例 2
7.2.4. マルチモニターのサポート
マルチモニター機能を使用すると、Sun Ray クライアントまたは Sun Ray マルチヘッドグループに接続されている複 数のモニターが使用可能になります。デスクトップは、複数のモニターに対して 1 つのデスクトップセッション、ま たは複数のモニターに対して 複数のデスクトップセッションを表示するよう設定できます。
最低でも、この機能を使用するには、2 台のモニターが接続されてデスクトップセレクタが有効になった Sun Ray ク ライアント (Sun Ray 2FS または Sun Ray 3 Plus) が必要です。3 つ以上の画面が必要な場合は、複数の DTU を接続 するように Sun Ray マルチヘッドグループを設定できます。
7.2.4.1. マルチデスクトップ
ユーザーに複数のデスクトップが割り当てられていて、複数のモニターが使用可能な場合、ユーザーはデスクトップ セレクタを使用して複数のデスクトップを選択して接続できます。
図7.7 複数のモニターを使用した複数のデスクトップへの接続
デスクトップは、リストされた順序で表示されます。たとえば、最初のデスクトップは最初のモニターに表示されま す。デスクトップの表示順序を変更するには、ユーザーは、Sun Ray Windows コネクタセッションをログアウトし て閉じ、デスクトップセレクタに戻る必要があります。以前に表示したデスクトップには、モニターアイコンのマー クが付きます。モニターのマークが付いたデスクトップの 1 つを選択すると、各デスクトップの表示順序を変更でき る矢印が表示されます。デスクトップの表示順序を変更した場合、ユーザーは表示するデスクトップを再選択して、
「接続」をクリックできます。
7.2.4.2. マルチモニター
マルチモニター機能は、Oracle VM VirtualBox からの複数のリモートモニター機能を使用しています。これにより、1 つの Oracle VDI デスクトップセッションに最大 8 台のモニターを設定できます。マルチモニター機能は、Oracle VM VirtualBox によってホストされて VRDP を使用している Windows XP と Windows 7 ゲストでサポートされます。
マルチモニターのサポート
図7.8 複数のモニター
7.2.4.3. ホットデスクおよびマルチモニター機能
1 つの Sun Ray クライアントから別のクライアントに移動すると、存在しないモニターでウィンドウが開いたままの 状態になる可能性があります。その場合、エンドユーザーは、「コントロール パネル」に移動し、「画面のプロパ ティ」アプリケーションを起動し、使用可能なモニターの数を変更する必要があります。そうすることで、表示され ないモニターにあるすべてのウィンドウが既存のモニターに表示されるようになります。これにょり、ユーザーはす べてのウィンドウを再表示できます。
7.2.4.4. Sun Ray マルチヘッドグループ
Sun Ray 2FS および Sun Ray 3 Plus クライアントでは、2 台のモニターがサポートされます。多数のモニターを作成 する場合、複数の Sun Ray クライアントを組み合わせてマルチヘッドグループを形成できます。マルチヘッドグルー プを設定する場合、XINERAMA を無効になっていることを確認してください。『Sun Ray Software 5.2 管理ガイド』
の「マルチモニターの構成」という章を参照してください。
マルチヘッドグループを使用すると、Oracle VM VirtualBox でホストされている複数のデスクトップまたは 1 つのデ スクトップを複数の画面で表示できます。
図7.9 マルチヘッドグループおよび複数のデスクトップ
マルチモニターのサポート
図7.10 マルチヘッドグループおよび単一デスクトップ
7.2.4.5. 複数のモニターのサポートを有効にする方法
1. テンプレートを編集し、デスクトップを複数のモニターに拡張するよう画面のプロパティーを設定します。
Sysprep を使用している場合は、このステップは実行しないでください。複製時にモニター設定が削除されるため です。FastPrep を使用する場合は、モニター設定は保持されます。
a. テンプレートで、「スタート」メニューに移動し、「コントロールパネル」を選択します。
b. 「デスクトップのカスタマイズ」 → 「個人設定」 → 「画面の設定」に移動します。
c. 「モニタの識別」を選択し、モニターの位置を決めます。
2. プール内のデスクトップで必要なモニター数を設定します。
a. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動し、プールを選択します。
b. 「設定」タブに移動します。
c. Sun Ray クライアントセクションの「モニター」リストで、必要なモニター数を選択します。
仮想マシンは、モニターごとに 1 つのグラフィックカードで構成されます。
3. プール内の実行しているすべてのデスクトップを再起動します。
グラフィックカードの変更が仮想マシンで検出されるように、実行しているすべてのデスクトップを再起動する必 要があります。再起動しないと、デスクトップに接続する際に接続障害が発生する可能性があります。実行してい るデスクトップの電源を切ると、次に電源を入れたときにグラフィックカードの変更が検出されます。
a. 「デスクトップ」タブに移動します。
b. プール内の実行しているすべてのデスクトップを選択します。
マシンの状態が電源オフのデスクトップを除くすべてのデスクトップを選択します。
c. 「再起動」をクリックします。
Sun Ray 管理 GUI へのアクセス方法
既存のデスクトップの画面のプロパティーを、デスクトップを複数のモニターに拡張するよう個別に設定する必要 があります。