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﹄キ ャンパ ス内の駐輪台数(台)

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(早 )準 早騨珊 墓専財士

お け る放置駐輪台数 の各条件 にお ける増減傾 向 とキャンパ ス内の駐輪台数 の増減傾 向 との 間 に関連 は見 られ ない ことか ら、

FB+Prpt条

件 にお ける平均放置駐輪台数 の減少 は学内に お ける自転車及びバイ クの駐輪台数 の減少 を反映 した ものではない と言 える。

2‑1‑4.考

本研 究 の 目的 は、点字 ブ ロ ックがない場所 において も、 フィー ドバ ックポス ターや視覚 プ ロンプ トの効果 が見 られ るか否 か を検討す ることであつた。 また、放置駐輪台数 の測定 を毎 日行 い、

 1セ

ッシ ョンにつ き

5回

の時間帯 に測定 し、大学側 か ら提供 され たキャンパ ス内の駐輪台数 と研究対象 とした範囲の放置駐輪台数 の関連 も検討 した。

結果 よ り、 フ ィー ドバ ックポスター と視覚 プ ロンプ トを併用 した場合 に、点字 ブ ロ ック がない場所 において放置駐輪行動 の防止 に効果があることが確認 され、デー タ付 きポス タ ー と視 覚プ ロンプ トの複合的 な効果 があつた とす る佐藤 ら (2001)を支持す る結果 となっ た。 また、 フィー ドバ ックポスター と視覚プ ロンプ トを併用 した条件 にお ける平均放置駐 輪台数 の減少 は、学 内にお ける 自転車及びバイ クの駐輪台数 の減少 を反 映 した ものでない

こ とが分かった。

佐藤 ら (2001)は、デー タ付 きポスター の随伴性 について詳細 な分析 を試 みてい る。 そ の分析 に よれ ば、まず、駐輪者 がポスターを見て「点字ブ ロック上 に駐輪 した ら CAUT10N!!"

とい うメ ッセー ジが表示 され るか も しれない」な どのルール (rule)4が 自発 され る。そのル ール が確 立操作 (establishing operation)と して、点字ブ ロ ック上 に駐輪 しよ うとして い る状態 、つ ま リルール に従 っていない状態 を嫌悪刺激 として確 立す る。 その ときに、 こ の嫌悪刺激 が十分 に機能 していれ ば、 自転車 を移動 して適切 な場所 に駐輪す る とい う行動 が、嫌悪刺激 の消失 によ り強化 され る。 また、駐輪者 がポスター を見て 「適切 な場所 に駐

4ル

ール は 「行動 に先行す る言語刺激 で、行動随伴性 を記述 したタク ト」(小

,2005,p.

269)と 定義 され てい る。放置駐輪 を例 に挙 げる と、「駐輪禁止場所 に駐輪す る と自転車が 撤去 され て しま う」 といつた行動随伴性 を記述 した ものがルール と考 え られ る。

輪 した ら OH!!Excellent!!"と い うメ ッセー ジが表示 され るか も しれ ない」 な どのルー ル が 自発 され る。 そのルール が確 立操作 として、適切 に駐輪 しよ うとしてい る状態 、つ ま リル ール に従 ってい る状態 を強化刺激 として確 立す る。 その ときに、 この強化刺激 が十分 に機能 していれ ば、 自転車 を適切 な場所 に駐輪す る とい う行動が強化 され る。デー タ付 き ポス ター の効果 について以上の よ うな分析 を行 つていた。 しか し、彼 らの研 究ではデー タ 付 きポス ター単独 の効果 は明確 に見 られ なかった。 以上の よ うな随伴性 が機 能 していれ ば 介入期 において不適切駐輪 台数 は減少 し、ベース ライ ンにおいて再び増加す る とい つた結 果 が見 られ るこ とが予測 され るが、デー タ付 きポスター単独 の介入効果 は検証 され なかつ た とい うこ とで あ る。佐藤 ら (2001)は事後調査 の結果 も勘案 し、ポス ター に よるフ ィー ドバ ックは、それ に対す るタク ト (tact)5ゃィ ン トラバーバル (intraverbal)6の 弁別刺激 (discriminative stimulus)7と しては機能 していたが、不適切駐輪 を減少 させ る随伴性 とし ては不十分 であった と考察 してい る。本研 究 において用いた フィー ドバ ックポスター も、

自転 車利 用者 に対す るフィー ドバ ック とい うある種 の結果事象 とい うよ りはむ しろ、佐藤 ら (2001)の随伴性 に関す る分析 の よ うな確 立操作 としてのル ール を生み出す機 能 を果 た していた ことが推測 され る。

一方、 フィー ドバ ックポスター と視覚プ ロンプ トを併用 した

FB+Prpt条

件 で放置駐輪台

5タ ク トは 「環境 内の事物・出来事 を弁別刺激 として 自発 され、他者 に対 して経験 した こと を報告す る言語行動 である」 (ノjヽ野,2005,p。 249)と定義 されてい る。放置駐輪 を例 に 挙 げ る と、放置駐輪 を見て 「放置駐輪がた くさんあつた」 とい つた よ うな言語行動 が タク

卜とされ る。

6ィ ン トラバーバル とは「直前 の言語 を刺激 として、その後 に来 るべ き言語 を 自発す る」(小 野,2005,p。

269)こ

とと定義 されてい る放置駐輪 を注意 された時 に 「すみ ませ ん」 とい

うよ うな言語行動 がイ ン トラバーバル とされ る。

7弁

別刺激 は、行動 のきっか け となる環境変化であ り、特定の反応や行動 との関係 が任意 の ものである (小野,2005)。

数 が減少 したが、BL 2条 件 では再び増加 に転 じた。 この こ とか ら、複合的 な効果 が明確 に 見 られ た こ とが分 か るが、同時 に介入 の効果 の維持 とい う観 点か らす る と十分 な効果 が得 られ た とは言 えない。 この よ うな結果が生 じたのは、上記 の随伴性 が機能 しな くなつた こ とと、介入条件 が終了 した際、両介入手続 きを即座 に中止 し、一種 の消去過程 に入 つた こ とに起 因 してい るのか も しれ ない。す なわ ち、本研 究で用いたフィー ドバ ックポスター は 確 立操作 としてのル ール を生み出す機能 あるいは放置駐輪台数 をフィー ドバ ックす る機 能 を果 た していた と考 え られ るが、介入終了によつてそれ らが機能 しな くなつた とい うこと で あ る。介入効果 の維持 とい う観 点か らす る と、介入条件終 了後 にフィー ドバ ックポスタ ー の掲示 とい う介入手続 きを どのタイ ミングで中止す るか、 あるいはポスター に表示 され る数値や グラフを どれ くらいの期 間で更新す るかな ど、いわゆる適切 な強化 スケジュール な どを探 ってい くことも必要である。

研 究

1で

は研 究デザイ ンの性質上、視覚プ ロンプ ト単独 の効果 が検討 され ていない。 そ こで、研 究

2で

は研 究デザイ ンを変更 して、視覚プ ロンプ トを先行 して実施 し、視 覚 プ ロ ンプ ト単独 の効果及び フィー ドバ ックポスター と視覚プ ロンプ トの複合的な効果 を検討す る。

2‑2。 研 究

視 覚 プ ロ ン プ トとフ ィー ドバ ック ポ ス ター が駐 輪 行 動 に及 ぼ す 効 果8

2‑2‑1. 

研 究

1で

は 、 フ ィー ドバ ック ポ ス タ ー と視 覚 プ ロ ン プ トを併 用 す る方 が 、 フ ィー ドバ ッ ク ポ ス タ ー を 単 独 で 実 施 す る よ りも放 置 駐 輪 行 動 の 防 止 に効 果 が あ る こ とが 明 らか とな つ

8本

研 究 は以下の学術論文の一部 として刊行 され、

2009年

度 関西学院大学大学院文学研 究 科修 士論文の一部 として提 出 され た研 究である。

沖 中武・ 嶋崎恒雄 (2010)。 不法駐輪 に対す る行動分析 的アプ ローチーデー タ付 きポス ター の掲示 と駐輪禁止範囲明示 の効果一。行動分析学研究′ん

(1),22‑29.

た。 ただ し、研 究1で用いた研 究デザイ ンでは、視覚 プ ロンプ ト単独 の効果 を明 らか にす るこ とができなかつた。

研 究

2で

は、研 究 1と 同様 に視覚プ ロンプ トとフィー ドバ ックポスターの効果 を検討す る。 ただ し、研 究 1と 介入 の実施順序 を変 え、 フィー ドバ ックポスターの導入 に先行 して 視 覚 プ ロンプ トを単独 で実施 し、視覚プ ロンプ ト単独 の効果 を検討 した。視 覚 プ ロンプ ト 単独 で も効果 が あ るな らば、実施 に時間的 な コス トを要す るフ ィー ドバ ックポス ター を用 い る必要性 は高 くない と考 え られ 、 よ リコス トの低 い放置駐輪行動 の防止策 を考 える上で の参考資料 とす ることができる。

2‑2‑2。

  方 法

2‑2‑2‑1。

研 究 期 間 、 場 所 及 び 状 況

本 研 究 は 、2008年 10月 14日 か ら2008年 12月 16日 ま で の 間 、土 日祝 日を除 く平 日に 実 施 した。 研 究 場 所 及 び 状 況 に 関 して は 、研 究 1と同様 で あ っ た。

2‑2‑2‑2。

観 察対象、観察者及び研 究協力者

観 察対象、観察者及び研 究協力者 は研 究 1と 同様 であった。観察 は計41セ ッシ ョン実施 され た。

2‑2‑2‑3。

研 究デザイ ン

ベ ースライ ン条件

1(以

下、BL l条 件 とす る)、 介入条件

1(以

下、

Prpt条

件 とす る)、

介入条件

2(以

下、

Prpt+FB条

件 とす る)、 ベースライ ン条件

2(以

下、BL 2条 件 とす る

)か

らな るABCAデザイ ンを用いた。BL l条 件及び BL 2条 件 では、介入 を実施せず研 究場所 に放 置 され てい る車両の台数 を測定 した。

Prpt条

件 では、研 究 1と 同様 にカ ラーテープ を路上 に貼付 した上で、放置車両の台数 を測定 した。Prpt tt FB条 件 では、研 究 1と 同様 にカ ラー テー プ を路上 に貼付 し、 フィー ドバ ックポスターの掲示 を実施 した上で、放置車両の台数

を測 定 した。

2‑2‑2‑4.手

続 き

手続 きは研 究 1と同様 で あ つた。

2‑2‑2‑5。  

行動 のキ旨標

行動 の指標等 は研 究 1と 同様 であつた。

2‑2‑3。

  結 果

Fig.8に

は、平均放 置駐 輪 台数 (台

)と

大 学 キ ャ ンパ ス内 の駐 輪 台数 (台

)の

推移 を示 した。 左 縦 軸 が 、 平均放 置駐 輪 台数 を表 し、右 縦軸 が大学 キ ャ ンパ ス 内 の駐 輪 台数 を表 し てい る。横 軸 は、セ ッシ ョンを表 してい る。Fig。

8を

見 る と、平均放 置駐 輪 台数 は、全 条 件 を通 じて あま り変化 してい ない が、BL l条件 、Prpt条件及 びBL 2条件 と比較 す る と、Prpt 十

FB条

件 にお い て安 定 してい る こ とが分 か る。 各条 件 にお け る平均放 置駐 輪 台数 の平均値 は、BL l条件 で4.6台 (範:1。

8台

か ら7.2台)、 Prpt条件 で4.9台 (範:3。

0台

か ら 6.4台)、 Prpt ttFB条 件 で4。

4台

(範囲:3.2台か ら5.0台)、 BL 2条件 で4.9台 (範:2。4 台 か ら6.8台

)で

あった。

Fig。

8か

らは、 キ ャ ンパ ス 内 の駐 輪 台数 が ほぼ変化 してい ない こ とが分 か る。 各条件 に お け るキ ャ ンパ ス 内の駐輪 台数 の平均値 は、BL l条件 で2,442台 (範囲:1,583台か ら2,815 台)、 Prpt条件 で2,596台 (範

:2,456台

か ら2,811台)、

Prpt+FB条

件 で2,478台 (範

:2,246台

か ら2,638台)、 BL 2条件 で2,356台 (範

:1,375台

か ら2,614台

)で

あ つ

た。

以 上 の結果 よ り、

Prpt条

件 におい て実施 した視 覚 プ ロンプ ト単独 の効果 は確 認 され ず 、 Prpt ttFB条件 にお い て実施 した視 覚 プ ロンプ トとフ ィー ドバ ックポ ス ター の複 合 的 な効果 も明確 に は確 認 され なか った。 また、Fig。 8よ り、研 究場所 にお け る放 置駐 輪 台数 の各条

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