2. jdeveloper.exe をダブルクリックします。
5.8 シミュレーション実験の実行
2. 次の結果を確認します。
■ プロセスのインスタンスの合計数は301である
■ 3日間で完了したプロセスのインスタンスの数は298である
■ プロセスの保留中インスタンスの合計数は0である。
図5-71に、プロセスのスループットを示します。
図5-71 「Order Booking To-Be Process」のスループット
完了したプロセスの数が142から298に増え、改善されていることがわかります。また、待機 中のプロセスの数も0(ゼロ)になっています。
ただし、「Order Booking To-Be Process」のシミュレーションの結果には、「Fulfill Order」アク
ティビティにかかった時間とコストが高く、削減する必要があることが示されています。
図5-73 Experiment Wizard
2. 「Experiment with factor variation」→「New experiment」を選択します。
3. 「Next」をクリックします。
図5-74に示すように、「Select database」セクションが表示されます。
図5-74 「Select database」セクション
4. デフォルト値を受け入れてから、「Next」をクリックします。
図5-75に示すように、「Select models」セクションが表示されます。
図5-75 「Experiment Wizard」ページの「Select models」セクション
5. 「Models」リストで「Order Booking To Be Process」を選択して、「Next」をクリックし
ます。
図5-76に示すように、「Experiment Wizard」ページの「Select factors」セクションが表示 されます。
図5-76 「Experiment Wizard」ページの「Select factors」セクション
図5-77 「Select objects」ダイアログ ボックス
7. オブジェクトのリストを下にスクロールし、「Fulfillment Clerk」を選択して「Add」をク リックします。
図5-78に示すように、「Select factors」セクションに「Fulfillment Clerk」オブジェクトが 追加されます。
図5-78 「Fulfillment Clerk」オブジェクトの追加
8. 「Fulfillment Clerk」の「High」列の値を6に変更します。
9. 手順7を実行して、「Start」オブジェクトを追加します。
10.「Select factors」セクションの「Start」オブジェクトの値を次のように変更します。
■ 「Attributes」リストで「Frequency, daily」を選択します。
■ 「High」列に1000と入力します。
■ 「Step」列に250と入力します。
図5-79に、「Fulfillment Clerk」オブジェクトおよび「Start」オブジェクトを追加し、値を
図5-79 「Experiment Wizard」ページの「Select factors」セクション
11.「Next」をクリックします。
図5-80に示すように、「Experiment Wizard」ページの「Select responses」セクションが表 示されます。
「Select responses」ダイアログボックスで、必要なレスポンスの種類を指定します。
図5-80 「Experiment Wizard」ページの「Select responses」セクション
図5-81 「Select models」ダイアログ ボックス
13.「Order Booking To Be Process」を選択してから、「Next」をクリックします。
図5-82に示すように、「Experiment Wizard」ページの「Select responses」セクションに
「Order Booking To Be Process」モデルが表示されます。
図5-82 「Order Booking To Be Process」モデルの追加
14.「Add model」をクリックし、「Order Booking To Be Process」モデルを再度追加します。
15. 図5-83に示すように、「Select responses」セクションの「Response」リストで、「Order Booking To Be Process」モデルの2つ目のインスタンスに対して「Completed processes」 を選択します。
図5-83 レスポンスの指定
16.「Add object」をクリックします。
「Select objects」ダイアログボックスが表示されます。
17.「Fulfillment Clerk」を選択してから、「Add」をクリックします。
「Experiment Wizard」ページの「Select responses」セクションに「Fulfillment Clerk」オ ブジェクトが追加されます。
18.「Response」リストで「Degree of utilization」を選択します。
図5-84に、2つの「Order Booking To Be Process」モデルおよび1つの「Fulfillment
Clerk」オブジェクトを追加した後の「Experiment Wizard」ページの「Select responses」
セクションを示します。
図5-84 「Experiment Wizard」ページの「Select responses」セクション
■ 「Save Output as」フィールドに、実験を保存する名前と場所を指定します。この例で は、実験をOrderBooking_ToBe_Experiment_Resultsとして保存します。
■ 「Display experiment results」を選択します。
■ 「Create Statistics」を選択します。
■ 「Save experiment」をクリックし、指定した様々な要素とともに実験を保存します。
たとえば、OrderBooking_FulfillmentClerk_Frequency_Experimentという ファイル名でファイルを保存できます。
21.「Finish」をクリックします。
図5-85に示すように、実験結果がワークシートとして表示されます。
図5-85 「Order Booking To-Be Process」の実験結果
これで、「Approval Order」アクティビティの注文処理係ロールにかかる時間およびコスト
を削減する方法を判断するための様々な要素が指定された「Order Booking To-Be Process」 の実験が作成されました。
5.9 BPEL プロセスへのビジネス プロセスの変換
ビジネスプロセスモデルは抽象的であり、現実化するためには実装する必要があります。業務 関係者によって、特定バージョンのプロセスモデルが実装可能になったと判断されると、モデ ルはITの実装用にマーク付けされて、Business Process Repositoryに保存されます。
これで、Oracle JDeveloperでブループリントを使用してBPELプロセスを作成できるようにな
ります。Oracle JDeveloperでのブループリントエディタの使用方法の詳細は、第6章
「JDeveloperでのプロセスブループリントの使用」を参照してください。
BPEL変換によって、プロセスブループリントおよび関連するBPELコードのスケルトンが生 成されます。IT開発者は、ランタイムエンジン(BPEL Process Manager)にデプロイできる実 行可能プロセスにBPELコードを変換する場合、BPELコードに実装の詳細を追加する必要があ ります。
BPELプロセスへのビジネスプロセスの変換では、次の処理が実行されます。
■ BPEL変換時に、通知サービスがビジネススコープに変換されます。ビジネススコープ内 には、対応する通知サービス、および通知サービスを起動するためのBPELアーティファ クトが作成されます。
■ BPEL変換時に、ヒューマンタスクがヒューマンワークフローのビジネススコープに変換 されます。タスクサービスが自動的に生成され、タスクサービスを起動するためのBPEL アーティファクトも生成されます。「Notification/Reminder」の注意が、ビジネス注釈に 変換されます。
■ BPEL変換時に、自動アクティビティがビジネススコープに変換されます。
■ BPEL変換時に、ビジネスサービスがPartner Linkに変換されます。具体的なWSDLに関 連付けられているビジネスサービスの場合は、具体的なPartner Linkに変換されます。そ うでない場合は、抽象的なPartner Linkに変換されます。「Represented by」が「Invoke」 に設定されている場合は、ビジネススコープ内に起動アクティビティが作成され、Partner Linkに関連付けられます。「Represented by」が「Receive」に設定されている場合は、ビ ジネススコープ内に受信アクティビティが作成され、Partner Linkに関連付けられます。
センサー定義がビジネス注釈に変換されます。
■ BPEL変換時に、XOR、ANDおよびORゲートウェイがswitch文とcase文に変換されま す。
■ BPEL変換時に、ビジネスプロセス図内のすべての業務データが変数に変換されます。業 務データがXSDに関連付けられている場合は、XSDがエクスポートされ、生成された BPELスケルトンプロセス内の変数がXSDタイプに設定されます。そうでない場合は、変 数が文字列タイプに設定されます。
■ ビジネスルールが決定サービスに変換されます。「Rules」フィールドのフリーテキストが ビジネス注釈に変換されます。
Oracle BPAでEPC図またはBPMN図を表示または編集する場合にOracle JDeveloperのブ
ループリントエディタでブループリントを使用可能にするには、次の手順を実行します。
1. 「Designer」モジュールに移動し、「Order Booking To Be Process」モデルを選択します。
2. 「SOA」メニューの「Share Blueprint with IT」をクリックします。
図5-86に示すように、検証が必要かどうかの確認を求める「Information」ダイアログ ボックスが表示されます。
図5-86 「Information」ダイアログ ボックス
3. 「Yes」をクリックします。
検証のHTMLレポートがWebブラウザに表示されます。この手順によって、モデルのセ
図5-87 「Share Blueprint with IT」ダイアログ ボックス
4. 「Description」フィールドにブループリントの説明を入力します。たとえば、This is the 1st version of the Order Booking To Be プロセス ブループリントと入力 します。
5. 「OK」をクリックします。
デフォルトでは、「Asynchronous」が選択されることに注意してください。この選択をそ のまま使用します。
図5-88に示すように、変換が正常に行われたことを示す「Message」ダイアログボックス が表示されます。
図5-88 「Message」ダイアログ ボックス
これで、プロセスブループリントおよび関連するBPELコードのスケルトンを生成する BPEL変換が作成されました。
6
Oracle JDeveloper でのビジネス プロセス モデルの使用
この章では、情報テクノロジ(IT)開発者が、Oracle JDeveloperのBPEL Process Designer
(ITツール)内のビジネスリポジトリに接続し、5.9項「BPELプロセスへのビジネスプロセス の変換」で共有したビジネスプロセスモデルにアクセスする方法について説明します。
ビジネスプロセスモデルは、BPEL実装モデルを生成するための開始点として使用されます。
この章では、前述の章で作成し、シミュレーションを実行したBPMNプロセスモデルに基づ いて、実行可能なBPELモデルを生成する方法についても説明します。
また、Oracle JDeveloperで「OBPASuite_R11_Quickstart_CompletedBPEL」プロセスモ
デルを操作する手順についても説明します。
この章の内容は次のとおりです。
■ 6.1項「前提条件」
■ 6.2項「BPEL実装モデルの表示」
■ 6.3項「「Order Booking」プロセスの入力メッセージの設定」
■ 6.4項「「Create Order」プロセスのBPEL実装の理解」
■ 6.5項「「Get Customer Information」プロセスのBPEL実装の理解」
■ 6.6項「「Get Credit Information」プロセスのBPEL実装の理解」
■ 6.7項「「Manual Approval Required」アクティビティのBPEL実装の理解」
■ 6.8項「「Fulfill Order」アクティビティのBPEL実装の理解」
■ 6.9項「「Update_Order」スコープの理解」
■ 6.10項「「End_2」スコープの理解」