて階履を判定すれば……となるであろう一さらに厳密に言えば,
調査のとき判定をしたエキスパートと同じくらいの知識度,方法,考えかたに よっても,判定するならば得られるであろう一その階層」を推定することに
なるわけである。この場合,われわれのとりうる客観的要因として,税金・職業・家の構えe 公職(役員)についた経験をとり,それぞれを高い方から低い方へ6段階に分
類した。これらは調査票形式によって,人から容易に聞き出すことができる。ただ職業については,社会的立場から,地位・職業・学歴を加味して6段踏に
分けた。ここで,このようなものから,エキスパ・一一トの明確に表明されていない複雑 な判定操作による結果をどのよ防に再現できるであろうかという問題となる。
6段階では数も少なくなり,また判定の性質から言って,いわゆる信頼性(re−
iability)が少ないので,2段階ずつ集めて,すべてを3段階とした。ごうす れば,市民の各綱人はエキスパートの判定(outside variab工e)とそれぞれ
4つの調査項目における反乱を持つことになる。なお,上野市でも岡崎市でも,このとき,個人の階層の判定では,家の影響
* 外的規準が与えられている場合,注意すべきはなんらかの意味でnon−relative なものが存在していなければならない。規準が判断されるものとの根雪的対応によ って変動するものであってはよくないのである。このような場合,数量化されたも の(われわれの心の中の規準を数量であらわすことになる◎)は,予測の意味で性能 の悪いものとなってしまう。ここで述べる数量化の方法の直接照応矯は,この対応 性の場含の変容までも考えに入れたものとはなっていない。non−relative scaleと は「ものの判断」のワクが,判断される悩々のものに依存しないこと,すなわち,
調断されるべき個物の状態の一々によって変化するものではないことを意味する。
つまり,判断規準」は,判断される個物Oiとは無関係,」(Oi) =」(Oi)であること を示す。J(0)は0を判断するときの規準のワクをあらわすものとする。ある種の 判断,特に比較判断ではこれは成立しないかも知れない。もちろん,この変容性あ る場合も,さらに分類の総合操作によって数量化の考えを使って解明することがで きる。
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が強く見られるので,客観的な調査項目(要因)でも,独立生計を鴬まない無
職のもの,独立生計をしていても家の縦のつながりのはっきりしているものに.ついては,その家についてのデータを使った。
いま,上野市について,その全体の結果を添すと次のとおりである。