第 5 章 EventSentry で監視
5.3 イベントログ監視
5.3.6 フィルタタイマー
設定された時間内で発生する特定の連続イベントを、−たとえ 1 つでもフィルターに合致しても―フィル タタイマーで該当イベントを無視できます。 この機能が最適に動作するのは、イベントがタイマーを設 定/通過する場合です。 または同じ順番で同じ差込み文字列を含む、タイマーと同じ構造で設定/通 過したイベントです。
以下の状況にお気をつけて下さい:イベントログ内の1エラーに対して2つのイベントが作成された結果、
重要サービスは停止しますが、1 分以内に自動的に再スタートします。(例:アンチウィルスエンジンが 自立的に更新した後、など)最初にサービスが停止、再びサービスが再起動します。 一斉監視により、
サービス停止を引き起こすこともあります。ですが、再起動する事無くサービスが停止した場合に通知 を必要とする理由で、上記が望ましく無いこともあります。 フィルタタイマーはこの問題の解決を提供 します。
2つのフィルターを作成する事により発生するこの問題を、フィルタタイマーが解決します。:1フィルター が(連続イベントの)最初のイベントに合致、それに続く連続イベントに対しても合致すると、最初の警 告(アラート)が無効にされます。このようにして、時間制限内にイベントが消去された場合、オリジナル イベントは絶対に通知されません。
33 本機能の性質により、タイマー期限(ピリオド)が経過しない限り、タイマー-有効化フィルターに 合致したイベントは通知されません。ご注意下さい。
タイマーの有効化
フィルター上のタイマーを有効化するには、フィルターの変更とタイマータブをクリックします。 タイマー タブでは"Enable Timer"を選択して、タイマーを活性化します。次に、タイムアウト期限を特定します
(例:2分)。フィルターを特定、これによりプラスボタン+クリックでタイマーが消去します。 このボタンを クリックすると、ダイアログが現れます。
このダイアログには全ての適切なフィルタ(例:インクルードフィルタ)が表示されます。 上記をタイマー 消去に利用することが可能です。
文字列の挿入
この機能は様々なイベントに合致するようなフィルタタイマーを作成する場合、非常に役立ちます。 例 えば、 サービス停止/サービス開始 コンビネーション、または 処理終了/処理開始 コンビネーション。
文字列挿入機能を利用しない場合、監視対象の個々の独自イベント(例:サービス)に対し対称(ペア)
フィルターを作成する必要があります。
いかなる監視対象のサービスでも 5 分以上停止したら通知を必要とする、というケースを用いて説明し ます。 まず 5 分の時間期限切れした為タイマーにより DNS サーバーが停止した、と仮定します。 さら に DNS サーバーサービスが停止してから 3 分後に同じホストでライセンスログサービスが開始された、
と仮定します。上記 2 つ(のイベント)が共通フィルター サービス開始イベントを発見 に合致した、とい う理由により、タイマーが無効にされ、サービス停止の通知が得られなくなります。
34 文字列挿入を利用したとしても、選択された文字列を比較するよう EventSentry に指示できます。比較 する文字列はフィルタタイマーを設定した事により発生したイベントから選択します。この文字列とフィ ルター無効にしようとするタイマーを比較します。
上記両方が一致するとフィルタタイマーは無効にされます。一致しない場合はそのまま残ります。イベ ント内部の挿入文字列の位置と数量をご確認頂く場合は Event Message ブラウザをご利用することを 推奨します。
サービス監視と同様にプロセス処理/終了に付随する、以下の EventSentry イベントをご考慮下さい。
Event Source Event
Category Event ID Event Description (insertion strings start with % character)
EventSentry Service
Monitoring 10100 The status for service%1(%2) changed from%3 to%4
Security Detailed
Tracking 592 A new process has been created:
New ProcessID: %1 Image File Name: %2 Creator Process ID: %3
User Name: %4
Domain: %5
Logon ID: %6
Security Detailed
Tracking 593 A process has exited:
Process ID: %1
Image File Name: %2
User Name: %3
Domain: %4
Logon ID: %5
EventSentry がサービス・ステータスの変更を記録するたび、イベント 10100 をイベントログとして記録し ます。またステータスが変更したサービス名称を%1で代用します。文字列#1の合致を要求するような 条件では、 DNS Server service により設定されたタイマーを License Logging サービスに属するイベ ントでは無効にできません。
処理が作成/終了した場合、Windows によりログ化されたイベントにより類似した配置が完成します。イ ベント 592 に基づくフィルター-タイマーを設定し、イベント 593 に基づきタイマーを無効にするフィルター を設定した場合、挿入文字列#1、または#2 を指定します。両方の文字列には同じ情報が存在します。
また両方の挿入文字列を指定することも可能です。
35 動作について
イベントがタイマー有効化フィルターに合致すると、タイムアウト期限(設定済みの通知へイベントをフォ ワードする前)が推移するまで、EventSentry は待機します。 設定された通知の一つが SMTP タイプの 場合、EventSentry は文字列 TIMER-DELAY を E-Mail の件名に追加します。
本機能の目的として、時間制限内にあるイベントが Filter that can clear this timer リストで指定された フィルターに合致すると、オリジナルフィルタは通知処理されません。
タイマー有効化フィルターで説明されたフィルターはタイマーを無効する事に限定して 使用し ます。これらのフィルターはイベントを通知へ送る通常のフィルターではありません。
注意:最初にこのタイプのフィルターを設定する時、通知を特定しなければなりません。
選択された通知は消えますが、すぐにタイマー-フィルターによりフィルターが参照されます。