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シミュレーション結果

ゐ1 (4・119)

4.5 数値シミュレーション

4.5.2 シミュレーション結果

4・5・2.1モデルペースト型コントローラ,軌道追従制御

Figure4・3,4・4にモデルベースド型コントローラを用いて軌道追従制御を行った場合の シミュレーション結果を示す・Figu∫e4.3は位置,速度軌道,制御電圧,および電流の結果 で,Figure4・4は弾性振動の各モードに対する結果である.コントローラのゲインとパラ

メータはTもble4.3に示すように設定した.

1もble4・3:Gainsandparametersofthereferencemodel.

Parameter Symbol Value

Referencegaln 入1 10.0

Fbedbackgain(mechanicalsubsystem)

9.0

Fbedbackgain(deflectionrate)

7 0.54

Coilinductanceconstant Cl 6.00×10 5

[Hm]

Gapconstant C2 2.20×10‑3

Coilresistance 月e 4.75

[n]

Beammass54.0×10‑3

[Kg]

Gravityacceleration 9.80665

[m/sec2]

Figure4・3より位置,速度軌道はわずかな誤差を生じているが目標軌道によく追従して いることが確認できる.また,剛体モードyoの運動では定常偏差,振動もなく非常に良好 な応答が得られているといえる.Figure4.4より1次,3次,5次モードの振動が制御開始

時に励起されているが,これらの弾性振動は直ちに減衰され一定のたわみ量に収束してい ることが確認できる.これは,たわみ速度フィードバックが弾性振動の抑制に有効である ことを示している.一方,2次モードと4次モードは不可制御なモードであるため理論的

には振動は生じないが,シミュレーション結果では振動が生じているように見受けられる.

81 4.5.数値シミュレーション

O

X

【〓ニ〓〓〓7‥二 [>]法官一〇三コdロー

‑6.0

‑8.0

‑10.0

‑12.0 0.0

7.0

6.0 5.0

4.0 3・00

1.0 2.0 3.0 4.O

T血e[sec]

(a)Positiontrqiectory.

l l l

▲「 ◆‑ 1

O l.0 2.0 3.0 4.0 5.O

Time[sec]

(C)Inputvoltage.

てブ≡丁ぎ一=T一ノ

[まl口0ヒ∋U

l.0 2.0 3.0 4.0 5.O

Ti皿e[sec】

(b)Velocity叫ectory.

0 0 6.

4.

0

0 2.

〇.

1.5

1.0

0.5

0.0

l

I

I I

l

l l l

0.O l.0 2.0 3.0 4.O

Time[sec】

(d)Cu汀ent.

Figure4・3=Simulationresultofthemodelbasedcontro11er(trajectory).

5.0

しかし,その振幅は他のモードに比べて非常に小さいため0とみなすことができる.これ らの結果より得られたモデルベースド型コントローラは軌道追従制御に対して有効である とことが確認された.

Ⅹ10‑3

[且宍竃遥占

[且亡〇一10苫○□

[且宍名産占

ー2.736

‑2.738

‑2.740

‑2.742

‑2.744

‑2.746

1.1005 1.1000 1.0995 1.0990 1.0985 1.0980 1.0975

ー1.788

‑1.789

‑1.790

‑1.791

‑1.792

‑1.793

l

T

l

▼「▼ ▼1

l

2.0 4.0 6.O

Tlme[sec]

(a)Firstmode.

l

̲▼̲」ト̲【̲̲̲̲̲̲̲̲し̲̲

l

■▲十■■‑̀■■■ ‑■■‑'

xlO‑4

2.0 4.0 6.O

T血e[sec]

(C)Tb∬dmode.

■■「‑■「

+

xlO‑5

1

l l

一一・‑トーーーーーーーーーーー・‑」

l

2.0 4.0 (i.O

Time[sec]

(e)Fiftbmode.

[且宍宅遥占

官]□○州〕UU笥ロ

1.057 l.056 1.055 1.054 l.053

ー3.215 xlO‑Ⅰ8

l

⊥̲】̲̲̲̲̲】̲.→L▼̲▼̲̲̲▼̲▼J l

1

1 r

l

‑【▼「▼ ▼▼▼▼■▼「

2.0 4.0 6.O

T血e[sec]

仲)Secondmode.

2.0 4.O

Ti皿e[sec】

(d)Four也mode.

Figure4・4=Simulationres一ユ1tofthemodelbasedcontroller(de且ectionofeachmode),

83 4.5.数値シミュレーション

4.5.2.2 モデルベースド型コントローラ,ステップ入力に対する制御

FiglⅡe4ふ4.6にモデルベースド型コントローラを用いてステップ入力に対する制御を 行った場合のシミュレーション結果を示す.Figl∬e4.5は位置,速度軌道,制御電圧,およ び電流の結果で,Figwe4.6は弾性振動の各モードに対する結果である.コントローラのゲ インとパラメータはTabIe4.3に示した軌道追従制御の場合と同じ値を用いた.

Figl∬e4.5より位置軌道,速度軌道とも目標軌道の立ち上がりと同時に振動が生じてい るが,直ちに減衰して目標値に収束していることが確認できる.定常偏差もなく良好な制 御性能が得られている.弾性振動については各モードとも軌道追従制御よりも大きな振幅 の振動が生じているが,時間の経過とともに減衰して一定量のたわみに収束していること が確認できる.2次モードと4次モードの弾性振動は他のモードに比べて非常に小さいた め0とみなすことができる.

xlO‑3

【且宕≡SOh【>】払遥〇三nd三

‑6.0

‑8.0

‑10.0

‑12.0 0.0

10.0

5.0

0.0

1.0 2.0 3.0 4.O

Time[sec]

(a)PositiontraJeCtOry,

+

一‑‑‑‑ + +

■■■■■ +

+

【■一 + +

T 「▲

l l

一・」‑・一‑‑一=一◆‑‑【‑‑‑‑トーーーー㍗‑‑‑‑‑‑」

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.O

Time[sec]

(c)Inputvoltage.

[0ひ∽\五首8【U>

【皇)已むヒコU

0.15 0.10 0.05

0.00

0 5

0

つム

l

l

1.0 2.0 3.0 4.0 5.O

Time[secl

(b)VelocitytrqJeCtOry.

l I

I L l

l l

l

.」̲̲̲̲̲⊥̲̲̲̲̲L̲̲̲̲」̲

l l l l

l L

l l

+

l l

▲「】 ▲T 「▲◆ ▼▼1▼▼ ▼1

1 1 l

0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.O

T血e【sec】

(d)Cu汀ent.

Figwe4・5‥Simulationresultofthemodelbasedcontroller(trajectory).

xlO‑3

[旦宍竜遥占 「=こ〓=〓㌧三上‑[旦宍琶遥占

‑1.5

‑2.0

‑2.5

‑3.0

‑3.5

‑4.0

l

⊥̲̲̲̲̲】̲̲̲̲̲l̲̲▲̲̲

l l

■‑‑‑一一一一‑‑トーーー・‑・

l

一丁一一一一一一一‑+m‑‑

l

0.0

っー

∩川

一1.2

‑l.4

‑l.6

‑1.8

‑2.0

‑2.2

‑2.4

2.0 4.O

Time[sec]

(a)Firstmode.

2.0 4.O

Time[sec]

(c)Thlrdmode.

Ⅹ10‑5

▲▲ T ▲▲ }「

l l

‑■‑▲一一一‑‑‑‑‑‑‑トーーーーーーーー1 1

0.0 2.0 4.O

Ti皿e[sec]

(e)Fifibmode.

6.0

一〓】lミニノノL;l一∵ニ〓ニニンノニ・.二

1.6 l.4

】.ヱ 1.0 0.8 0.6