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シミ ュ レ ーショ ン 実験

第 5 章 幾何ラ ン ド マーク ベースの位置推定法における 磁場の併用 55

5.3 シミ ュ レ ーショ ン 実験

5.3 シミ ュ レ ーショ ン 実験

Fig. 5.2: Simulation experimental environment [55]

Fig. 5.3: Magnetic map used in the simulation experimental environment [55]

30 mと し た. ま た, すべて のセン サデータ に対し て , 適当な 正規乱数を 加え る こ と と し て いる . Fig. 5.2には, シミ ュ レ ーショ ン 実験の環境を 示す. 黒色の部分は, 幾何ラ ン ド マ ー ク と し て 利用でき る 物体を 示す. すなわち , Xが約-40から 30 mの地点では, LIADRを 用 いて 幾何ラ ン ド マーク を 観測する こ と ができ ない. こ の環境において , 一直線の指定経路を 設定し , 自己位置推定の結果に基づく 自律移動を 行わせた. 指定経路上のz軸方向の磁場強 度, およ びxy平面の磁場方位を 走行距離に従いプロ ッ ト し た図がFig. 5.3である . ロ ボッ ト はこ の磁場を 地図化し , 上記提案手法を 実行する も のと する . なお実験は, オド メ ト リ に よ る 位置推定, LIDARのみを 用いたMCL, およ び提案手法の3種類を 用いて 行っ た.

Fig. 5.4には, 各手法で自律移動を 行っ た際の走行軌跡を 示す. オド メ ト リ によ る 位置推 定のみでは, 累積誤差を 修正でき ずに, 大き く 経路から 逸脱する 結果と なっ た. LIDARを 用いたMCL, およ び提案手法で自己位置推定を 行っ た場合, 目的地ま でたど り 着く こ と が でき た. し かし LIDARのみを 用いたMCLの場合, 幾何ラ ン ド マ ーク が観測でき ない地点 で経路から 逸脱し て し ま う 結果と なっ た. こ れは, こ の地点で累積誤差を 修正でき なく なっ

5.3 シミ ュ レ ーショ ン 実験

Fig. 5.4: Trajectories by each method [55]

Fig. 5.5: Values of rz and rθ. These values are used as reliability of the magnetic field since these mean variation amount of the magnetic field. [55]

たためである . 対し て 提案手法は, 幾何ラ ン ド マ ーク が観測でき ない地点において も , 指定 経路の正確な追従を 実現し た. 実験中に計算さ れた式(4.5)と 式(4.13)の値を Fig. 5.5に示 す. 多く の地点で事前に設定し た閾値を 越え て いる のが確認でき , 磁場地図を 用いた姿勢修 正が行われている こ と が確認でき る . 姿勢修正を 行う こ と で指定経路の正確な追従ができ て いたこ と から も , 式(5.5)を 用いた姿勢修正の結果, ロ ボッ ト の姿勢が真値周辺で推定さ れ て いる こ と がわかる . こ れら の結果から , 磁場地図を 用いた位置推定法を 幾何地図ベースの 位置推定法に組み込むこ と で, 自己位置推定の精度を 向上さ せら れる こ と が確認でき た.

さ ら にFig. 5.6に は, LIDARのみを 用いたMCL, およ び提案法に おけ る パーティ ク ル の各成分(位置x, yと 姿勢θ)の標準偏差を 比較し た結果を 示す. 顕著な 違いが現れて いる のは, y軸およ びθ軸方向に関する 分布である . 提案手法では, 磁場地図を 用いた姿勢修正 を 行い, その結果を 反映し て パーティ ク ルの姿勢の提案分布を 修正する . そのため, 姿勢修 正が行われた場合には, 姿勢の分布を 小さ く さ せる こ と が可能である . 前述の通り , こ の際