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(9) VRRP

6.2  コンフィグレーションの編集方法

!OFFICE01(config)#

1. パラメータを指定しない場合は,編集中のコンフィグレーションの内容をすべて表示します。

図 6‒9 設定済みのすべてのインタフェース情報を表示

OFFICE01(config)# show interface gigabitethernet <-1 interface gigabitethernet 1/1

shutdown

!interface gigabitethernet 1/2 shutdown

!

OFFICE01(config)#

1. 編集中のコンフィグレーションのうち,設定済みのすべてのインタフェースを表示します。

図 6‒10 指定のインタフェース情報を表示

OFFICE01(config)# show interface gigabitethernet 1/1 <-1 interface gigabitethernet 1/1

shutdown

!OFFICE01(config)#

1. 編集中のコンフィグレーションのうち,ギガビットイーサネットのインタフェース 1/1 を表示します。

図 6‒11 インタフェースモードで指定のインタフェース情報を表示 OFFICE01(config)# interface gigabitethernet 1/1

OFFICE01(config-if)# show <-1 interface gigabitethernet 1/1

shutdown

!

OFFICE01(config-if)#

1. 編集中のコンフィグレーションのうち,ギガビットイーサネットのインタフェース 1/1 を表示します。

(3) 編集中のコンフィグレーションとランニングコンフィグレーションとの差分の確認

コミットモードが手動コミットモードの場合,コンフィグレーションを編集すると,ランニングコンフィグ レーションとの間に差分が発生します。編集中のコンフィグレーションとランニングコンフィグレーショ ンとの差分の確認例を次の図に示します。

図 6‒12 編集中のコンフィグレーションとランニングコンフィグレーションとの差分の確認例 OFFICE01(config)# show > edit-config <-1

OFFICE01(config)# quit

The changes to the configuration have not been saved.

Do you want to exit configure mode without saving the changes? (y/n): y OFFICE01# show running-config > running-config <-2

OFFICE01# diff running-config edit-config <-3

1c1< #Last modified by operator at Fri Nov 16 12:00:00 20XX UTC with version XX.XX ---> #Last modified by operator at Fri Nov 16 12:00:01 20XX UTC with version XX.XX 8a9> speed 1000

1. 編集中のコンフィグレーションの内容をすべてファイルに出力します。

2. ランニングコンフィグレーションの内容をすべてファイルに出力します。

3. 編集中のコンフィグレーションとランニングコンフィグレーションとの差分を出力します。ランニン グコンフィグレーションからの変更内容を確認できます。

6.2.3 コンフィグレーションのコミットモードの設定

(1) コミットモードの確認

コンフィグレーションを編集する前に,コンフィグレーションのコミットモードを確認します。コミット モードの確認例を次の図に示します。

図 6‒13 コミットモードの確認例

# configure

(config)# status <-1 File name : running-config

Commit mode : Auto commit <-2

Last modified time : Thu Oct 11 12:00:00 20XX UTC by operator (not modified) Buffer : Total XXXXXXXXXX Bytes

Available XXXXXXXXXX Bytes (XXXX%) Fragments XX Bytes (XXXX%)

Login user : USER operator LOGIN Fri Oct 12 12:00:00 20XX UTC edit (config)#

1. コンフィグレーションモードで status コマンドを実行します。

2. 編集中のコンフィグレーションの情報が表示されるので,「Commit mode」の内容を確認します。

「Auto commit」と表示される場合,現在のコミットモードは逐次コミットモードです。「Manual commit」と表示される場合,現在のコミットモードは手動コミットモードです。

(2) コミットモードの設定

コンフィグレーションのコミットモードを設定します。コミットモードを逐次コミットモードから手動コ ミットモードへ変更する場合の設定例を次の図に示します。

図 6‒14 逐次コミットモードから手動コミットモードへの設定例 (config)# configuration commit-mode manual <-1

!(config)#

1. 手動コミットモードを設定します。手動コミットモードの設定はすぐにランニングコンフィグレー ションに反映されるため,設定した時点で,手動コミットモードに移行します。

コミットモードを手動コミットモードから逐次コミットモードへ変更する場合の設定例を次の図に示しま す。

図 6‒15 手動コミットモードから逐次コミットモードへの設定例 (config)# no configuration commit-mode <-1

!(config)# commit <-2 A commit of the configuration finished successfully.

(config)#

1. 手動コミットモードの設定を削除します。

2. 1.の内容を,commit コマンドでランニングコンフィグレーションに反映して,スタートアップコンフィ グレーションに保存します。commit コマンドの実行が完了した時点で,逐次コミットモードに移行し ます。

6.2.4 コンフィグレーションの追加・変更・削除

(1) コンフィグレーションコマンドの入力

コンフィグレーションコマンドを使用して,コンフィグレーションを編集します。また,コンフィグレー ションのコマンド単位での削除は,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定することで実現 できます。コンフィグレーションの編集例を次の図に示します。

図 6‒16 コンフィグレーションの編集例

(config)# interface gigabitethernet 1/1 <-1 (config-if)# description "PORT001" <-2 (config-if)# exit

(config)#

(config)# interface gigabitethernet 1/1 <-3 (config-if)# no description <-4 (config-if)# exit

(config)#

1. ギガビットイーサネットのインタフェース 1/1 にモードを移行します。

2. 補足説明を設定します。

3. ギガビットイーサネットのインタフェース 1/1 にモードを移行します。

4. 補足説明を削除します。

機能の抑止を設定するコマンドでは,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定して設定して,

機能の抑止を解除する場合に「no」を外したコンフィグレーションコマンドを入力します。機能の抑止お よび解除の編集例を次の図に示します。

図 6‒17 機能の抑止および解除の編集例

(config)# no ip domain lookup <-1 (config)# ip domain name router.example.com <-2 (config)# ip name-server 192.0.2.1 <-3 (config)# ip domain lookup <-4

1. DNS リゾルバ機能を無効にします。

2. ドメイン名を router.example.com に設定します。

3. ネームサーバを 192.0.2.1 に設定します。

4. DNS リゾルバ機能を有効にします。

(2) 入力コマンドのチェック

コンフィグレーションコマンドを入力すると,入力されたコンフィグレーションに誤りがないかすぐに チェックされます。エラーがない場合は次の図に示すようにプロンプトが表示されて,コマンドの入力待ち になります。なお,入力したコマンドが反映される契機はコンフィグレーションのコミットモードによって 異なります。

図 6‒18 正常入力時の出力

(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# description "PORT001"

(config-if)#

エラーがある場合は次の図に示すように,入力したコマンドの行の下にエラーの内容を示したエラーメッ セージが表示されます。この場合,入力したコンフィグレーションは反映されないので,入力の誤りを正し てから再度入力してください。

図 6‒19 異常入力時のエラーメッセージ出力 (config)# interface tengigabitethernet 1/1 (config-if)# description

description ^

% The command at the ^ maker is invalid.

(config-if)#

6.2.5 ランニングコンフィグレーションへの反映

(1) 逐次コミットモード

コンフィグレーションのコミットモードが逐次コミットモードの場合,コンフィグレーションの編集内容を すぐにランニングコンフィグレーションに反映します。逐次コミットモードでのランニングコンフィグ レーションへの反映例を次の図に示します。

図 6‒20 ランニングコンフィグレーションへの反映例(逐次コミットモード)

(config)# interface gigabitethernet 1/1

(config-if)# description "PORT001" <-1

!(config-if)# exit

!(config)#

1. コンフィグレーションを編集します。コマンドの実行が完了した時点で,ランニングコンフィグレー ションに反映します。

(2) 手動コミットモード

コンフィグレーションのコミットモードが手動コミットモードの場合,commit コマンドを実行すること で,コンフィグレーションの編集内容を一括でランニングコンフィグレーションに反映して,スタートアッ プコンフィグレーションに保存します。手動コミットモードでのランニングコンフィグレーションへの反 映例を次の図に示します。

図 6‒21 ランニングコンフィグレーションへの反映例(手動コミットモード)

(config)# interface gigabitethernet 1/1

(config-if)# description "PORT001" <-1

!(config-if)# exit

!(config)# commit <-2 A commit of the configuration finished successfully.

(config)#

1. コンフィグレーションを編集します。コマンドの実行が完了した時点では,ランニングコンフィグレー ションに反映しません。

2. commit コマンドを実行します。編集内容を一括でランニングコンフィグレーションに反映して,ス タートアップコンフィグレーションに保存します。

コンフィグレーションを編集したあと,編集内容を破棄して指定したコンフィグレーションの内容に戻す場 合は,rollback コマンドを使用します。コンフィグレーションの編集内容を戻す例を次の図に示します。

図 6‒22 コンフィグレーションの編集内容を戻す例 (config)# interface gigabitethernet 1/1

(config-if)# description "PORT001" <-1

!(config-if)# exit

!(config)# rollback running <-2 The configuration being edited will be discarded.

Do you want to roll back the configuration? (y/n): y A rollback of the configuration finished successfully.

(config)#

1. コンフィグレーションを編集します。コマンドの実行が完了した時点では,ランニングコンフィグレー ションに反映しません。

2. rollback コマンドを実行します。編集中のコンフィグレーションの内容が,指定したコンフィグレー ション(この例ではランニングコンフィグレーション)の内容に戻ります。

6.2.6 コンフィグレーションのファイルへの保存

(1) スタートアップコンフィグレーションファイルへの保存

save コマンドまたは commit コマンドを使用すると,編集したコンフィグレーションをスタートアップコ ンフィグレーションファイルに保存できます。

逐次コミットモードでのコンフィグレーションの保存例を次の図に示します。

図 6‒23 コンフィグレーションの保存例(逐次コミットモード)

# configure <-1 (config)#

:

: <-2 :

!(config)# save <-3 (config)#

1. コンフィグレーションの編集を開始します。

2. コンフィグレーションを編集します。

3. スタートアップコンフィグレーションファイルに保存します。

手動コミットモードでのコンフィグレーションの保存例を次の図に示します。

図 6‒24 コンフィグレーションの保存例(手動コミットモード)

# configure <-1 (config)#

:

: <-2 :

!(config)# commit <-3

A commit of the configuration finished successfully.

(config)#

1. コンフィグレーションの編集を開始します。

2. コンフィグレーションを編集します。

3. commit コマンドを実行します。編集内容を一括でランニングコンフィグレーションに反映して,ス タートアップコンフィグレーションに保存します。

(2) グローバルコンフィグレーションモードでのコンフィグレーションファイルへの部分保 存

save コマンドで subset パラメータにコマンド名を指定すると,編集中のコンフィグレーションのうち,指 定したコマンド名のコンフィグレーションをファイルに保存します。指定したコマンド名のコンフィグ レーションをファイルに保存する例を次の図に示します。

図 6‒25 指定したコマンド名のコンフィグレーションをファイルに保存する例 (config)# show <-1 :

: :