S.V
SS
dfMS
F< ]5 1) ^,̲ > A
Sub
2.2488 44.4727
26
1.1244 0.65
1 .71 05
ns
B
AXB
C、修飾要因
く上司からのサポート>
S.VSS
dfMS F
b Au S
1.8627 2
43.0057 26
0.9313 0.56 ns
1.6541
BB B触叡
0.7211 1 0.3739 2 9.9875 26
0.7211 1.88ns O.1869 0.48ns
O.3841
Total
<同僚からのサポート>
S.V
55.9510 57
SS d:
+p<.10*pく.05**pく.01
MS F
b
Au
S4.0605 2
23.3420 26
2.0303 2.26ns O.8977
AxB B
SxB
1.0072 1 1.2482 2 8.4784 26
1.0072 3.09 + 0.6241 1.91 ns
O.3260
TotaI
<家族・友人からのサポート>
S.V
38.1364 57
SS dF
+p〈.10*p<.05**p〈.01
MS F
b
Au
S9.5958 2
35.4557 26
4.7979 3.52 *
1.3637
BB B触翫
4.8345 1 0.8633 2 8.7284 26
4.8345 14.40**
0.4316 1.29ns O.3357
Total 59.4778 57 +P<.10*P〈.05**P〈.01
==Multiple Comparisons by LSD==
(MSe= 1.3637,*p〈.05)
(LSD= 0.7789)
[Main E{干ect of Factor A]
A N Mean−n∠3 19
19 19
3.4091 2.7 2.4375
Al Al A2
<仕事や生活の満足度>
S.V
=A2 n.s.
> A3 * ニA3 n.s.
SS df
MS F
b
Au
S0.6658 2
49.9602 26
0.3329 0.17ns 1.9215
AxB B
SxB
0.2982 1 1.6432 2
19.8420 26
0.2982 0.39ns O.8216 1.08ns O.7631
Total 72、4096 57 +p〈.10*p〈.05**p〈.01
5) 「ストレス対処スケール」
WilCQXQnの符号付順位検定の「ストレス対処スケール』の下位尺度得点の平均値と標準偏 差および中央値と統計量をTable22に示し、各技法のセッションの平均値をグラフにした(Fig 7)。また、群間比較の検討に行った分散分析ソフトSTARの分散分析表はTable23に示し
た。
Wilcoxonの符号付順位検定の結果(TabIe22)より、介入前後において、SARTでは[傷つけ発 散]得点の低下が1%水準で有意に、漸進性筋弛緩法では[感情抑圧]得点の低下が5%水準で 有意であった。また不介入群においては有意差がどの項目にもみられなかった。
さらに、群間比較検討のため行った分散分析の結果(Table23)より、[感情抑圧]得点の低下 が漸進性筋弛緩法では5%水準で有意であり、不介入群において高くなった有意傾向にあるため、
母集団の感情抑圧傾向があるにも関わらず、介入群において得点低下がみられ、介入の効果が あったといえた。
以上の統計結果から、SARTにおいて[傷っけ発散]得点の低下の効果が高く、また漸進性筋弛 緩法においても[感情抑圧]の得点が低下の効果がみられたことより、両技法においてマイナス対処 法である2項目の得点低下に対しストレスマネジメント教育の介入効果があったといえた。
しかし、リラックスの項目に有意差は見られなかった。
点数 ストレス対処スケール介入前後の変化
■SART pre
□SART post 14
12
10
8 6 4 2 0
ゴ ー
一
一 一
相談 問題焦点対処 リラックス 感情抑圧 傷つけ発散
図弛緩法pre
■弛緩法post 国不介入群pre
□不介入群post
Fig.7「ストレス対処スケール」得点介入前後の得点の変化
TabIe22 介入前後のrストレス対処スケール」の得点の平均値と標準偏差および統計量
群
相談
n
re ost 検定結果
平均値(SD) 中央値 平均値(SD) 中央値 ■ 有意確率
SART
進性筋弛緩法 不介入
12
28
12.2(4.2).8(4.9)1.5(5.7)
12.0
1.0
2.5
11.1(4.8)
.2(5.3)
0.5(5.7)
11.5
.5
1.0
1.18 0.24
.45 0.66
.25 0.80
群
問題焦点対処
n
re ost 検定結果
平均値(SD) 中央値 平均値(SD) 中央値 ■ 有意確率
SART
進性筋弛緩法 不介入12
28
12.4(3.9)2.2(5.3)2.5(3.2)
13.0
2.5
3.5
11.6(5.1)
1.5(5.3)
2.0(2.8)
12.5
3.0
1.0
1.29 0.33
.09 0.28
.68 0.50
リラックス
n
re ost 検定結果
平均匝(SD) 中央値 平均 (SD) 中央値 ■ 有意確率
SART
進性筋弛緩法 不介入
12
28
9.6(4.6).5(3.4〉.5(3.9)
9.0
.5
.0
9.6(3.9)
、7(5.1)
.8(2.9)
9.5 2.0
.0
0.00 1.00
.40 0.69
.35 0.72
群
感情抑圧
n
re ost 検定結果
平均値(SD) 中央値 平均値(SD) 中央値 ■ 有意確率
SART
進性筋弛緩法 不介入
12
28
9.8(4.4)0.6(4.3),9(2.9)
9.5 2.0
.0
9.1(4.9)
.3(3.7)
0.8(3.4)
10.0
.5
1.5
1.17 0.24
.37 0.02*
.35 0.18
群
傷つけ発散
n
re ost 検定結果
平均値(SD) 中央値 平均値(SD) 中央値 ■ 有意確率
SART
進性筋弛緩法 不介入
12
28
4.3(2.7).2(4.2).3(5.0)
3.5
.0
.5
2.8(2.8)
.2(3.4)
.4(4.8)
2.5
.0
.0
2.75 0.01**
.60 0.95
.09 0.93
†ρ〈.10 *ρ〈.05 **ρ<.01 ( )内の数字は標準偏差
Table 23
「ストレス対処スケール」分散分析表 統計分析プログラムSTARによる A(3)=技法(1:SART/2:漸進性筋弛緩法/3:不介入)
B(2)=介入前後(1二前2二後)
<相談> S.V
SS
㎡MS F
b
Au
S51.1667 2 1208.5833 29
25.5833 0.61 ns 41.6753
B
AxB SxB
12.1905 1
0.7380 2
269.9167 29
12.1905 1.31 ns O.3690 0.03ns
9.3075
TotaI 1542.5952 63 +p<.10*pく.05**pく.01
<問題焦点化対処> S.V SS
dfMS F
b
Au
S1.8095 2 1080.3333 29
0.9047 0.02ns 37.2529
BB B触翫
6.8571 1 0.2857 2
108.1667 29
6.8571 1.84ns O.1428 0.03ns
3.7299
Total 1197.4524 63 +p〈.10*p<.05**p〈.01
<リラックス> S.V
SS
㎡MS F
b
Au
S2.1488 2
819。6042 29
1.0744 0.03ns 28.2622
BB B触翫
0.2976 1 0.1666 2
174.5833 29
0.2976 0.04ns O.0833 0.01 ns
6.0201
Total 1030.0595 63 +p<.10*p〈.05**p〈.01
<感情抑圧>
S.V
SS
dfMS F
b
Au
S13.6380 2 512.2045 27
6.8190 0.35ns 18.9705
BB B触翫
2.1696 1 46.1964 2 155.1042 29
2.1696 0.40ns 23.0982 4.32 *
5.3484
TotaI 1025.2232 63 +pく.10*p〈.05**p<.01
==Analysis of AxB Interaction==
S.V SS d「
MS F
A at B1:
(Sub at B1
15.0119
482.0417
2 7.5060
29 16.6221 )
0.45ns A at B2: 33.3333
(SubatB2 492.6667
216.6667
29 16.9885)
0.98ns
(
BBB
at AI l at A2:at A3:
SxB
2.2857 28.0000 18.0804 155.1042
9
イー﹂1﹂In∠2.2857
28.0000 18.0804 5.3484
0.42ns 5.24*
3.38+
<傷つけ発散>
S.VSS
dfMS F
bA釦
39.7560 2 761.7292 29
19.8780 0.75ns 26.2665
BB B触翫
3.6458 1 9.3274 2
67、8958 29
3.6458 1.56ns 4.6637 1.99ns 2.3412
TotaI 882.3542 63 +p〈.10*p〈.05**p〈.01
3介入後のアンケート調査による自由記述
<質問>
Oリラクセイションの方法を学んで、どのように感じましたか。感想を自由にお書き下さい。
<自由記述内容>
①SART群(n=12)
1.直後の感想
SARTをやってもらった後、なんか背が伸びた感じがした 姿勢が良くなった。同僚にもそういわれた
まっすぐ歩いている気がする
気持ちがいい
身体が軽くなった
寝違えて痛かった首が動くようになった
腰痛が治った
肩こりがなくなった
長年肩こりで、肩こりがない状態がわからないくらいだったのに、肩こりがなくなって、楽に
なった
・ カを抜く方法がわかった
2.セッション終了後の感想
・ SART2回目のセッションを終えた2日後から肩の筋のはりを感じ、体全身の筋肉が緊張し ているような症状になりました。初めは筋肉痛かと思いストレッチをしてみたのですが全く 緊張がほぐれず、すごい脱力感に襲われました。症状が出て3日目に目覚めると全く症 状がなく、体がすごく楽になり、以前より疲れを感じにくくなったような気がします
・ SARTを毎日するようになり楽になった
・ SARTで腰痛が楽になり湿布を張るのをわすれた
・ ぎっくり腰の後不安だったが治るような気がした・ 週2回くらいSARTをすると、熟睡でき朝の寝起きがいい
・ 週1回くらいのSARTで、肩こり腰痛が楽になって維持できている
SARTは教えてもらったが、時間が取れなくてなかなかできない SARTをしていると子供が上に乗ってくるので出来ない
家ではする時間がない
②漸進性筋弛緩法群(n=12)
1.直後の感想
すごいリラックスできた このまま寝てしまいたい
これなら熟睡できると思う。今日家で試してみたい。
お酒飲まなくても眠れそう
こんな簡単な方法でリラックスができるんだとちょっと感動した
イメージの世界に行って、きれいな紫色の雲をみた。リラックスできた。
ゆったり沈み込むような、包まれるような感じがして、すごいいい体験だった 自分が浮かんでる感じがした
お風呂上りの感じがする
力を入れすぎて少し疲れた。筋肉痛になるかも 足がつりそうになった
2.セッション終了後の感想
・ 漸進性筋弛緩法をほぽ毎日するようになった。寝る前にする習慣がつき熟睡できるように なった
眠る前に布団の中ですると熟睡できるような気になる。
朝が結構すっきり起きれた
寝る前にやりやすいのでよくやっている 寝つきの悪いときやると眠れるようになった
身体が疲れているのに、興奮して眠れないようなときは効果があるような気がする 漸進性弛緩法をする前に寝てしまう
自分では上手くイメージできない 家では全くやってない
第4節 考察
1.ストレスマネジメント教育介入の効果について
介入前後のr自覚症しらべ」及びr職業性ストレス簡易調査票B.ストレス反応」の質問紙の結果より、
両技法とも自覚症状として感じられるストレス反応の得点が有意に減少し、心身の不調に対し介入前後 において有意に軽減するという結果が得られ、SARTおよび漸進性筋弛緩法によるストレスマネジメント 効果見出された。さらに、バーンアウト尺度の主要因といわれる情緒的消耗感が有意に軽減でき、対人 援助職の職業病とまで言われるバーンアウトに効果があったことは、ストレスマネジメントとしての有効 性を高く評価してもよいといえる。また、ストレス対処の方法においても「感情抑圧」「傷付け発散」という2 つの負の対処方法を軽減することができたことより、より良いコーピング方法を身につけることによりスト レスをコントロールしやすくなると考えられ、ストレスマネジメント効果が大いに期待できる。
しかし、「ストレス対処スケール」のリラックス項目において有意差が見られなかったことより、介入効 果をみるための質問紙の測定が3回のセッション終了直後に手渡しし、自宅に持参して記入してもらうシ ステムにしたため、介入前後の効果ではなく、リラクセイション技法によるセッションそのものの効果によ るもので、自宅で行うセルフマネジメント効果であるといえないかもしれない。
次に、精神健康度を測定するrGHQ30」において、SARTでは[不安と気分変調][一般的疾患傾
向][希死念慮とうつ傾向]において効果がみられ、漸進性筋弛緩法においては[社会的活動障害][希死 念慮とうつ傾向][合計]において効果が見られたこと、さらに分散分析の結果、介入前後で有意傾向があ るという介入効果がみられ、ストレスマネジメント教育プログラムの介入により精神健康度が高くなったと いえた。このことからも、本研究における両技法のストレスマネジメント効果は高く評価されるといえる。よって、SART及び漸進性筋弛緩法のセルフリラクセイション技法による介入方法は、週1回30分3回 という短時間介入のセッションでも十分に効果が得られるという結果から、ストレスマネジメント教育プロ ●
グラムとして有用性が高く、身体的自覚症状を緩和することで精神健康度を高くしバーンアウトを防止す るのに効果のあるストレスマネジメント教育プログラムの可能性が高いといえる。
次に、各セッション前後の介入効果について言及すると、質問紙POMSの主観的な心的変化と客観 的な生理学的指標によるデータより、リラクセイション技法が実施直後に与える影響について検証したと ころ、両技法においてPOMSのネガティブ気分得点が有意に減少し、脈拍数も有意に減少した。つまり、
セッション前後において主観的な心的変化も客観的な生理的反応にも効果が認められた。これにより両 技法ともセッション前後においてリラクセイション効果が確認されたといえる。