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(%)素 身童形暉影↓ ¥

89%、 バ イ ク利 用者 が85%であ った。 また、男性 が87%で女性 が94%であ つた。

3‑1‑4。

考 察

研 究

6で

は、プ ロンプ ト及 び称 賛12のメ ッセ ー ジの提 示 が安全行 動 に及 ぼす影 響 を検討 し た。 そ の結 果 、 プ ロンプ トの提示 及 び称 賛 の メ ッセ ー ジを与 え る こ とで 、安 全 行 動 を とる 自転 車及 びバ イ ク利 用者 が顕 著 に増加 した。 この こ とか ら、 プ ロンプ ト及 び称 賛 の メ ッセ ー ジの提 示 が歩 道 上 の 自転 車及 びバ イ ク利 用者 の安全行動 に対 して効果 的 で あ る こ とが 明

らか とな つた。

応 用 行 動 分 析 学 に基 づ くア プ ロー チ に よつて交 通 問題 を扱 った多 くの研 究 で は 、 あ る違 反 をす る と法 的 に罰 せ られ る よ うな状況 で プ ロンプ トの効果 を検討 してい る。 本研 究 で は、

自転 車及 びバ イ クの利 用者 が警備 員 の プ ロンプ トに従 わ なか った場 合 に罰 金 を科 され る等 の結 果 が生 じる こ とはなか つた。 これ らの こ とか ら、本研 究 の結 果 は、罰 則 が規 定 され て い ない場合 で もプ ロンプ トが短期 的 には有効 で あ る こ とを示 してい る。 た だ し、 プ ロンプ トが歩道 上 の走行 行 動 に対 す る罰 的 な効果 を持 つてい た可能性 も否 定 で きない。 す な わ ち、

走行 行 動 を して い る者 に対 して声 か け を実施 した た め に、声 か けが行 動 に対 す る嫌 悪 的 な 結 果 とな ってい た可能性 で あ る。 また 、 プ ロンプ トの効果 は確認 され た が 、ベ ー ス ライ ン 条件 に移 行 した際 に安 全行 動 従 事者 率 は急激 に減 少 し、 プ ロンプ トの効 果 は維 持 され なか った。 この点 は、研 究 で用 い たプ ロンプ トの手続 きの限界 で あ る と考 え られ る。

バ イ ク を 押 し て 歩 く行 動 の 方 が 、 自転 車 を 押 して 歩 く行 動 と比 べ る と反 応 努 力 (response effort)の 程度 が 高 い と考 え られ 、安 全 行 動 従 事者 率 に差 異 が見 られ る こ とが

12研

6に

お い て は、安 全行 動 を とった者 に対 して、称 賛 の メ ッセ ー ジ を提 示 してい た。

しか し、セ ッシ ョンが進 む につれ て称 賛 の メ ッセ ー ジ を提 示 す る行 動 が減 少 し、研 究 終 了 時 に はそ の よ うな メ ッセ ー ジが提 示 され ない よ うに な つてい た可能性 が あった。 した が つ て 、研 究

7及

8に

お い て は、称 賛 の メ ッセ ー ジを介 入 の手続 き と して扱 わ なか つた。

予測 され たが、両者 の介入条件 にお ける安全行動従事者率 にほ とん ど差異 は見 られ なかつ た。 また、身体障害者用駐車スペースでの違法駐車 を扱 った

Fletcher(1995)で

は、男性 の方 が、公共 の場所 で提示 され る規貝Jに従 いに くい こ とが示唆 され てい るが、本研 究 では 自転 車及 びバイ ク利用者 の安全行動 に関 して性差 は確認 され なか った。本研 究 では、バイ ク と女性 のデー タが相対的 に少 な く、車両の種類及び性差 について十分 に分析す るこ とが で きないため、詳細 は今後検討す る。

介入 条件 においては、デー タ化 していないが、い くつ かの事象 が観 察 され た。 まず 、警 備 員 の言語 プ ロンプ トが提示 され る前 に、車両 を押 して歩 く自転 車及 びバイ ク利用者 が観 察 され た こ とで あ る。 これ は、肩 にタスキをか けた警備員 の存在 が先行事象 として機能 し ていた可能性 を示唆 してい る。 また、警備員間で言語 プ ロンプ トの手続 きに違 いがあった とい うこ とも挙 げ られ る。例 えば、 「自転車か ら降 りな さい。」 とい う声か けだ けをす る 場合 や称 賛 の メ ッセ ー ジを伝 え忘れ る場合 が観 察 され た。 これ は、いわ ゆ る介入厳 密性

(treatment integrity)の 問題 と考 え られ、今後その向上 を 目指 した介入手続 き全体 の改 善が求 め られ る。

研 究

6で

は、プ ロンプ トの手続 きを構成す る言語 プ ロンプ トと視覚 プ ロンプ トを同時 に 実施 してお り、それ ぞれ の手続 きを単独 で実施す る条件 は設 けてい ない。各 プ ロンプ ト単 独 の効果 を検討す るこ とで、 よ り実施 に要す るコス トの低 い介入 を実施す るこ とがで きる と考 え られ るこ とか ら、研 究

7で

はそれ ぞれ の要素の効果 を さらに検討す るた めに、言語 プ ロンプ トを単独 で導入す る条件 を設 け、言語 プ ロンプ ト単独 の効果 を検討す る。

3‑2.研

言語 プ ロンプ ト及び視覚プ ロンプ トが歩道上 の走行行動 に及 ぼす効果

3‑2‑1。

 

研 究

6で

は、プ ロンプ トと称賛のメッセー ジが安全行動 に及 ぼす効果 について検討 した。

介入 手続 きは、安全行動 を促す メ ッセー ジが書かれ た タスキ (視覚 プ ロンプ ト

)を

着用 し

た警備員 が、歩道 を走行す る 自転車及びバイ クの利用者 に対 して声か けを行 い (言語 プ ロ

ンプ ト)、 プ ロンプ トに従 った場合 には、称賛のメ ッセージを提示す るとい うものであつた。

その結果 、介入 に よつて安全行動従事者 率が顕著 に増加 した。 ただ し、研 究

6で

は言語 プ ロンプ トと視覚 プ ロンプ トを同時に実施 してお り、各プ ロンプ ト単独の効果 が検討 されて い ないた め、研 究

7で

は、言語 プ ロンプ ト単独 の効果 を検討す る。 なお、視覚 プ ロンプ ト のみ提示す る とい う条件 も、各 プ ロンプ トの効果 を検討す る上では必要 な条件 である と考 え られ るが、警備員 の業務上、視覚プ ロンプ トのみ実施す ることは困難 であったため、研 究

7で

は言語 プ ロンプ ト単独 の効果 についてのみ検討す ることとした。

3‑2‑2. 

方 法

3‑2‑2‑1。

研 究 期 間 、 場 所 及 び 状 況

本 研 究 は 、2010年 9月 27日 か ら2010年 10月 27日 ま で の 間 、 土 日祝 日を除 く平 日に 実 施 した。 研 究 場 所 及 び 状 況 に 関 して は 、研 究6と 同様 で あ っ た 。

3‑2‑2‑2。

観 察対象者 、研 究協力者及び観察者

観察対象者 、研 究協力者及び観察者 に関 しては、研 究 6と 同様 であつた。観 察 は全 15セ ッシ ョン実施 され 、計 500台 の車両の利用者 が観察対象 となった。

3‑2‑2‑3.研

究デザイ ン

ベ ース ライ ン条件

1(以

下、BL l条 件 とす る)、 介入条件

1(以

下、VP l条 件 とす る)、

ベ ースライ ン条件

2(以

下、BL 2条 件 とす る)、 介入条件

2(以

下、

VP+VP l条

件 とす る)、

介入 条件

3(以

下、VP 2条 件 とす る)、 ベー スライ ン条件

3(以

下、BL 3条 件 とす る)、 介 入条件

4(以

下、VP+VP 2条件 とす る

)か

らなる

ABACBACデ

ザイ ンを用いた。BL l条 件 、 BL 2条 件及び BL 3条 件では、介入 を実施せず歩道 を通行す る自転車及びバイ クを観察 した。

VP l条 件及 VP 2条 件 では、警備員 による言語 プ ロンプ トのみ実施 し、

VP+VP l条

件及びVP

+VP 2条

件 では、言語 プ ロンプ トに加 えて視覚プ ロンプ トを実施 し、歩道 を通行す る 自転

車及 びバ イ クを観 察 した。

3‑2‑2‑4。

手続 き

ベ ース ライ ン とプ ロンプ トの手続 きは研究 6と 同様 であ り、視覚プ ロンプ トを実施す る 際 には、警備 員 は肩 に 学 内走行 はや めま しょ う

"と

書かれ た タスキを着用 し、言語 プ ロ ンプ トを実施す る際 には、「学内の安全 のために 自転車/バイ クか ら降 りて駐輪場 まで押 し て歩いて行 って下 さい」 とい う声か けを歩道上 を通行す る自転車及びバイ ク利用者 に対 し て実施 した。

3‑2‑2‑5。  

標 白勺行 動 研 究6と同様 で あ った。

3‑2‑2‑6.観

察者 間一致 率

観 察者 間一致 率 を算 出す るた めのセ ッシ ョンは、全 セ ッシ ョンの47%であ る計7セ ッシ ョ ンで あ り、各 条 件 にお い て必 ず1セ ッシ ョンが含 まれ る よ うに した。 一致 率 の算 出方 法 は 研 究7と同様 で あ った。そ の結果 、7セ ッシ ョンの一致率 の平均値 は、安全 行 動 で95%、 車 両 の種類 で97%、 性 別 では97%であった。

3‑2‑3。

  結 果

Fig。

22に

は、安全行動従事率 (%)の推移 を示 した。縦軸 は、安全行動従事者率、す な わ ち観察対象者 の うち安全行動 を とった対象者 の割合 を表 してい る。横軸 は、セ ッシ ョン を表 してい る。Fig。 22を見 る と、VP l条 件及びVP条件 2ま たは、VPttVP l条 件及び

VP+

VP 2で 安全行動従事者率が増加 してお り、ベースライ ン条件 では減少 してい ることが分か る。各条件 の安全行動従事者率の平均値 は、BL l条 件で

29%(範

:9%か

46%)、 VP l条 件 で

72%(範

:60%か83%)、 VP+VP l条件 で

55%(範

囲:28%から82%)、 VP 2条 件 で 67%

(範

:63%か

71%)、 VP+VP 2条件 で

70%(範

囲:48%から

86%)で

あつた。VP l条 件及び VP 2条 件 の平均値 は 70%、 VP+VP l条件及び VP+VP 2条件 の平均値 は 64%、 BL l条 件 、BL

2条

件及 び BL 3条 件 の平均値 は28%であった。 なお、BL 2条 件及び BL 3条 件 については、

1セ ッシ ョン しか実施 していないため、平均値 を算 出 していない。

これ らの結果 よ り、言語 プ ロンプ ト単独 で も安全行動従事者率 は増加 し、効果 があるこ とが確認 され た。 また、研 究 6と 同様 にベースライ ンに移行す る と、安全行動従事者 率 は 減少 した。

車両の種類別及び男女別 の各条件 にお ける安全行動従事者率 (%)を以下に示す。VP l条 件及び VP 2条 件 の安全行動従事者率は、自転車利用者 で69%、 バイ ク利用者 では 74%で あつ た。

VP+VP l条

件及び VP+VP 2条件 の安全行動従事者率は、 自転車利用者 で 59%、 バイク 利 用者 では 82%で あつた。また、VP l条 件及び VP 2条 件 の安全行動従事者率 は、男性 が 64%

で あ り女性が 88%で あつた。VP+VP l条件及び VP+VP 2条件 の安全行動従事者率 は、男性 が 66%で あ り女性 が 59%で あった。

3‑2‑4。

考 察

言語 プ ロンプ ト単独 で も効果 が確認 された。 また、言語 プ ロンプ トに視覚プ ロンプ トを 付加 した条件 において も安全行動従事者率が増加 した。一方、研 究協力者 であ る警備員 は 付近 の駐輪場 の整理業務 も兼ねていたため、視覚プ ロンプ トを実施す る条件 において肩 に 着用 した タスキは、業務 の支障 になる場合 もある と述べていた。 また、視覚 プ ロンプ トも 同時 に実施 した方 が、歩道上 の走行行動 に対す る取 り組み を行 ってい ることが周 囲か ら見 て分か りやす いため、言語 プ ロンプ トを提示 しやすい とい うことも述べていた。

研 究

7に

おいて も、バイ クを押 して歩 く行動 の方が、 自転車 を押 して歩 く行動 と比べ る と反応努 力 をよ り多 く要す る と考 え られ、安全行動従事者率 に差異が見 られ るこ とが予測 及 び VP 2条 件 の安全行動従事者率 は、 自転車利用者 とバイ ク利用者 の間でほぼ差が見 られ なかつたが、VPttVP l条 件及びVP+VP 2条件 の安全行動従事者率では、バイ ク利用者 の方

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