第2章 上位計画と関連計画の整理
④ 中心拠点の都市機能誘導区域は、JR 和歌山駅と南海和歌山市駅にはさまれた中 心市街地(高次都市機能が集積している地域)とする。
図表
2-15
和歌山市立地適正化計画に定められた都市機能誘導区域出典:『和歌山市立地適正化計画』和歌山市, 平成
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年, p.52都市機能誘導区域においては、区域ごとに誘導すべき都市機能増進施設(誘導 施設)を設定するものとされ、「医療施設」、「商業施設」、「子育て施設」、
「福祉施設」、「教育文化施設」のそれぞれについて設定方針が示されている。
その上で、既に区域内に必要な機能が充足している場合は「維持」、区域内には 立地していないが概ね徒歩圏(半径 800m)内に立地している場合は、当該機能を
「補完」する施設として設定(ただし中心拠点区域は適用しない)、区域内に立 地するが不足している場合、または区域内に立地していないため必要とする場合 は「誘導」するものと定められている。
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図表
2-16
地域拠点区域に定める誘導施設出典:『和歌山市立地適正化計画』和歌山市, 平成
29
年, p.6872
図表
2-17
中心拠点区域に定める誘導施設出典:『和歌山市立地適正化計画』和歌山市, 平成
29
年, p.69居住誘導区域に関しては、平成
29
年3
月の立地適正化計画の公表時点では具体 的に定められていないが、都市機能誘導区域及びその周辺で生活利便性が確保され る区域、将来にわたって現状の人口密度が確保され生活サービスが確保される区域、災害に対する安全性が確保される区域などをもとに、区域設定の検討を行うという考 え方が示されており、平成
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年度中に和歌山市都市計画審議会の専門部会を通じ て検討が進められる予定である。その他、都市機能誘導区域外における誘導施設の開発行為や、居住誘導区域外 における一定規模以上の住宅建築等の開発行為に関する事前届出制度、公的不動 産の活用方針、評価指標の検討等についても掲げられている。
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(6)和歌山地域経済研究機構「持続可能なまちづくりを目指して~わか やま!LOHAS 2040~」
和歌山地域経済研究機構が平成
26
年に発表したまちづくり戦略である「持続可能 なまちづくりを目指して~わかやま!LOHAS 2040
~」∗
の要点は次の通りである。1 基本構想
「暮らしやすくて居心地がよい、ずっと住み続けたいと自信を持っていえるまち」
(キャッチコピーとして「わかやま!
LOHAS 2040
」)LOHAS
とはlifestyles of health and sustainability
の略であるが、これをわかや ま風に解釈し直し、健康的であると同時に、歴史や感動、心の豊かさ等を大事にし た居心地のいい感じを表現している。1 基本コンセプト
「良質な都市・市街地ストックと生活空間の形成 ~生活者視点に立った多様な 主体による多核連携型コンパクトシティの形成~」
これは、鉄道・
LRT
・BRT
の活用や新設により、鉄道駅をコアとした多核連携型 コンパクトシティ化を進めるというコンセプトである。1 基本スキーム
「賢く縮小・縮退し、賢く成長・発展すること:スマート・シュリンクとスマー ト・グロースのツイン戦略」
このスキームの要点は、人口構成上最も危機的な
2040
年を乗り越え持続可能な まちを作るために、市域を特色ある5
つのエリアに分けてマネジメントする点にあ る。