「モノ造り革新」による環境貢献への取り組み
4. 啓発と情報開示
人と自然との共生の意識向上に努め、積極的かつ自発的に行動するとともに、
成果を広く社会に開示し共有します。
2012年12月制定
1. 環境に配慮した技術と商品の創造
工場・オフィスでの活動における省エネルギー、省資源・リサイクル活動により温室効果 ガスや廃棄物、化学物質などの環境負荷物質を低減し、持続可能な活動を行っていく ことを目指します。
水資源保護
■ 水質・大気の汚染防止(P72参照)
資源循環
■ リサイクル・省資源(P64-66参照)
■ 「グリーン調達」の推進(P77参照)
大気環境問題への対応
■ 生産における地球温暖化防止(P60-61参照)
■ 物流における地球温暖化防止(P62-63参照)
■ 環境負荷物質の管理・削減(P67-68参照)
■ 水質・大気の汚染防止(P72参照)
希少種保護
■ 新たな工場を建設する場合、生物多様性への影響に配慮
社会や地域との連携・協力活動により生物多様性保全を推進します。
自然環境保護
■ 森を育てるナイター電力カーボンオフセット(広島県)(P85参照)
■ 地域の森林保全活動に協力(マツダの森・ひろしまの森林(もり)づくりフォーラム)(広 島県)(P85参照)
■ 企業との協働による水源の森づくり(山口県)(P92参照)
■ 地域と協働した緑化事業の推進(神奈川県)(P95参照)
■ マツダ財団を通じた市民活動支援(広島県)(P103参照)
■ 渡り鳥の生息環境保護の推進(メキシコ)(P110参照)
■ 雨水利用による水源涵かん養よう(メキシコ)
■ 「ツリーメンダス・スクール・メイクオーバー」プロジェクトの支援(ニュージーランド)
(P122参照)
希少種保護
■ 「学生自然保護協会(SCA)」の支援(米国)(P106参照)
■ 希少木メスキーテの保護(メキシコ)(P110参照)
■ 動植物の保護への支援(オーストラリア)(P121参照)
生物多様性の重要性を認識し積極的かつ自発的に行動するとともに、成果を広く社会 に開示し共有します。
啓発活動
■ 従業員に対する生物多様性への配慮についての教育実施
■ マツダ財団を通じた活動(広島大学との連携事業「科学わくわくプロジェクト」/(公財)
広島市文化財団との共催「感動塾・みちくさ」)において、生物分野の環境教育を実 施(P103参照)
情報開示
■ マツダサステナビリティレポートなどを通じた取り組み紹介
2. 資源・エネルギーを大切にする企業活動
3. 社会や地域との連携・協力
4. 啓発と情報開示
0 100 200 300 400 500
(千㎥/年)600 572
475
2011 523
2010 2012 2013(年度)
381
Mazda Sustainability Report 2014
マツダのCSR お客さま満足 環境保全 社会貢献 人間尊重 マネジメント
72
■ 国内主要4拠点
※1における上水使用量を2010年度比で33.4%削減
三次事業所を除く、国内の工場・事業所の生産工程で用いる水は、ほぼ全量工業用水 を使用しており、地盤沈下を引き起こす恐れのある地下水は一切使用していません。また、
三次事業所では雨水を池に貯水して利用するなど、水資源を有効利用しています。
さらに工場や事務所などで使用する上水についても、節水に取り組んでいます。
公共用水域への排水にあたって、法規制値よりも厳しい自主基準値を定めて日常的に 管理しています。また、生活系、工程系などの排水系統ごとに適正に処理し、排水の浄 化に努めています。
<海外での取り組み>
■ 中国、南京市にある長安フォードマツダエンジン会社では、2014年から製造工程の 冷却水や緑地帯へ散布する水を水道水から廃水処理後の再生水に変更し、年間10 万㎥の水道水の使用量を削減します。
■ メキシコのマツダデメヒコビークルオペレーション(MMVO)は、操業開始前にメキシ コの環境ライセンスを取得した初めての自動車工場として、高く評価されています。
水資源の有効活用については、生産工程で使用された井戸水を工場内の廃水処理 場で処理し、再生水として敷地の緑地散水に利用しており、水を自然に返すことがで きるとして、当局から高く評価されています。2013年には、約4万㎥の再生水を散水 に利用して井戸水使用量を削減しました。2014年も継続して再生水を利用して水 資源の有効活用を図っています。
なお、2012年にはMMVO近傍で雨水の循環を促進させて水源確保の一助とするため、
水源地である自然環境保護地域の山間部100haに約3万カ所の雨水浸透溝を構築 しました。
■ 大気汚染防止 : 環境負荷を低減できる燃料を積極的に導入
SOx(硫黄酸化物)やNOx(窒素酸化物)対策、ばいじん、粉じん、ミスト対策、さらに VOC(揮発性有機化合物)対策について、継続的な削減に取り組んでいます。
その他、使用する燃料を重油から都市ガスへ転換するなど、環境負荷を低減できる燃 料を積極的に導入しています。
水質・大気の汚染防止
水質や大気を保全するために、法規制よりも厳しい自主基準を定めて、汚染物質の排出を適正に管理しています。
a
b
[生活系]
手洗いトイレ
[工程系]
洗浄廃水冷却水
[雨水系]
[廃液系]
クーラント 洗浄廃液
廃水処理場 浄化槽
雨水貯槽
サブ廃水貯槽 メイン廃水貯槽
濃厚貯槽 高次処理 生物処理 凝集処理 油分離 廃水のポンプ移送
初期降雨のポンプ
バキューム車
初期降雨
社外処理 放流 放流 廃水のポンプ移送
し尿などの生活廃水の 浄化・殺菌
a
国内主要4拠点における上水使用量b
排水処理システムの概要(本社工場)※1 本社(広島)/三次事業所/防府工場 西浦地区/中関地区(開発など 間接領域も含む)
大気汚染物質
区分 大気汚染物質 単位 規制値 実績値(最大)
本社工場 NOx
ボイラー ppm 180 79
150 65
乾燥炉 ppm 250 62
230 38
溶解炉 ppm 180 60
ディーゼルエンジン ppm 950 460
加熱炉 ppm
200 34 180 49 150 89 130 34
ばいじん
ボイラー g/㎥N 0.30 0.01
0.10 0.0016
乾燥炉 g/㎥N
0.4 0.007 0.35 0.004 0.2 0.009 0.15 0.0051
溶解炉 g/㎥N
0.4 0.017 0.20 0.1 0.10 0.001
ディーゼルエンジン g/㎥N 0.10 0.02
加熱炉 g/㎥N
0.4 0.014 0.25 0.017 0.20 0.087
SOx K値規制 — 7 1.51
VOC 塗装施設 ppm 700 335
洗浄施設 ppm 400 205
三次事業所
NOx ボイラー ppm 250 180
ディーゼルエンジン ppm 950 210
ばいじん ボイラー g/㎥N 0.30 0.013
ディーゼルエンジン g/㎥N 0.10 0.074
防府工場西浦地区
NOx ボイラー ppm 150 43
130 56
乾燥炉 ppm 230 100
ばいじん
ボイラー g/㎥N 0.10 0.002
乾燥炉 g/㎥N
0.35 0.006 0.30 0.012 0.20 0.006
SOx K値規制 — 4.5 0.001
総量規制 ㎥N/h 36.16 0.014
VOC 塗装施設 ppm 700 320
防府工場中関地区
NOx 溶解炉 ppm 180 24
ばいじん 加熱炉 g/㎥N 0.25 <0.002
0.20 <0.002
溶解炉 g/㎥N 0.20 0.033
SOx K値規制 — 4.5 0.04
総量規制 ㎥N/h 17.47 0.74
水・大気データ
水質汚濁物質 排水の放流先:猿猴川、海田湾
区分 水質汚濁物質 単位 規制値 実績値
最大 最小 平均
本社工場
pH(淡水系) ー 5.8〜8.6 7.4 6.5 7.0
pH(海水系) ー 5.5〜9.0 7.5 6.9 7.2
BOD mg/L 120 8.5 ND <1.8
COD mg/L 15 13 1.6 4.7
SS mg/L 150 9 ND <2.8
油 mg/L 5 ND ND ND
フッ素(淡水系) mg/L 8 0.2 ND <0.1
フッ素(海水系) mg/L 15 7.9 ND <3.4
亜鉛 mg/L 2 0.41 ND <0.07
溶解性マンガン mg/L 10 0.9 ND <0.2
全窒素 mg/L 60 9.6 1.5 4.3
全リン mg/L 8 0.63 ND <0.09
大腸菌群数 個/㎤ 3,000 820 ND <32
ホウ素(淡水系) mg/L 10 0.2 0.11 0.16
ホウ素(海水系) mg/L 230 2.4 0.2 1.0
アンモニア、アンモニウム、
亜硝酸、硝酸化合物 mg/L 100 3.7 1.1 2.2
上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチ レン、ジクロロメタン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、1.2-ジクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-ト リクロロエタン、1.3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、1.4-ジオキサン、フェノール、銅、溶解性鉄、
クロムはすべてNDであった。
排水の放流先:馬洗川
区分 水質汚濁物質 単位 規制値 実績値
最大 最小 平均
三次 事業所
pH ー 5.8〜8.6 7.6 7.2 7.4
BOD mg/L 70 3.4 0.7 2.0
SS mg/L 70 5.6 1.4 2.8
油 mg/L 5 ND ND ND
フッ素 mg/L 8 0.4 0.4 0.4
溶解性マンガン mg/L 10 0.4 ND <0.2
全窒素 mg/L 60 4.8 4.8 4.8
全リン mg/L 8 0.08 0.08 0.08
大腸菌群数 個/㎤ 3,000 ND ND ND
ホウ素 mg/L 10 0.04 0.04 0.04
アンモニア、アンモニウム、
亜硝酸、硝酸化合物 mg/L 100 2 2 2
上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチ レン、ジクロロメタン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、1.2-ジクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-トリクロロエタン、1.3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、1.4-ジオキサン、フェノール、銅、溶解性鉄、
クロムはすべてNDであった。
排水の放流先:大海湾
区分 水質汚濁物質 単位 規制値 実績値
最大 最小 平均
防府工場西浦地区
pH ー 5.0〜9.0 7.2 6.0 6.8
COD mg/L 40 10.3 1.4 5.8
SS mg/L 30 1.8 ND <0.9
油 mg/L 2 ND ND ND
亜鉛 mg/L 2 0.68 0.05 0.4
銅 mg/L 3 0.01 <0.01 <0.01
フェノール mg/L 1 0.02 <0.02 <0.02
溶解性マンガン mg/L 3 0.4 <0.1 <0.2
全窒素 mg/L 60 10.5 0.6 3.8
全リン mg/L 8 2.89 0.07 1.18
大腸菌群数 個/㎤ 3000 120 3 62
ホウ素 mg/L 230 0.5 ND <0.3
フッ素 mg/L 15 2.2 1.2 1.7
アンモニア、アンモニウム、
亜硝酸、硝酸化合物 mg/L 100 2.8 1.4 2.1
上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、有機燐、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、
ジクロロメタン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、1.2-ジクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-トリク ロロエタン、1.3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、1.4-ジオキサン、溶解性鉄、クロムはすべてN Dであった。
排水の放流先:大海湾
区分 水質汚濁物質 単位 規制値 実績値
最大 最小 平均
防府工場 中関地区
pH ー 5.0〜9.0 7.8 6.7 7.6
COD mg/L 40 8.5 5.0 6.9
SS mg/L 30 16 1 6.2
油 mg/L 2 ND ND ND
亜鉛 mg/L 2 0.19 0.1 0.15
全窒素 mg/L 60 21 2.4 8.5
全リン mg/L 8 0.64 0.03 0.16
大腸菌群数 個/㎤ 3,000 2 0 <1
ホウ素 mg/L 230 ND ND ND
フッ素 mg/L 15 0.3 0.12 0.21
アンモニア、アンモニウム、
亜硝酸、硝酸化合物 mg/L 100 7.9 5.4 6.7
上記以外の規制項目、カドミウム、シアン、鉛、六価クロム、砒素、水銀、アルキル水銀、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロ メタン、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1.1-ジクロロエチレン、1.2-ジクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン、1.1.2-トリクロロエタン、
1.3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、1.4-ジオキサン、フェノール、銅、溶解性鉄、溶解性マンガン、
クロムはすべてNDであった。