第6章 デスクトップの準備
6.6. デスクトップのインポート
6.6.1. デスクトップのインポート方法 (Oracle VDI Hypervisor)
新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあとに、それらを Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。
デスクトップのインポート方法 (Oracle VDI Hypervisor)
注記
仮想マシンのスナップショットのインポートはサポートされていません。
始める前に
Oracle VM VirtualBox インタフェースで、または、統合 Oracle VDI Manager Flash コンソールを使用して、仮想マシ ンを作成してから、Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。詳細については、「「仮想マシンの 作成方法 (Oracle VDI Hypervisor)」」セクションを参照してください。
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。
2. プールを選択します。
3. 「デスクトップ」タブを選択し、「インポート」をクリックします。
インポートダイアログが表示されます。
4. インポートするデスクトップを選択します。
• インポートするデスクトップが Oracle VM VirtualBox ホスト上にある場合は、「ハイパーバイザ」タブでその デスクトップを選択して、「OK」をクリックします。
• インポートするデスクトップが /var/tmp の Oracle VDI ホスト上で使用可能な場合は、「フォルダ」タブで対応 する XML および Oracle VDI ファイルを定義します。
バックグラウンドジョブとして仮想マシンがインポートされます。
正常にインポートされたデスクトップは、プールのプロファイルの「デスクトップ」タブに表示されます。
注記
次のコマンドを使用して、仮想マシンの XML ファイルと Oracle VDI イメージを /var/tmp に 移動できます。
# scp path to file root@Oracle VDI host:/var/tmp
十分な空き領域が /var/tmp にない場合は、両方のファイルをホスト上の別の場所にコピーし て、シンボリックリンクを作成できます。
# ln -s path to file /var/tmp/
CLI の手順
• デスクトップを Oracle VDI ホストから Oracle VDI データベースにインポートします。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import -p vdi-image=virtual machine name.vdi,\
xml-configuration=virtual machine name.xml pool name
例 - Oracle VM VirtualBox デスクトップのインポート
example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import \
-p vdi-image=UbuntuDE.vdi,xml-configuration=UbuntuDE.xml "Sales - EMEA"
• デスクトップを Oracle VM VirtualBox ホストから Oracle VDI データベースにインポートします。
1. 指定したデスクトッププロバイダについて、管理されていないすべてのデスクトップを一覧表示します。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged desktop provider name
例 - 管理されていない Oracle VM VirtualBox デスクトップを一覧表示してインポートする
example% /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged "VB provider"
デスクトップのインポート方法 (VMware vCenter)
HOST NAME ID my.vb.com UbuntuDE 35 my.vb2.com UbuntuEN 36
example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import-unmanaged -d 35 "Sales - EMEA"
2. デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import-unmanaged -d desktop IDpool name
6.6.2. デスクトップのインポート方法 (VMware vCenter)
新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあと、対応するエント リが Oracle VDI のデータベース内に作成されるようにするため、それらの仮想マシンを Oracle VDI にインポートす る必要があります。仮想マシンに対してはどのような変更も行われません。
始める前に
仮想マシンを VMware vCenter に作成してから Oracle VDI にインポートする必要があります。詳細については、
「「仮想マシンの作成方法 (VMware vCenter)」」セクションを参照してください。
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。
2. プールを選択します。
3. 「デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。
インポートダイアログが開き、使用可能な仮想マシンが VMware vCenter の階層に表示されます。仮想マシンまた はフォルダを個別に選択することができます。フォルダを選択すると、そのフォルダ内のすべての仮想マシンがイ ンポート対象として選択されます。
4. 「OK」をクリックして、デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。
注記
Oracle VDI にすでにインポートされているデスクトップをインポート対象として選択するこ とはできません。また、テンプレートも、インポートすることはできません。
正常にインポートされたデスクトップは、プールのプロファイルの「デスクトップ」タブに表示されます (ページの更 新が必要な場合があります)。
CLI の手順
1. 指定したデスクトッププロバイダについて、管理されていないすべてのデスクトップを一覧表示します。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged desktop provider name
2. デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vc-import -d desktop IDpool name
例 - 管理されていない vCenter デスクトップを一覧表示してインポートする
# /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged "VC provider"
HOST NAME ID
my.vc.com WindowsXPde vm-134 my.vc2.com WindowsXPen vm-629
# /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vc-import -d vm-134 "Support - EMEA"
6.6.3. デスクトップのインポート方法 (Microsoft Hyper-V)
新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあとに、それらを Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。
個別の Windows PC をインストールする方法
注記
仮想マシンのスナップショットのインポートはサポートされていません。
始める前に
仮想マシンを Microsoft Hyper-V で作成しエクスポートしてから Oracle VDI データベースにインポートする必要があ ります。詳細については、「「仮想マシンの作成方法 (Microsoft Hyper-V)」」セクションを参照してください。仮想 マシンを Hyper-V サーバーからエクスポートするには、次の手順に従います。
1. Hyper-V 管理コンソールで、Hyper-V 仮想マシンを選択します。
2. 「操作」メニューから「エクスポート」を選択して、仮想マシンのエクスポート先にする Hyper-V サーバー上の ディレクトリを選択します。
エクスポートが完了すると、いくつかのファイルとサブディレクトリを含むディレクトリが作成されます。ディレ クトリ全体を Hyper-V サーバーから Oracle VDI ホスト上のディレクトリまたはリモートサーバー上の共有ディレ クトリにコピーします (共有ディレクトリは Oracle VDI ホストにアクセスできるものであること)。
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。
2. プールを選択します。
3. 「デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。インポートダイアログが表示されます。
4. 「サーバー」プロパティーで、Microsoft Hyper-V デスクトップディレクトリをコピーした先のサーバーを選択し ます (それらのディレクトリを Oracle VDI サーバーにコピーした場合は、Host 'servername' オプションを選択す る。あるいは、それらのディレクトリをリモートサーバー上の共有ディレクトリにコピーした場合は、「ほかの サーバー」オプションを選択して、共有ディレクトリがあるリモートサーバーの名前を入力する)。
5. 「パス」プロパティーで、Microsoft Hyper-V デスクトップディレクトリが含まれているディレクトリへのパスを 入力します。
6. 正確なデスクトップ名を「デスクトップ」ドロップダウンから選択し、「OK」をクリックします。
正常にインポートされたデスクトップは、「プール」ページの「デスクトップ」タブに表示されます。ページの更新 が必要な場合があります。
CLI の手順
• Hyper-V デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。
# /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-hv-import \
-p export-directory=path to export directory pool name
例 - Hyper-V デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートする
example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-hv-import \ -p export-directory=/data/virtual-machines/xp-template hvpool
6.6.4. 個別の Windows PC をインストールする方法
個別の Windows PC は、リモート接続を許可していれば Oracle VDI Manager を使用してインポートと管理が可能で す。個別の Windows PC のインポートは、汎用デスクトッププロバイダの作成、汎用デスクトッププロバイダの新し いプールの作成、プールへの Windows PC のインポートから構成されます。
始める前に
Windows PC でリモート接続を許可していることを事前に確認します。確認にするには、「システムのプロパティ」
で「リモートデスクトップ」を表示します。
テンプレートの管理について
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「デスクトッププロバイダ」に移動します。
2. 「デスクトッププロバイダ」テーブルで「新規」をクリックします。
汎用デスクトッププロバイダを作成します。
3. 「プール」に移動します。
4. 「プール」テーブルで、「新規」をクリックします。
汎用デスクトッププロバイダを選択してプールをホストします。
5. 「プール」テーブルから新たに作成されたプールを選択します。
6. 「デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。
6.6.5. テンプレートの管理について
Oracle VDI では、Adobe Flash プラグインを導入し、Oracle VDI Manager 内から直接デスクトップへのアクセス、テ スト、および変更を容易に行うことができます。この機能には、オペレーティングシステムをセットアップするため の ISO イメージのマウントに加え、デスクトップのプロパティーの変更も含まれます。
追加するデスクトップの複製には、任意のデスクトップをテンプレートとして使用できます。エンタープライズクラ スの大規模配備では、デスクトップテンプレートを必ず公開前にテストして、変更した点を記録していくようにして ください。Oracle VDI にはさまざまなテンプレートリビジョンの管理のサポートが追加されています。新しいテン プレートリビジョンはいつでも作成でき、変更内容をテストして、新しいリビジョンを複製プロセスで使われるマス ターとして宣言できます。また、変更に満足できない場合は、元のリビジョンに戻すこともできます。
6.6.5.1. Oracle VDI Manager 内のテンプレートを変更する方法
Oracle VDI Manager からのテンプレートの変更は、Oracle VDI および Microsoft Hyper-V デスクトッププールで行 うことができます。この機能は、ソフトウェアの追加インストールまたはオペレーティングシステムのアップグレー ドを行う場合に特に有効です。テンプレートとリビジョンの操作については、「「テンプレートとリビジョンについ て」」セクションを参照してください。
始める前に
選択したデスクトッププロバイダ (Oracle VDI または Microsoft Hyper-V) のインタフェースに最小限の仮想マシンを作 成してから、インポートして Oracle VDI Manager 内のテンプレート変更ツールを使用する必要があります。仮想マシ ンを作成してインポートしたあと、Oracle VDI Manager から仮想マシンを起動して必要な準備手順すべてを行うこと が可能になります。詳細については、「「仮想マシンの作成方法 (Oracle VDI Hypervisor)」」または「「仮想マシン の作成方法 (Microsoft Hyper-V)」」を参照してください。
Oracle VDI Manager の手順
1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。
2. プールを選択します。
3. 「テンプレート」タブに移動します。
4. 「テンプレートをインポート」ボタンをクリックして、ハイパーバイザのインタフェース内に作成した直後の仮想 マシンをインポートします。
この仮想マシンは、インポート直後にリビジョン 1 として保存されます。
5. 修正を加えるテンプレートを選択して、「その他の操作」メニューから「開始」をクリックします。
Oracle VDI Manager から仮想マシンが起動されるまで変更は実行されません。
6. 必要であれば、ソフトウェアの追加インストールまたはオペレーティングシステムのアップグレードなどの変更を テンプレートに行います。