第6章 デスクトップの準備
6.1. プールについて
6.1.3. プールごとに RDP オプションを設定する方法
Oracle VDI では、ユーザーが各自のデスクトップに接続したときに、Sun Ray セッションにより使用される RDP オ プションを設定できます。
仮想デスクトップで実際に使用できるオプションは、プールで選択した RDP プロトコル、デスクトップのオペレー ティングシステム、および仮想デスクトップ自体の設定によって異なります。詳細については、次を参照してくださ い。
• 「VRDP と MS-RDP の比較」
• 「デスクトップへのアクセス方法について」
• 「サポートされるデスクトップオペレーティングシステム」
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。
2. プールを選択します。
3. 「設定」タブに移動します。
4. Sun Ray セクションで、「Sun Ray RDP 設定の編集」リンクをクリックします。
5. 目的の RDP 設定を有効にし、「保存」をクリックします。
6. 「戻る」をクリックし、Sun Ray セクションの「カスタマイズした設定の使用」オプションを選択します。
7. 「保存」をクリックします。
6.1.3.1. 使用可能な RDP オプション
Sun Ray Windows コネクタ (uttsc) は、Sun Ray からユーザーのデスクトップへの RDP 接続の構成を可能にする広範 なオプションをサポートしています。
Oracle VDI では、これらのオプションのサブセットをプールごとに設定できます。次の表は、サポートされているオ プションの一覧です。Oracle VDI の Sun Ray 設定を Sun Ray Windows コネクタ uttsc 設定と比較する方法の詳細に ついては、「付録B Oracle VDI にバンドルされているソフトウェアのデフォルト」セクションを参照してください。
名前 説明 デフォルト値
一般
プールごとに RDP オプションを設定する方法
名前 説明 デフォルト値
ロケール この設定は、ユーザーのデスクトップセッションに使用され
るロケールを識別するために使用します。
有効なロケール ID は、en-US、de-DE のように指定できま す。
en-US
キーボードの配列 この設定は、ユーザーのデスクトップセッションに使用され るキーボードの種類を識別する場合に使用します。
この設定の有効な値には、「All Sun and PC USB
Keyboards」、「Sun Type6 Japanese Keyboard」、および
「Sun Korean Keyboard」があります。
すべての Sun および PC USB キー ボード
ホットデスク この設定は、ホットデスク発生時の RDP セッションの切断と
再接続動作を設定する場合に使用します。 デバイスクライアントアクセスラ
イセンスモードが設定されている 場合は、RDP セッションの切断と 再接続が実行されます。
デバイスクライアントアクセスラ イセンスモードが設定されていな い場合は、セッションは切断され ません。
Windows プルダウンヘッ
ダー この設定は、Windows プルダウンヘッダーを有効または無効
にする場合に使用します。 有効になります
RDP パケットデータ圧縮 この設定は、RDP パケットデータの圧縮を有効または無効に
する場合に使用します。 有効になります
表示
発色数 この設定は、ユーザーのデスクトップセッションの優先され
る発色数を指定する場合に使用します。
この設定の有効な値は、8、15、16、24、および 32 です。
注: 発色数は、ユーザーが接続するデスクトップの設定によっ て制限される可能性があります。その場合は、デスクトップ の使用可能な発色数は、デスクトップを含むプールに対して 設定されている色深度よりも優先されます。
32
テーマ この設定は、ユーザーのデスクトップセッションのテーマを
有効または無効にする場合に使用します。
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
使用不可
デスクトップの背景 この設定は、ユーザーのデスクトップセッションのデスク トップの背景を有効または無効にする場合に使用します。
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
使用不可
ドラッグ中にウィンドウの
内容を表示 この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでウィンド
ウをドラッグするときに、完全なウィンドウの内容を表示す るための機能を有効または無効にする場合に使用します。
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
使用不可
メニューの遷移効果 この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでメニュー の使用中に視覚効果を有効または無効にする場合に使用しま す。
使用不可
プールごとに RDP オプションを設定する方法
名前 説明 デフォルト値
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
ポインタシャドウ この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでポインタ シャドウの使用を有効または無効にする場合に使用します。
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
使用不可
ポインタスキーム この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでポインタ スキームの使用を有効または無効にする場合に使用します。
注: この設定を無効にすると、表示のパフォーマンスを高める ことができます。
使用不可
サウンド この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでサウンド
の質を制御する場合に使用します。
この設定の有効な値は、「高」 (高品質のサウンドを有効に する)、「低」 (低品質のサウンドを有効にする)、および 「オ フ」 (サウンドを無効にする) があります。
高
リダイレクション
スマートカード この設定は、Sun Ray クライアントからユーザーのデスク トップセッションへのスマートカードのリダイレクションを 有効または無効にする場合に使用します。
使用不可
USB この設定は、Sun Ray クライアントからユーザーのデスク トップセッションへの USB のリダイレクションを有効または 無効にする場合に使用します。
有効になります
シリアルデバイス この設定は、ユーザーのデスクトップセッションにリダイレ クトされる必要があるシリアルデバイスを識別する場合に使 用します。
この設定の有効な値は、comport=device という形式を使用 して指定されます。device にはリダイレクトされるシリアル デバイスを指定し、comport には device がリダイレクトされ るようにするポート (ユーザーのデスクトップ上) を指定しま す。
デフォルトではシリアルデバイス はリダイレクトされません。
パス この設定は、ユーザーのデスクトップセッションでドライブ
にリダイレクトされる必要がある、Oracle VDI ホスト上で使 用可能なパスを識別する場合に使用します。
この設定の有効な値は、drive name=path という形式を使用 して指定されます。path にはリダイレクトされるパスを指定 し、drive name には path がリダイレクトされるようにするド ライブ (ユーザーのデスクトップ上) を指定します。
デフォルトではパスはリダイレク トされません。
プリンタ この設定は、ユーザーのデスクトップセッションにリダイレ
クトされる必要があるプリンタキューを識別する場合に使用 します。
この設定の有効な値は、printer=[driver] という形式を使用し て指定されます。printer にはリダイレクトされるプリンタ キューを指定し、driver にはユーザーのデスクトップセッショ ンでプリンタ用に使用されるプリンタドライバを指定しま す。driver が省略されると、デフォルトで単純な PostScript ド ライバが使用されます。
デフォルトではプリンタキューは リダイレクトされません。
USB リダイレクトを有効にする方法