SAMPLE
❶ スケトウダラ(スケソウダラ)
身より卵巣がタラコとして利用される。
身は、水分が多く崩れやすいため、主にすり身など加工品に 利用される。
❷ ギンダラ
見た目がタラに似ているためギンダラと呼ばれるが、タラの 仲間でなく、アイナメやホッケに近い魚。
栄養もタラと異なり、脂肪ビタミンAが豊富
ギンムツ(P.**ギンムツ)と似ているので混同されるが、異なる魚種。
販売上のポイント
SAMPLE
トビウオ(飛魚) 青魚
特 徴
北海道南部以南に分布。トビウオは、数十種類いると言われるトビウオの仲間の総称で、その中で市場に出回る ものには、本トビウオ、ハマトビウオ、ツクシトビウオ、ホソトビウオなどがいる。最も多いのは本トビウオと 呼ばれるもので、最も高く取引されているのは大型になるハマトビウオとのこと。
脂が少なく、淡白な味が好まれ、タタキや刺身で食べるとおいしいく、焼きものや揚げものにも合う。
トビウオは“アゴ”とも言われ、干して ダシの材料となり(アゴダシ)、上品でスッキリとした甘味と独自の うま味があるダシがとれる。また、卵はトビッコと呼ばれ、珍味や寿司ネタになる。
旬
トビウオの旬は種類によっても違い、市場では「春とび」と呼ばれるものと「夏とび」と呼ばれるものがある。
主な産地
北海道南部から九州にかけて、ほぼ全国で獲れるが、主な産地は、長崎県、鹿児島県、島根県
栄養素・ 健康効果
主な栄養素
(100g 当たり)
たんぱく質21.0g・脂質0.7g・カリウム320mg・カルシウム13㎎
レ チ ノ ー ル 3 μ g ・ ビ タ ミ ン E 2 . 3 ㎎ ・ ビ タ ミ ン B 1 2 3 . 3 μ g ・ ビ タ ミ ン D 2 . 0 μ g 脂質の含有率が非常に少ない一方たんぱく質が多い。ビタミンDやEほか血圧降下作用があるセレン、カリウム を含んでいる。
健康効果の高い組み合わせ
❶ とびうお(たんぱく質)+ + トマト(リコピン) = 免疫力向上
ビタミンC、リコピンは抗酸化作用を持ち細胞を丈夫にする。
細胞を作るたんぱく質と合わせるとそれぞれ、肌荒れ解消、免疫力向上の効果がUPする。
主な料理
★ 刺身 … 脂が少なく風味があり、魚本来のうま味を味わえる。
★ 塩焼き … 翼のようなヒレにもたっぷりと塩を塗りこみ、大きく広げて正に飛んでいるような姿で 焼き上げる。 脂が少ので、パサツキやすいため、焼き過ぎないこと。熱いうちに食べる。
□ その他 つみれ、フライなど
鮮度のチェックポイント
❶ ウロコが銀色で、全体に透明感があること ❷ 腹に弾力があること
※ 長く伸びているくちばしの下側が赤い物が新鮮。背びれや尾ビレが乾いてないものが良い。
※ 鮮度が低下するとワタ焼けで腹が褐色に変色する。
POPの訴求ポイント
❶ 低脂肪で高たんぱく、さっぱりして、おいしい魚
❷ 刺身、塩焼き、から揚げで味が引き立つ
SAMPLE
ニシン(鰊) 青魚
特 徴
昔は「春告魚」といわれ、春に北海道の西岸に押し寄せてきたが、
現在は漁獲量が減り、輸入物が増えてきています。
また、寿命は 20 年と魚の中でも長寿の部類に入る。卵巣は「カズノコ」となる。
旬
春~初夏・ 産卵時期の春に沿岸によってくるものが、 脂ののり、体重といい、非常においしい
主な産地
北太平洋に分布し、主に北海道西岸。 北海道、宮城県、岩手県
栄養素・ 健康効果
主な栄養素
(100g 当たり)
たんぱく質17.4g・脂質15.1g・カリウム350mg・カルシウム27㎎
レチノール18μg・ビタミンE3.1㎎・ビタミンB1217.4μg・ビタミンD 22μg たんぱく質は他の魚並みだが、脂肪が多いのでエネルギーは高い魚。ミネラル、ビタミンも豊富で、ビタミン A・D・B2 が多く含まれている。特に血栓症、骨や歯の成長、発育促進への働きが大きい。
健康効果の高い組み合わせ
❶ ニシン(たんぱく質)+ レモンなど(ビタミンC) = ストレス緩和・免疫力向上
たんぱく質とビタミンCはストレスで消費されるため、補給により緩和され、合わせて免疫力も向上する。
主な料理
★ 塩焼き … 骨離れが良く食べやすい。
★この他、ムニエル、味噌煮、マリネやフライ、生姜焼き、等、
□ 身欠きにしん … ニシンを腹側と背側に分け、頭と内臓を取り除き乾燥させたもの
販売上のポイント
❶ 季節を代表する魚なので旬の野菜などの関連販売を心がける。 ❷ 腹部が大きく傷みの早い。
鮮度判定のポイント
❶ 目が透き通っていること ❷ ウロコのきれいなこと ❸ 表皮がはっていること
POP訴求のポイント
❶ 春を味覚で感じる… ニシンは春を告げる魚と書きます。
❷ 今が旬。カズノコ入りのリッチな味わいを
身欠きニシン
SAMPLE
ヒラメ(平目) 白身魚
特 徴
ヒラメは高級魚で、種類はヒラメと舌ビラメの仲間数種が生存し、似た体形のカレイは何百種類もいる。
側扁した楕円形をなし、片側部に両目がついている変わった体形の魚です。‘左ヒラメの右カレイ’と言われ、
中には逆の形をしたヒラメもいる。くせのない白身の肉質は刺身の代表ともいわれる。
旬
9月~2月 特に、脂ののった寒中(1月~2月)はうまい。『寒平目』
主な産地
日本各地の沿岸に分布 青森県、北海道、愛媛県
健康効果の高い組み合わせ
ヒラメ(たんぱく質)+ にんじん(β-カロテン・ビタミンC)= 動脈硬化予防
細胞を丈夫にするたんぱく質と抗酸化作用のあるβ-カロテイン・ビタミンCの組み合わせで動脈硬化を予防
栄養素・ 健康効果
主な栄養素
(100g 当たり)
たんぱく質20.0g・脂質2.0g・カリウム440mg・カルシウム22㎎
レチノール12μg・ビタミンE3.0㎎・ビタミンB121.0μg・ビタミンD 3.0μg 脂肪の含有量も極く少量なので離乳食や病人食に適した魚。ホルモンや血液循環を促進する効果は高い。
底魚なのでゼラチン質が多く、骨の形成、皮膚組織の形成の働きがを助ける。
主な料理
★ 刺身 … 薄造りで三杯酢と紅葉おろし、またはワサビ醤油で食べるのが高級料理の一つ。
★ 昆布じめ … 産地で活け締めして脱血し、氷詰めにして半日間熟成したものを五枚(背骨を中心 背側の身ニ枚と腹側の身二枚)に卸し、身肉を昆布じめにする。
□ 大型のヒラメは切身にして、バター焼き、ムニエル、グラタンなどの西洋料理に使われる。
また、切身に塩を振って焼物や煮物にも好適。
販売上のポイント
❶ 生食の時はアニサキス幼虫が寄生している場合があるので注意。
鮮度チェックポイント
❶ 目が透き通っていて、エラが真紅なこと ❷ 身が厚く、ハリ、ツヤがあること
❸ 切り身はピンクに近い赤身であること
POPの訴求ポイント
❶ クセのない魚をアピールしましょう。 ❷ 小サイズはから揚げ、バター焼、煮付で。
SAMPLE
ブリ・ハマチ・イナダ 青魚
DHA、EPA、タウリンが豊富な栄養成分の宝庫 おいしく食べて、動脈硬化予防、脳の活性化
特 徴
通常、養殖のブリが“ハマチ”として流通している。ブリの仲間は、ブリ、カンパチ、ヒラマサのブリ3種で、
ブリとカンパチは、冬に旬を迎え、脂ののった寒ブリは有名。ヒラマサは夏に旬を迎える。
出世魚で成長とともに名前が変わる。イナダは、ブリの幼魚で体調40㎝前後のもの。
旬
① 冬 12 月~2 月 産卵に備えて脂がのり、体も充分に大きくなり、一番美味しい時期。
② 幼魚のいなだは、夏が旬
主な産地
日本各地の沿岸 ※生産量の約75%が養殖物
□ 養殖物): 鹿児島県・愛媛県・大分県 □ 天然物 : 岩手県・長崎県・島根県
栄養素・ 健康効果
主な栄養素
(100g 当たり)
たんぱく質21.4g・脂質17.6g・カリウム380mg・カルシウム5㎎
レチノール50μg・ビタミンE2.0㎎・ビタミンB123.8μg・ビタミンD 8.0μg ブリは青背の魚の中でもトップクラスの栄養を誇り、特にDHA(ドコ サへキサエン酸)とEPA(エイコ サぺンタエン酸)が多く含まれている。これらの脂肪酸は学習・記憶能力の向上に加え、動脈硬化・心筋 梗塞 ・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病(成人病)の予防効果がある。また、糖分やコレステロールの代謝 を促進するビタミンB1、B2、ナイアシン、歯や骨の素となり骨粗しょう症を防ぐカルシウムの吸 収を 促すビタミンDも豊富。
健康効果の高い組み合わせ
ブリ(たんぱく質・DHA・EPA)
+ ねぎ(ビタミンC・硫化アリル) = 動脈硬化予防、心筋梗塞予防
ブリのたんぱく質・DHA・EPAは、、コレステロールや中性脂肪を低下させ動脈硬化予防に働き、
ねぎのビタミンC・硫化アリルは抗酸化作用があり、細胞を丈夫にするため、両者を合わせると 効果が高い。
セールスポイント
SAMPLE
主な料理
★ 刺身 … 養殖物は脂たっぷりで、天然物は旬の味を共にお刺身で・・・。
★ 照焼き … つけ汁を多めに入れて、焼き煮の様に仕上げると保存性がよくなる。
★ 塩焼き … 焼き網にサラダ油を塗って、よく熱して焼くと、こびり付かない。
★ ぶりシャブ …脂の乗った寒ブリを薄く削ぎ、昆布出汁にサッとくぐらせてポン酢で
□ その他、ぶり大根など
販売上のポイント
❶ 刺身~切身~鍋物までSKUを多く展開
❷ 変色が速いので、補充はこまめに行ない、見切りのタイミングに気を付ける。
❸ アラ(カマ含む)も丁寧に商品化し、価値をつけて販売する。
鮮度のチェックポイント
❶ 身がしまって尻尾がピーンとしていること
❷ 背の青い部分、黄色の縞がはっきりしていること
❸ 腹が白いこと
POP訴求のポイント
❶ 真冬には、『寒ぶり』の品名に統一しましょう。
❷ 血合いや皮には、身以上に栄養がいっぱい。
( 鉄分やビタミンA、B、D。またはDHA・EPAなども豊富に含まれています )
❸ 養殖物は脂たっぷりで訴求、
❹ 天然物は旬の味を訴求
❶ 出世魚で成長とともに名前が変わる。
□ 関東 … ワカシ(30 ㎝まで)→ イナダ(50 ㎝まで)→ ワラサ(90 ㎝まで)→ ブリ
□ 関西 … ツバス(15 ㎝まで)→ ハマチ(40 ㎝まで)→ メジロ(60 ㎝まで)→ ブリ
※ 他にも地域によってさまざまな呼び名があります。
❷ 出世魚であるブリは縁起が良い魚とされ、
正月や祝事、贈答などに用いられてきた。
❸ 血合いや皮もすべて食べれる“ブリ大根”は 栄養満点