6. 起動アクティビティの左側にある矢印を使用して、起動アクティビティで OrderSequence サービスを指します。
7.2 新しいバージョンのプロセス ブループリントとのマージ
4. 「コンポーネント・パレット」の「BPELアクティビティ」リストから、前述の手順で
「Create Order」プロセスを削除したスコープに「起動」をドラッグアンドドロップしま
す。
5. 起動アクティビティの名前をInsertOrderに変更します。
6. 「コンポーネント・パレット」の「BPELアクティビティ」リストから起動アクティビティ の上に、「割当て」をドラッグアンドドロップします。
7. 割当てアクティビティの名前をInsertOrderInputに変更します。
7.1.4 BPEL コードへの実装の詳細の追加
抽象的なBPELプロセスを、BPELサーバーにデプロイできる実行可能プロセスに変換するに は、BPELコードに実装の詳細を追加する必要があります。
Oracle JDeveloperでのBPEL実行可能プロセスの作成または定義の詳細は、次のURLの
Oracle Technology Network(OTN)のOracle BPEL Process ManagerサイトにあるOracle
BPEL Process Managerのドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technology/bpel/
図7-16 「Order_Booking_To_Be_Process」プロセスでの「SOX Compliance」手順の追加
これで、「SOX Compliance」手順が追加されました。
2. 「SOA」メニューの「Share Blueprint with IT」を選択します。
3. BPAリポジトリで、新しいバージョンのプロセスブループリントが生成され、保存されま す。
7.2.2 新しいバージョンのプロセス ブループリントとのマージ
新しいバージョンのプロセスブループリントとのマージは、Oracle JDeveloperで行います。
新しいバージョンのプロセスブループリントをマージするには、次の手順を実行します。
1. 「composite.xml」ウィンドウで、「BPAサーバーからリフレッシュ」アイコンをクリック
します。
「BPAサーバーからリフレッシュ」ダイアログボックスが表示されます。
図7-17に、「BPAサーバーからリフレッシュ」アイコンを示します。
図7-17 「BPAサーバーからリフレッシュ」アイコン
図7-18 BPAリポジトリのプロセス ブループリントとJDeveloperローカル プロジェクトのプロセ ス ブループリントの差異のマージ
「SOX Compliance」手順が追加されていることに注意してください。
図7-19 変更の受入れ後のマージされたプロセス ブループリント
5. 「差異の処理の表示」または「視覚的差異」アイコンをクリックして、ローカルバージョ ンとサーバーバージョンのブループリントの差異を視覚的に表示します。
図7-20 「視覚的差異」アイコン
図7-21に示すように、2つのプロセスのマージ後の視覚的差異が表示されます。
図7-21 2つのプロセスのマージ後の差異
6. 「OK」をクリックして、BPELプロセスの変更を受け入れます。
図7-22に示すように、「Order_Booking_To_Be_Process」プロセスに「SOX
Compliance」手順が追加されます。
図7-22 「SOX Compliance」手順が追加された「Order_Booking_To_Be_Process」
8
「 Order Booking As-Is Process 」のモデル化
この章では、「Order Booking As-Is Process」のモデリング手法について詳細に説明します。
この章の内容は次のとおりです。
■ 8.1項「「Order Booking As-Is Process」フローの理解」
■ 8.2項「「Order Booking As-Is Process」モデルの作成」
8.1 「Order Booking As-Is Process」フローの理解
表8-1では、「Order Booking As-Is Process」モデルのプロセス、およびその入出力の詳 細について説明します。
表8-1 「Order Booking As-Is Process」フロー
プロセス 説明 入力引数 出力引数
Create Order データベースアダプタを使用して2つ
のサービスを作成します。1つは一意 のIDを取得するためのサービス
(Order_Sequence)、もう1つは Orders表に「Order」レコードを挿入 するためのサービス(Order_
Processing_Service)です。また、
Order_Processing_Serviceの起 動前に、「Purchase Order」受信メッ セージが「Order」レコードにマップ されます。
注文ID 注文ID
Get Customer Information
CustomerSvc Partner Linkの
findCustomerById操作を使用して、
指定された顧客IDの「Customer」レ コードを取得します。「Assign_Get_
Customer_Information_Input」
アクティビティによって、
「PurchaseOrder」受信メッセージの
「CustId」フィールドがCustomerSvc 起動の入力にマップされます。
顧客ID 顧客ID
Get Credit Information
CreditServiceのVerifyCC操作を 使用して、指定されたクレジットカー ドの種類およびクレジットカード番号 に対する信用格付けを取得します。
クレジット カードの種類 およびクレ ジットカード 番号
信用格付け
Manual Approval Required
承認と拒否の2つの結果を持つ
「Approve Order」ヒューマン タスク が含まれます。
信用格付け 承認または 拒否
Fulfil Order これはヒューマンタスクです。これに
は、Fulfill_
Order.TaskService_1 Partner Link にマップされる「initiateTask_
Fulfill_Order_1」起動アクティビ ティ、「Fulfill_Order_1_
AssignTaskAttributes」割当てア クティビティおよびFulfill_
Order.TaskService_1 Partner Link にマップされる
8.2 「Order Booking As-Is Process」モデルの作成
ここでは、「Order Booking As-Is Process」モデルの作成方法について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
■ 8.2.1項「モデルのビジネスプロセス図の作成」
■ 8.2.2項「「Order Booking As-Is Process」のアクティビティの作成」
8.2.1 モデルのビジネス プロセス図の作成
ビジネスプロセス図を作成するには、次の手順を実行します。
1. 図8-1に示すように、「Processes」フォルダ内の「Order Processes」フォルダを右クリッ クし、表示されるメニューの「New」→「Model」を選択します。
「Create model」ダイアログボックスが表示されます。
図8-1 新しいモデルの作成
2. 図8-2に示すように、モデルタイプとして「Business process diagram (BPMN)」を選択 し、「Name」フィールドにOrder Booking As Is Processと入力します。
空のBPMNモデル「Order Booking As-Is Process」が「Designer」ウィンドウに表示され
ます。
図8-2 「Create model」ダイアログ ボックス
8.2.2 「Order Booking As-Is Process」のアクティビティの作成
「Order Booking As-Is Process」モデルのアクティビティを作成するには、次の手順を実行しま
す。
1. 通常のシナリオでは、「Order Booking As-Is Process」は次の自動アクティビティおよび ヒューマンタスクで構成されています。
自動アクティビティ:
■ Create Order
■ Get Customer Information
■ Get Credit Information
■ Cancel Order
■ Update Order ヒューマン タスク:
■ Approve Order
■ Fulfill Order
2. BPMNオブジェクトのリストを表示するには、図8-3に示すように、メニューバーの
「Symbols」を選択します。
図8-4 「Symbols」パレット
3. 表8-2に示されているオブジェクトをビジネスプロセス図に作成するには、「Symbols」パ レットでオブジェクトを選択して、ビジネスプロセス図をクリックします。
4. レーンオブジェクトをビジネスプロセス図にドラッグアンドドロップして「Order
Management System」用のスイムレーンを作成してから、次の手順を実行します。
a. 色やオブジェクトに対する属性(名前など)の位置をレーンに設定するには、レーン オブジェクトを右クリックし、「Properties」を選択します。
「Object properties - Lane」ウィザードが表示されます。
b. 図8-5に示すように、「Attributes」を選択し、「Name」フィールドで「Order Management System」を指定します。
表8-2 「Symbols」パレットからのオブジェクトの作成
モデル オブジェクト 用途
プロセス内の手順の境界を定めるスイムレーンを作成するための レーンオブジェクト。
イベントの開始をマークする開始イベントオブジェクト。
注文処理イベントの終了をマークする終了イベント オブジェクト。
「Order Booking As-Is Process」モデル内の異なるアクティビティを リンクする接続オブジェクト。
自動アクティビティを表す自動アクティビティオブジェクト。
人の役割が必要なアクティビティを表すヒューマン タスク オブ ジェクト。
ゲートウェイを表すXORオブジェクト。
図8-5 「Object properties - Lane」ウィザード
c. 図8-6に示すように、「Object appearance」プロパティセットをクリックし、「Fill
color」オプションを選択することによって目的の色を選択します。
図8-6 レーンの色の選択
この例では、図8-7に示すように、レーンオブジェクトの左側に「Name」属性が表 示されるように選択されています。
図8-7 「Name」属性の位置合せ
e. 図8-8に示すように、手順a~eを繰り返して、「Customer Service」、「Credit
Service」、「Clerk」および「Supervisor」用のレーンを作成します。
図8-8 作成した5つのレーン
5. 「Symbols」パレットから図内に開始イベントをドラッグアンドドロップします。
開始イベント記号が表示されていない場合は、「Symbols」パレットの右二重矢印をクリッ
クし、「Add Symbols」ダイアログボックスから開始イベント記号を追加します。
6. 「Symbols」パレットから「Order Management System」スイムレーンに自動アクティビ
ティをドラッグアンドドロップします。
「Automated activity」ダイアログボックスが表示されます。
7. 図8-9に示すように、「Name」フィールドにCreate Orderと入力し、「Description」 フィールドに説明を入力します。
「Create Order」自動アクティビティは、サービスオブジェクトには関連付けられていませ
ん。「Description」フィールドに説明されている要件に基づいてITツール内でこのサービ スを定義するのは、IT開発者の役割です。
図8-9 「Automated activity」ダイアログ ボックス
8. 手順6および7を繰り返して、「Customer Service」スイムレーンに「Get Customer
Information」自動アクティビティを作成します。
9. 「Get Customer Information」アクティビティのサービスを追加するには、次の手順を実行
します。
a. 「Service」フィールドと同じ行にある「Add」ボタンをクリックします。
「Import service」ダイアログボックスが表示されます。
b. 「Name」フィールドにCustomer Serviceと入力します。
c. 「Service URL」フィールドの横にある「Browse」ボタンをクリックします。
「Import service」ダイアログボックスが表示されます。
d. 「URL」フィールドの横にある「Browse」ボタンをクリックし、
CustomerService.wsdlファイルが格納されている場所からこのファイルを選択し ます。
図8-10に示すように、「Import service」ダイアログボックスの「URL」フィールド に、選択したWSDLファイルが入力されます。
図8-10 「Import service」ダイアログ ボックス
e. 「Import service」ダイアログボックスで「OK」をクリックします。
図8-11に示すように、「Service URL」フィールドにCustomerService.wsdlファ イルが入力された「Import service」ダイアログボックスが表示されます。
図8-11 「Import service」ダイアログ ボックス